長崎ぺんぎん日和

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配置を生かした神村学園▪プリンスリーグ2019九州 第8節 V・ファーレン長崎U-18-神村学園

2019-06-27 21:00:00 | V・ファーレンU-18
九州クラブユース(U-18)選手権は優勝で幕を下ろしましたが、全国大会の前にプリンスリーグが再開されています。

久しぶりの田中町です。


第8節、神村学園戦です。クラブユース優勝の勢いを見せてほしいところ。


スタメンとフォーメーション。神村学園のほうは前半20分くらいまでのポジションです。


立ち上がりからしばらくはV・ファーレンがボールを運べて、シュートまでいっていました。

しかし、クーリングブレイク(給水タイム)に神村学園が修正を加えてから流れが変わります。ポジションチェンジも行なってきました。


簡単に表すと、ボールを持つと神村はこのような配置になり、左サイドバックの13下川床選手が中盤の選手として振る舞い、前の5人が高い位置を取り、V・ファーレンの4バックに対して数的優位。

これにより、V・ファーレンは1stディフェンスの基準をずらされたように感じました。

そして、失点。
ボールを運ばれ、右サイドからのクロスを左大外でフリーになっていた18樋渡選手がヘディングで決めます。

これは狙い通りだったでしょうね。

配置の優位を生かした見事なゴールでした。

0-1で前半終了。


後半はV・ファーレンがボールを保持しますが、神村は4-1-4-1から4-4-2可変でV・ファーレンの4-4-2に対して数的同数プレッシング。当たりも強く速く、なかなか運べません。


V・ファーレンも配置を変え、選手交代をしながらボールを運び、徐々に運び始めます。


終盤は右サイドで作って、左サイドでフリーの5西山選手へという場面を何度か作りますが、ゴール前はしっかりケアされ、シュートは防がれてしまいます。


0-1で試合終了。

ここのところ取られたら取り返してきたチームですが、難しい試合となってしまいました。

1点を失ってから、神村の圧力や距離感の良さに対して考えてしまう場面が見受けられたので、難しさを感じました。

次は3節延期分、サガン鳥栖U-18戦です。サガンはクラブユース決勝では不在だった本田風智選手、相良竜之介選手、中野伸哉選手がいるでしょう。

そのサガンにどれだけ出来るか改めて見せてほしいです。




第3節 延期分
V・ファーレン長崎U-18 - サガン鳥栖U-18
6/29(土) 16:00 十八銀行フィールド