今夜も引き続き、訪れた山陰の話題を。
今日の夕方、無事に大阪に帰ってきました。
今宵は昨日書けなかった、ちょっとマニアックな山の内容や食の話題など、
お付き合い頂けますと幸いです。
さて。
昨日の夕方、ようやく青空が広がり、その雄姿を拝むことができた伯耆富士・大山。
標高は1729mで、山陰のみならず中国地方の最高峰です。
昨日、写真をアップしたTwitterでも記しましたが、
皆生温泉の砂浜からの撮影時、晴天の青空の長閑さとは裏腹に、
すぐ背後の日本海では荒波が打ち寄せ、テトラポッドで激しく高波が上がっていました。
Twitterで載せた写真より高く波しぶきが上がった写真を、ここに載せますね。
(ブログに画像を貼るのは久々です)
見た目の波の高さもそうですが、それ以上にその音が猛烈でした。
波が岸に打ち寄せるたびに、身体の芯まで響くようなドーン!!という音がし、
日本海の波の凄さを身体で実感しましたね。
写真で右手にある高い山が大山、左手の海寄りにある黒い三角の山が孝霊山(751m)。
大山より1000m近くは低いですが、その山容は美しく存在感もあります。
写真のように西側から望む大山は富士山のように裾野を広げた美しい姿ですが、
北壁は荒々しい岩肌を見せる屏風型の断崖になっており、
写真でもその一部が垣間見れます。
また、大山には西日本最大級のブナ林があることでも知られていますが、
南壁にもある北壁以上とも言われる断崖を、私はようやく見ることができました。
大阪への帰路、皆生温泉のある米子市から高速の米子道に入るのですが、
米子道が大山の西から南側をぐるっと回るように南東方向へ向かう途中、
大山の険しい南壁が手間の山々の間から時々、垣間見ることができました。
今日は晴れた昨日と違って、山頂付近は雲で覆われていましたが、
南壁の断崖の荒々しさは手に取るように分かりましたね。
それと、今回の旅で出会った美しい山をもう一つ。
昨日、出雲大社近くの稲佐の浜を訪れた際に撮った写真をTwitterにアップしましたが、
左手遠くに一際高く、丸い山容を見せる山がありました。
初めて見る私は早速ネットで調べ、三瓶山(標高1126m)であることが分かりました。
私が住む大阪府の最高峰・金剛山(標高1125m)よりわずか1m高いだけですが、
周りに高い山がなく、稲佐の浜から日本海を挟んで三瓶山がこんもりと見せる姿は、
存在感が抜群でしたね。
色々と調べて、大山と同じく大山隠岐国立公園に属する火山の一つだということ、
島根の地元では有名な観光地であることも知りました。
機会があれば、ぜひ訪れてみたいと思います。
おっと、今日も長い内容となりましたので、食の話題は手短かに。
大山ハーブ鶏や鳥取名産のらっきょうなど、山陰の味覚を頂きましたが、
昨日訪れた出雲大社の門前には、出雲そばのお店がたくさん。
平日にも関わらず、多くの観光客で賑わっていましたね。
宿泊した皆生温泉の宿の部屋には、(株)寿製菓の「因幡の白うさぎ」。
ホームページによると、生地に地元の大山バターを使用しているそうです。
しっとりとした食感で、甘くて美味でしたね。
というわけで、先週末から続いた淡路島の学会出張〜山陰の職員旅行も無事終了。
明日から病院での通常勤務に戻りますが、
出雲大社の参拝もしましたし、新たな気持ちで仕事に励みたいと思います。