ゴールデンウィークは、V・ファーレン長崎U-18のプリンスリーグ九州ホーム連戦でした。
5月3日は第5節は県リーグから昇格してきた筑陽学園戦。
結果は2-2の引き分けでした。
立ちあがり、形が第3節(北内新監督就任によるU-18の変化▪プリンスリーグ2018九州 第3節 V・ファーレン長崎U-18vs鹿児島城西)と違うなあと思っていたら、いきなり失点。
ミラーゲーム気味で前からかなりプレッシャーかけられて、普通にロングボールも蹴っていたし、繋げないのか繋がないのか、第3節でのやり方があまりなかった前半でした。
奪われてからのカウンターも筑陽はスピードがあり、切り替えの速さを見せました。
V・ファーレンは苦しんでいるように見えて、見ているこちらとしてもなかなか辛いものがありましたね。
ただ、それでも5酒井亮選手が声を出してチームを鼓舞します。
追加点は取られずに持ちこたえ、逆にコーナーキックに酒井選手が飛び込むと、競った相手に当たりオウンゴール。
同点に追いつきます。貴重なゴールでした。
後半、選手を代えながら逆転のチャンスを窺いますが、筑陽にフリーキックから決められ、1-2。
敗戦の危機。
しかし、諦めない。
アディショナルタイム4分、ペナルティエリアすぐ外で得たフリーキックを8田畑篤郎選手が直接叩き込み同点。
何とか負けずにすみました。
見ていて、監督はボールを保持して繋ぐサッカーをしたいのかなという印象を受けますが、この試合に関しては選手たちは前からプレスに来られたり、奪われてカウンターを受ける状況に苦しんでいるように見えました。
それでも追いつく粘り強さを見せたのは素晴らしかったです。
さて、続く5月5日は第6節神村学園戦です。
10岡野凜平選手をスタメンに戻し、23高尾翔選手を起用した4-3-3。
高尾選手は球際で頑張って収められる選手です。
4-1-4-1よりも両ワイドがやや高い位置でプレーするのが特徴ですね。
ただ、相手の布陣もV・ファーレンの布陣に対してハメられるような形だったので、どうかなと思いましたが、選手たちは落ち着いていたように思います。
組み立ては20浦道選手も助け、片方のサイドばかりにならないように、サイドチェンジもよく出来ていました。
ボールを奪われてからのカウンター対策にしても、1朝長選手の指示などからだいぶ気を遣ってプレーしているように見えて、安心感がありました。
あとは得点というところですが、チャンスはありつつも決まらず、0-0の引き分け。
勝てなかったことは残念ですが、筑陽戦と違い、安定感のある戦いが出来ていたと思うので、個人的にはこれをベースにコンビネーションを磨いていけばいいのでは思いますが、さてどうなるでしょうか。
ここでプリンスリーグは6月後半まで中断し、V・ファーレンなどのクラブチームはクラブユース選手権、高校のチームは高総体が始まります。
V・ファーレン長崎U-18の初戦は、
5月13日(日)17:00 長崎県体育協会人工芝グラウンド vs西南FC U-18
です。
2回勝ってベスト4に残れば、全国大会に出場します。
3年ぶりの全国を実現してほしいです。
応援よろしくお願いします!