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[3月3日(日)13:30 KYFA 2023年度 第33回九州クラブユース(U-17)サッカー大会 3位決定戦 @佐賀市健康運動センター天然芝]
サガン鳥栖U-18 1(1-0/0-0)0 V·ファーレン長崎U-18
得点者
9分 渡邊 翔音
サガンは大分トリニータU-18に、V·ファーレンはアビスパ福岡U-18にそれぞれ準決勝で敗れて、迎えた3位決定戦。
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スタメンとフォーメーション。
この大会Bチームで戦っていたサガンはプレミアリーグを戦うAチーム(2種登録の鈴木大馳、黒木雄也は不在)。V·ファーレンは新3年生が学校行事で不在のため、新2、1年生のみという試合。時々こういうことがある育成年代。
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立ち上がりはサガンが球際の強さとパスのテンポの速さで優位に立ち、背後を取る場面が頻出。
3分、サガン26東口藍太郎(新2年/サガン鳥栖U-15)が抜け出してシュートはV·ファーレンGK1原嶋海翔(新2年/大分トリニータU-15)がセーブ。
9分、サガンの左サイドのシンプルな崩しから抜け出した選手をGK1原嶋がエリア内で倒したという判定でPK。これをサガン23渡邊翔音(新3年/サガン鳥栖U-15)が決めて先制。
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しかし、V·ファーレンもここからギアを上げ徐々にサガンのフィジカルやスピードに対応。なかなか前進も難しかったところ、15分には繋いでクロスまで。
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19分、V·ファーレン20北口輝我(新2年/セレッソ大阪和歌山U-15)のミドルシュートはサガンGK12井本航太(新3年/JFAアカデミー福島WEST U-15)がナイスセーブ。
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24分、V·ファーレンのコーナーキックから4田中友章(新1年/V·ファーレン長崎U-15)が左足シュートはバーの上。
サガンが前からプレッシングのためか、V·ファーレンの2トップへのプレッシャーが甘くなり、そこに当てるボールからセカンドを取って前進する場面もありました。
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30分前後からはまたサガンが圧力を強め、コーナーキックの連続。
V·ファーレンがミドルブロックを組んでいて縦パスがなかなか差せない中で、長いボールでシンプルに裏を狙うことが増えたように思います。
1-0で前半終了。
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後半も同じように試合に入れたV·ファーレンでしたが、サガンが対応して起点のFWを抑える場面も増え、徐々にサガンが押し込むというか、V·ファーレンは後ろでボールを保持しても前進出来ずに回収されるという展開になっていった気がします。
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ただ、サガンも攻撃面ではパワーをそれほど出せず、後半から前半はCBだった190cmの15大場章太郎(新3年/サガン鳥栖U-15)をFWに上げてきましたが、高さで優位性は出せていなかったように思いました。
19分、サガンはプレッシングから高い位置で奪った28古賀稜麻(新2年/サガン鳥栖U-15)がシュートはGK1原嶋キャッチ。
21分、サガン途中出場31原口幸之助シュートもバーの上。
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V·ファーレンが後ろでボールを持つ時間を経て、30分前後からサガンが押し込み始めます。シュートまで場面も作りますが、GK正面で終わっることが多かったように思います。V·ファーレン守備陣も粘り強く寄せてフリーでシュートを打たせないように出来ていました。6水田咲哉(新2年/FC雲仙エスティオール)、2大束誠人(新2年/V·ファーレン長崎U-15)はCBが本職ではないと思うのですが、よく対応出来ていたと思います。
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V·ファーレンはカウンターの場面は作れてはいましたが、フィニッシュまではいけず、ここは課題かなと。
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1-0で勝利したサガンが3位、V·ファーレンは4位で大会を終えました。
サガンがどの程度まで本調子だったかは測りかねますが、V·ファーレンのベースである4-4-2のゾーンディフェンスは通用していたと思います。これを忘れずに攻撃のクオリティを高めてくれれば、プリンスリーグでも県リーグでもやれるのではと感じました。
このあとV·ファーレンはイギョラカップ、ガバナーカップでの強化を経て4月からのリーグ戦に臨みます。