[6月22日(土)11:00 高円宮杯 JFA U-18 サッカー プリンスリーグ2024九州1部 第7節 @島原市営陸上競技場]
長崎総合科学大学附属 2(1-01-0)0 V·ファーレン長崎U-18
得点者
11分 松下 昊稀(総大附)
67分(後22分)坂本 錠(総大附)
長崎ダービーは長崎総大附の完封勝利で2勝目をあげ、V·ファーレンは痛い連敗。
スタメンとフォーメーション。
総大附は高総体決勝とは異なる4-3-3。V·ファーレンは九州クラブユース選手権5位決定戦からは2大久保龍人、18清水法生が復帰しましたが、14岩本悠也が欠場。
試合展開としては、ボールを保持するV·ファーレンに対し、総大附がプレスからカウンターという構図がずっと続いた格好となりました。
総大附が中盤逆三角形の4-3-3にしているのは相手のダブルボランチに対してマンマークでプレスをかけやすくしているのかなという印象を受けました。
立ち上がりのV·ファーレンは右サイドから脱出して左サイドへ展開することは出来ていたように思いましたが、シュートチャンスは作れず。
11分、総大附先制。カウンターで左サイドから運び、FW7松下昊稀(3年/佐伯S-Play MINAMI)から右サイドFW9土屋蕾聖(3年/ロアッソ熊本ジュニアユース人吉)に展開。FW9土屋のクロスをV·ファーレンDFのクリアが短くなったところをFW7松下が押し込み、1-0。
ここからは総大附ペース。V·ファーレンは前進が困難になり、総大附がプレスからショートカウンター。左ハーフスペースにポジションを取るFW22坂本錠(3年/川中島中)にボールが収まり、FW7松下の突破からチャンスを作ります。
しかし21分、V·ファーレンに決定機。
右サイド裏に抜けたFW13浅井琉希(2年/愛媛FC U-15)がキープし、ペナルティエリアに入ってきたFW10宮﨑陽(3年/ソレッソ熊本)がDFをかわして左足シュートは外れます。シュートのところでバランスを崩してしまったので難しくなったか。
結局、V·ファーレンの決定機は試合通してこの場面のみ。
この後も総大附がショートカウンターからシュートまで。
30分、総大附。MF14阿部紘斗(3年/大分トリニータU-15)のミドルシュートはバーの上。
31分、総大附。MF10宇土尊琉(3年/有明中)のコーナーキックをDF3河野泰良(1年/佐伯S-PlayMINAMI)ヘディングはV·ファーレンGK12鶴井李成(3年/サガン鳥栖U-15唐津)がセーブ。
41分、V·ファーレンがボール保持の配置をやや変更。MF18清水法生(1年/サガン鳥栖U-15)をアンカーに置き、MF8内山航紀(3年/V·ファーレン長崎U-15)とFW13浅井をインサイドハーフに置く4-1-4-1のような形に。
45+2分、総大附。FW9土屋のミドルはバーの上。
後半立ち上がりはギアを上げて入ったV·ファーレンでしたが、総大附がV·ファーレンの配置変更に対応し中盤のマークを変えたこともあり、ズレを作れず、またも前進が難しい状況に。前進出来たとしてもペナルティエリアまでは侵入出来ず、シュートの形を作れません。
そして22分、総大附に追加点。右サイド高い位置でのスローインからポケットを取ったMF10宇土がDFをかわしてマイナスの折り返し。これをフリーのFW22坂本が決めて2-0。
27分にV·ファーレンはFW24大澤元栄(3年/V·ファーレン長崎U-15)を投入すると、デュエルに強いところを見せますが、長いボールの応酬では総大附もなかなか負けないところを見せ、起爆剤にはならず。
42分、V·ファーレン。左サイドの前進からFW10宮﨑のミドルはDFブロック。
(これはシュートだと思ったのですが、公式記録にないようなので、違ったらすみません)
45分+1分、総大附。セカンドボールを拾ったMF14阿部がミドルは外れます。
45+3分、総大附。カウンターから仕掛けたFW22坂本錠の左足シュートは外れます。
結局、総大附ペースのまま2-0で試合終了。
総大附は高総体決勝との比較ではだいぶ前線でボールが収まっていたという印象です。
対してV·ファーレンは宇佐川眞央、岩本悠也のダブルボランチが不在というのも関係しているかもしれませんが、組み立てのところでズレを作れず。守備から入ってくる相手を崩せないという課題も継続されてしまう結果に。3連敗は避けたいところです。
第8節 6/29(土)11:00
長崎総大附 - 大分トリニータU-18
@ベネックス総合運動公園運動広場(かきどまり)
V·ファーレン長崎U-18 - 大津2nd
@大津町運動公園球技場
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