由流里舎農園

歯科医師(歯学博士)・野菜ソムリエの島谷浩幸がお届けする気ままな農天気ブログ

農・エコニュース487…。愛知・和ろうそく、和談義。

2020-12-12 19:44:09 | 日記
今夜もTwitterでRTした農・エコニュースを。
元記事は、朝日新聞のデジタル版です。
(日付は配信日)
詳細はサイトでチェックして下さいね。




(12月8日)
愛知県の話題。
岡崎市にある創業300年以上と伝わる老舗ろうそく店では、
今年は15分で燃え尽きる長さ4.5センチの「米ぬかろうそく まめシリーズ」が、
アメリカやイギリスで人気を集め、2万本のヒット。
コロナ禍の中で安らぐ和ろうそくは、若者から人気に火がついたそうです。

和ろうそくはすすが少なくて、ろうが垂れにくく、
寺や仏壇の灯(あかり)に重宝されてきたとのこと。
石油を精製したパラフィンから作る洋ろうそくと違って、
和ろうそくは和紙などを使った芯の周りに木ろうを塗り重ねるため、
風がなくても炎が伸びたり縮んだり変幻自在に揺らぐそうです。




さて。
パラフィンは私の本業である歯科医療でも関わりが深く、
上下の顎の噛み合わせを調べる際に、患者さんにグッと噛んで頂いたり、
義歯(入れ歯)製作の時に義歯の歯(人工歯)を並べる土台になったり、
日常診療で毎日使う便利な材料です。

でも、自宅で巣籠りしながら安らぎの時間を過ごすのならば、
和の風情を感じる和ろうそくの灯の方が私は好きですね。
部屋の香りにしても、洋風のアロマの香りよりは、
和風のお香や線香の方が心が静まるような気がします。
あくまでも私個人の感覚ですが、
日本人独特の感性に通じる何かがあるのかもしれませんね。

これから年末年始に向けて、
クリスマスがあると思えば、間もなく除夜の鐘や初詣。
洋と和の雰囲気が目まぐるしく変わる時期を迎えます。
洋も和も受け入れる懐の深さを感じるわが国ですが、
日本の和は、平和の和。
コロナ禍の中、少しでも安らかな年の瀬を迎えたいものです。




コメント
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