[6月7日(金)13:00 令和6年度(第76回)長崎県高等学校総合体育大会 サッカー男子 決勝 @トランスコスモススタジアム長崎]
国見(プリンス九州2部) 1(1-0/0-0)0 長崎総合科学大学附属(プリンス九州1部)
得点者
9分 西山 蒔人(国見)
(35分ハーフ)
国見が昨年に続き2連覇。ただ、お互いに粘り強い守備でなかなか隙を見せない試合になりました。一瞬の隙を突けたのが国見だったという印象です。
スタメンとフォーメーション。
国見のFW10西山蒔人(3年/サンターリオFC)と総大附のFW9坂本錠(3年/川中島中)は準決勝までも得点を重ねており、エースらしくなってきたように感じます。
立ち上がりからセカンドボールの争いに。序盤はどちらかといえば総大附がファイナルサードに進出出来ており、サイド突破やクロスからコーナーキックという場面を作っていたように思います。
7分、総大附。左サイドMF6小手川蓮(3年/UFAパルティーダ)のコーナーキックをDF17島田俐亜武(3年/レジェンド熊谷)のヘディングはバーの上。
FWからセンターバックにコンバートされた185cmの17島田ですが、セットプレーでも高さは脅威です。
しかし、先制したのは国見。
左からのスローイン。DF3古川聖來(3年/佐々中)のロングスローと見せかけて、近くにいたMF6切封海音(3年/別府FCミネルバ)が受けて、鋭いクロス。これに反応したFW10西山がヘディングで決めて1-0。
ゴール動画。
先制後は国見がボールを保持しがちな流れ。
ボールが収まらない総大附は、15分、奪ってFW9坂本がミドルシュート。これは上に大きく外れます。
18分あたりから、後ろから繋ぐ意識を見せる両チーム。GKから蹴ると、距離が遠かったり、相手の裏をかきにくいというのもあるでしょうね。どちらも奪ったら繋ぎながら前に入れていきますが、国見のほうがその意識が高かったです。
20分、国見。右サイドからのクロスのこぼれをMF6切封シュートは外れます。
30分、総大附。右サイドDF3河野泰良(1年/佐伯S-Play MINAMI)のクロスをFW9坂本ヘディングは横に外れます。
30分、総大附。右サイドDF3河野泰良(1年/佐伯S-Play MINAMI)のクロスをFW9坂本ヘディングは横に外れます。
前半終了間際にも総大附はFW9坂本が強引に仕掛けてシュートまで行きますが、DFがブロック。
1-0で前半終了。
HT
総大附交代 MF6小手川蓮→DF2黒木秀彰
立ち上がりから蹴り合いのカオスに持ち込もうとする総大附。しかし、国見は落ち着いてセカンドボールを取って2トップが収めてから展開。
8分、総大附交代 MF14阿部紘斗→FW18竹嶋優
11分、総大附。裏への浮き球パスを右ポケットで収めてのシュートは国見GK1松本優星(3年/西有家中)がキャッチ。
国見はしっかりマイボールにして収めてから展開したい、総大附は縦に速くシュートまで行きたいというのが見え隠れしていましたが、お互いにゴール前では決定的な場面はなかなか作れず。お互いの守備の粘り強さが際立ちます。
16分、国見。ロングスローの流れからDF3古川の左クロスを逆ポケットのFW7門崎健一(3年/長崎南山中)のヘディングは外れます。
21分、国見交代 MF14原田高虎→MF11稲富絆仁
26分、総大附交代 DF2黒木秀彰→MF13門井良知
27分、国見交代 MF13江藤呂生→MF17出田幸雅
32分、国見。MF11稲富絆仁(3年/TINO F.A)のクロスをFW10西山ヘディングは外れます。
総大附は終盤、DF17島田も前線に上がり、パワープレーに出ますが、国見の集中も切れず。
国見交代 MF8山口大輝→MF18坂本聖星、FW10西山蒔人→9金子洸太
そのまま1-0で試合終了。国見が2年連続のインターハイへ。
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