9月4日、「高円宮杯JFA U-18サッカーリーグ2022長崎県リーグ1部」12節 V·ファーレン長崎U-18(2nd)と長崎南山の試合が創成館グラウンドで開催しれ、V·ファーレンが2-0で長崎南山に勝利しました。
スタメンとフォーメーション。
V·ファーレンは前節の創成館戦からは数名入れ替え。それにベンチには1stチームで主力でもあり怪我で欠場していた大山晃生と七牟禮蒼杜がおり、復帰戦になりそう。
南山は1年生が5人スタメン。前節は長崎日大に0-6で敗れており、選手権に向けて守備の立て直しが急務。
立ち上がりからV·ファーレンがボールを保持。サイドから前進しFW18松尾にボールが集まりますが、南山も4-4-2ブロックでまずは守備からの意識が強く、特に自陣ゴール前では自由にやらせません。
南山も奪ってから2トップの11岩橋、9宮之原に預けてカウンターを打ちたいところですが、そこは切り替えの速さで上回るV·ファーレンが潰し、なかなか前進が難しい状況。
35分頃になってようやく南山にもシュートやコーナーキックの場面が訪れますが、決定機までには至らず。
しかし、流れはすぐにV·ファーレンに。25田口のシュートは南山GK1小田がセーブ。18松尾のシュートはポストに当たるなど、決定機でしたが決まらず。
0-0で前半終了。
後半も同様にV·ファーレンが押し込み、南山が耐えながらカウンターを狙いたい展開。3-4-3のような形にフォーメーションを可変してボールを持つV·ファーレンが優位性を示していましたが、やはりペナルティエリア周辺での南山の守備の前に決定機を作れず。
後半26分にV·ファーレンは3大山と9七牟禮を投入。
すると、30分。V·ファーレンはこの日はCBに入っていた34夫津木がドリブルで持ち上がり相手を中央に引き付けておいて空いた右サイドへパス。右からのクロスのこぼれを9七牟禮が決めて先制。
すぐにゲームを動かすと、36分にも9七牟禮。中央のパス交換から左サイドでフリーの25田口の左足クロスを合わせて2-0。やはり、1stチームのエースであり、トップチーム2種登録で天皇杯出場経験もある七牟禮でした。
そのまま2-0でV·ファーレンが勝利し、5勝目をあげました。
ただ、南山も5バックにしないで守備を立て直そうという意志を見せた試合だと思います。選手権に向けて頑張ってほしいです。
さすがの2得点。七牟禮蒼杜。
さすがの2得点。七牟禮蒼杜。
怪我でなかなか思うようにプレー出来ないことを悔しがってもいました。
しかし、V·ファーレンはプリンスリーグがこれから上位のサガン鳥栖U-18(2nd)と神村学園との連戦ということで、それに向けて気持ちも入っているようです。
頼むよエース!🔥