各地で寒波が到来し、3年前に寒波とともに到来した新型コロナウイルスは、現在も感染し続け、全国で3,200万人も感染したようですが、ワクチンの接種が進み、政府も季節性インフルエンザ都道などの感染症法上での位置づけを「5類」に引き下げて、コロナ禍は新たな局面をむかえることになりそうです。
寒いときは暖かい鍋物でも食べて体調を整え、免疫力をつけてウイルスに負けないようにしたいものです。“暖かい鍋物”といえば、おじやと雑炊を思い浮かべます。
「おじや」や「雑炊」は、暖かいというより熱いうちに食べるべきで、冷めるとおいしくありません。「雑炊」はご飯を洗ってから使い、塩や出汁で作ったものを言い、具が多くミソなどで味を付けて食べるため栄養タップリです。「おじや」は少し粘り気があります。
「おじや」は、鍋料理や煮込み料理を意味するスペイン語「olla(オジャ)」から、見た目と似ているという説と、雑炊と比べて少し粘り気があることや、ミソやしょうゆで味付けし、煮るときに「じゃ-じゃ-」という音がして、名前が付いたとも・・・・。
「ぞうすい」は、戦後、食べ物の事情が困難な時期に、増量が目的でご飯に水を入れて量を増やしたことから「増水」と書いたようです。魚、貝などの海鮮の具材を入れるようになってから「雑炊」と表記されるようになったとか・・・。
おじやも雑炊も、言葉の起源、由来など、生まれた歴史や過程は違いがあるようですが、どうやらどちらも同じものだという考え方が一般的のようです。しかし、こだわる人は今でも、それぞれの料理は違うものだという人がいるようです。やれ・やれ・・・・・。
寒い夜は、コロナに負けないように日本酒の熱かんで鍋料理の後、「おじや&雑炊」が最高ですね・・・。