以前、長崎南山高校サッカー部を応援し始めた経緯を(こちら)に書きました。
ここにも登場する西田晃典くん(V・ファーレン長崎U-15→長崎南山高校サッカー部→福岡大学在学中)が福岡市で友人と立ち上げたチームがあります。
「FC.Libre」というチームで、現在福岡市社会人サッカーリーグ「8(エイト)リーグ」に参戦中です。
メンバーは西田くんの元チームメイトや友人ら、長崎出身で福岡在住の選手を中心に構成され、私にも高総体、選手権、県リーグで見ていた馴染みがある顔が並びます。
そのFC.Libreが7/5に大村市古賀島スポーツ広場で練習試合をするので、西田くんから「見に来てください」と声をかけてもらい、行ってきました。
私が南山を応援するきっかけとなった千村隼斗くん。相変わらずの好セーブとコーチング。
鎮西学院の元キャプテンであり、西田くんとはV・ファーレンU-15の同期でもある前田圭吾くん。
南山出身で現在スケアクロウズ北九州という社会人チームでもプレー。個人的にも面識がある松木海斗くん。
相手の中盤の間で受けて前を向いてドリブルを仕掛けたりラストパスを送る西田くんのプレーにも久しぶりにわくわくしました。
長崎県社会人チームである、KOOL大村と2本、大村クラブと1本行いました。
0-2 KOOL大村
1-0 大村クラブ
0-5 KOOL大村
前田くんのゴールで大村クラブには勝ちましたが、KOOL大村には完敗。
FC.Libreも所々で個の上手さを発揮していましたが、運動量も組織力も全然違いましたね。特に3本目は足が止まり何度も裏を取られてGKの千村くんが忙しそうでした。
元々集まれる機会も少ない上、コロナで久しぶりの実戦ではそれも致し方ないです。
西田くんは悔しさや課題を口にしていましたが、同時にサッカー出来る喜びも感じ取れました。
西田くんにFC.Libreの活動について、話を聞いてみました。
Q.FC.Libreはどういう経緯で作られたんですか?
A.福大にはあまりピンとくるサッカーサークルがなかったので、1年の時に僕が友達とサークルとして作りました。そのあと福岡市の独立リーグに入ることになって、参加する人も少なくなってきて勝てないから千村とか福岡のメンバーに声掛けて今になってる感じですね。
Q.サッカー部に入らずに、サッカーサークルを作った理由は?
A.高校サッカーでサッカーに対する熱が冷めてしまったこととプロを目指す集団の中でやっていく自信がなくなったことです。
Q.FC.Libreを作って、やっていく上で良かったと思うことは?
A.思いのほか南山や鎮西、Vファーレン(アカデミー)など長崎で一緒にサッカーやってきた選手が福岡に多く、また同じチームでサッカー出来る環境を作るきっかけとなれたことです。
Q.逆に大変だと感じたことは?
A.サークルということで、部活動とは違い選手間で温度差が出ることがありました。
サークルであるためあくまで平等があっての勝利で誰もが楽しむ環境作りつつ自分も楽しむスタイルを突き通すのは初めは難しかったです。
Q.チームのアピールポイント、また注目選手は?
A.Libreはスペイン語で自由?と言う意味であり、名前の通りのびのびと自由にプレーすることで一人一人の良さが出ていると思います。楽しんでサッカー出来てることで自然と運動量も増えボール保持率も高く攻撃的なサッカーができる所が魅力です。
特に突出した選手はいず、チーム力が高い所に注目してもらいたいです。
Q.これからチームをどうしていきたいですか?
A.理想は歳重ねて30歳、40歳となっても全員とは言わないですが一緒にボールを蹴れていれたらいいなと思います。
来年には大学4年生になり参加できる機会が減ると思うので潰れることなく活動し続けられたらなと思います。
近い目標としては、9月から始まるリーグ戦で優勝することと、冬にある福岡市長杯では決勝戦がベスト電器スタジアム(アビスパ福岡のホームスタジアム)で行われるためそこで試合をすることを目標に頑張っていきたいとおもいます。
ありがとうございました!
プロを目指す選手を応援するのも楽しいですが、かつてのサッカー小僧たちがプレッシャーから解放されて楽しみたいという想いでサッカーをする姿を見ることも、とても感慨深いものがありました。
なかなか福岡までリーグを見に行けないかもしれませんが、これからもFC.Libreを応援したいと思っています。
声をかけてくれて、本当に嬉しかったです
試合情報は公式サイトに掲載されますので、興味ある方はぜひ応援に!