1月6日、V·ファーレン長崎U-18所属·安部大晴の2022シーズンからのトップ昇格(プロ契約)が発表されました。
【安部 大晴選手 プロ契約締結のお知らせ】
— V・ファーレン長崎 公式 (@v_varenstaff) January 6, 2022
V・ファーレン長崎は、 #安部大晴 選手が、2022シーズンよりプロ契約を締結することをお知らせいたします。
また、🗓️1月7日(金)に記者会見を実施🤲
その様子は後日公式YouTubeで公開します🎥
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アカデミーからのトップ昇格は林田隆介(2017)、江川湧清(2019)、五月田星矢(2021)(敬称略)に次ぐ4人目。
卒業後の内定ではなく、U-18在籍中(高校生)でのプロ契約は初。そしてU-12から所属する選手としても初。
他クラブでは、2019年にサガン鳥栖U-18の松岡大起(現·清水エスパルス)が高校3年生の6月でプロ契約というケースがあったので、安部についてもあり得る状況だと感じてはおりました。その他、2015年12月に当時高校2年生だったアビスパ福岡U-18の冨安健洋(現·アーセナル=ENG)がプロ契約となったケースも同様。
安部は昨年まではU-18に所属しながらトップチームの試合に出場可能となる2種登録でしたが、新シーズンからはトップチームのプロ選手としてサラリーも受け取ることにもなるわけですが、おそらくU-18の公式戦にも出場は可能。どの程度の割合になるかはチームの判断になりそうです。
⬛U-15からの軌跡
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【2017年】
中学生になりたての5月。
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まだ小さかったですが、最初から10番を付けていて、高い技術で中心になっているのがわかりました。
その年はすぐに2年生のチームでプレー。ここからもう1学年飛び級でプレーするサッカー生活が始まっていたように思います。
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【2018年】
3年生と共に主力として県リーグを戦い、11月の九州リーグチャレンジ大会(写真)へ。
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2回戦で敗れてしまい、九州リーグ昇格はならなかったものの、その左足は違いを作り出していました。それまでは前線の選手というイメージでしたが、この頃にはボランチが主戦場になっていました。
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【2019年】
年明けから九州クラブユースU-17大会(U-18)の新人戦でプレー。中2の段階でU-18のチームでプレーしたことなります。
この年は初めからU-18で練習していました。
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8月後半の宅島建設杯からはU-15に戻り、キャプテンとしてチームを引っ張ります。
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チームは優勝し、最優秀選手に選出。
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11月の高円宮杯U-15サッカー大会九州予選。ここでU-15を卒業。
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すぐU-18でプレー。2ndチームの県リーグではスタメンで得点やアシストで違いを見せつつ、1stチームのプリンスリーグでもデビュー。
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【2020年】
9月のスーパープリンスリーグ。コロナ禍で試合がままならない年になりましたが、1stチームでも主力に定着。五月田とのコンビはボールの循環に欠かせないものとなっていました。
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11月、九州クラブユースU-18大会で全国大会出場に貢献。
また、U-16代表候補にも初選出となります。
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【2021年】
昨年は皆さんご存じのように、2種登録選手として、トップとU-18の二足のわらじを履きつつ、代表にもコンスタントに呼ばれる1年。
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Jリーグデビューを果たし、天皇杯ではフル出場も果たします。
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U-18でもしっかり出場しつつ、日本クラブユース選手権出場とプリンスリーグ九州優勝に貢献。
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プレミアリーグプレーオフでは悔しい思いをしたと思いますが、こういうときにチームを勝たせられる選手になってほしいなと。
⬛ポジションとプレースタイル
●ポジション
ボランチが本職でありながら、元々攻撃的なタイプなので右サイドハーフやトップ下、FWにも対応。
●プレースタイル、特徴
·簡単に奪われないボールコントロール
·広い視野があり、中盤でためを作り、左足で左右に正確なパスを振る
·バイタルエリアから左足の正確なミドルシュート
·右サイドからドリブルでカットインからチャンスメイク
·オフザボールで相手の裏をとる動きは課題(?)
·守備の局面での対人の部分は課題(?)
大きな特徴は以上のような感じでしょうか。
トップチームでも途中出場で右サイドに入ることもありつつ、天皇杯ではボランチで出場しているので、2022年もそういう起用になるかもしれません。
ただ、トップチームではまだ長所を出せていないように見えます。出場時間の短さもあるかもしれませんが。プロのフィジカルやスピードにもっと慣れてくれば、やってくれるはずと信じています。
すでにトップチームで普通に練習して普通にやれているという話は松田監督やトップの選手からの言葉もわかるので、それまでそう遠くないでしょう。松田流には2018年から慣れ親しんでいる点もポジティブ。
期待は大きいと思いますが、謙虚に吸収しながらやっていけば道は拓けるはず。
頑張れ安部ちゃん!
記者会見