「高円宮杯JFA U-18サッカー プリンスリーグ2022九州」の15節V·ファーレン長崎U-18-九州国際大学付属の試合が田中町の長崎県スポーツ協会人工芝グラウンドで開催され、2-1でV·ファーレンが勝利し、暫定2位をキープしました。
首位·神村学園との勝ち点差は9と連覇は厳しい状況となっていますが、このまま2位をキープすればプレミアリーグプレーオフ出場となるので、ここはなんとしてもキープしたいところ。逆に3位の九国大付は2位を伺いたい試合でした。
スタメンとフォーメーション。
スタメンとフォーメーション。
V·ファーレンは前節の日章学園戦から13七牟禮がスタメンに戻っています。
九国大付は14濵田が注目。直接フリーキックを決められる選手です。
立ち上がりの蹴り合いを経て、V·ファーレンがボールを握り、左右に揺さぶりながら前進を試みます。九国大付の守備陣形は14濵田を一列上げた4-4-2の2トップ。このためV·ファーレンは2喜多を上げ、3髙木、15西村蓮、4古田の3バック気味でビルドアップ。左から右へのサイドチェンジから右サイドの崩しが多かった印象です。
15分過ぎくらいからの13七牟禮の決定機もいずれも右サイドから。
立ち上がりの蹴り合いを経て、V·ファーレンがボールを握り、左右に揺さぶりながら前進を試みます。九国大付の守備陣形は14濵田を一列上げた4-4-2の2トップ。このためV·ファーレンは2喜多を上げ、3髙木、15西村蓮、4古田の3バック気味でビルドアップ。左から右へのサイドチェンジから右サイドの崩しが多かった印象です。
15分過ぎくらいからの13七牟禮の決定機もいずれも右サイドから。
25分の先制点も右サイド14大山のクロスも13七牟禮が合わせてのもの。
ここから九国大付もロングボールかプレッシングで奪ってからの速攻で圧力を強め、セットプレーでチャンスを作りますが、V·ファーレンは身体を張ったプレー防ぎ、前半終了。
後半も立ち上がりから九国大付が押し気味の展開。19登のポストから14濵田が前を向いて仕掛けるパターンでリズムを作り、V·ファーレンは大きくクリアする場面が続きます。この辺りは敗れた神村学園戦に似ていました。クリアして真後ろからのロングボールに対しては13七牟禮も相手CBとの争いに苦労していた印象です。そこには原田武男監督からも強めの指示が飛んでいました。
後半12分頃、接触プレーでプレーが止まった直後にV·ファーレンは7伊藤が抜け出してチャンスも決定機には至らず。18分過ぎから13七牟禮や9菊池が裏を取れるようになり、後半23分頃には6横田の左足フリーキックを13七牟禮が頭で合わせるなど、徐々にペースを握り返しますが、なかなか追加点が決まらないジリジリした展開に。
後半39分にようやく追加点。前線にボールが収まった瞬間、9菊池が振り向き様に九国大付GK1與田の頭上を越すロングシュート。意表を突いたシュートが決まり、2-0。
そこから九国大付はパワープレー。後半44分にコーナーキックを取ると、4米山がヘディングシュート。こぼれ球を途中出場の6黒岩が押し込みました。
試合はそのまま終了し、2-1。
V·ファーレンは暫定2位キープ。カンターレをさせてもらいました
勝利しましたが、試合後の原田武男監督は課題のほうを多く口にされています。
·前半のうちに複数得点出来なかったこと。
·後半立ち上がりからボールを繋がずに簡単にクリアしてしまうことで、相手にボールを渡してしまう場面が多くなったこと。
·相手の強みであるセットプレーをもう少し与えないように出来たのではないかということ。
いずれもなるほどと納得出来るものでした。
プリンスリーグである程度戦えるようになってきて、そこからさらに上のレベル(プレミアリーグ)にというときには、やはりそういう部分を突き詰めてレベルアップしていかなければ難しいというのを感じました。監督はちゃんと上を見てらっしゃいます。
残り4試合、プレミアリーグプレーオフに行くだけではなく、そこで勝つためにこだわって目の前の試合にも臨んでほしいなと思います。
次戦
↓↓↓
vs鹿児島
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vs鹿児島
10/22(土)10:00 KICK OFF
長崎県スポーツ協会人工芝グラウンド
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