長崎市西山本町「珈琲 吉田屋」。
西山神社に初詣に参りましたら、すぐ下にある古民家。
え、お店?ここで抹茶やコーヒーがいただけるそうで。以前は「CAFE妙見茶房」というお名前だったそうですね。
この一帯は幕末は土佐藩が所有していた地で、三菱造船の大番頭·山田氏が明治45年に建築の建物。およそ100年前ですね。
そして、2023年には「長崎市都市景観賞 奨励賞」を受賞されたとのこと。
釘を使用しない木組み式の家屋には、現在の店主さんが描いた水墨画などが展示されています。
庭園では樹齢三百数十年の梅。背後には英彦山が展望出来ます。梅の咲く頃にまたカメラ持参で来たいところですね。
メニュー。
コーヒーを注文しましたが、いろいろサービスしていただきました。
黄色く熟したかぼすのティー。はちみつに漬けたものにお湯を注いだものかな?優しい甘さと爽やかな酸味。身も皮も食べられて美味しかったです。
こちらは晩白柚(ばんぺいゆ)。調べたらマレーシア産の文旦だそうで、日本では9割が熊本県の八代地方で作られているとか。果肉は上品な甘さと酸味でしつこさがなく、ずっと食べ続けられそうなフルーツ。生まれて初めて食べました。世の中にはまだまだ知らないものがありますね。
コーヒー(500円)。
最高級のモカだそうです。すっきりしていて苦味はあまりないタイプで、好きなコーヒーでした。
コーヒーも美味しかったのですが、黄かぼすと晩白柚の美味しさを知ることが出来て、貴重な経験でした。
ご馳走さまでした。
珈琲 吉田屋
長崎市西山本町8-8
10:00~16:00
営業日:土·日·月曜
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