由流里舎農園

歯科医師(歯学博士)・野菜ソムリエの島谷浩幸がお届けする気ままな農天気ブログ

冬の関東(WEB)探訪、学会発表報告。其の弐。

2020-12-03 18:03:34 | 日記
今夜もちょっと趣を変えまして、
現在WEB上で開催されている学会発表報告を。
昨夜に引き続き、第28回日本慢性期医療学会ですね。
昨日12月2日から始まりましたが、
私の発表2演題は学会サイトに掲載中です。




さて。
例年の会場開催の学会であれば、
総合受付の周辺に観光案内のパンフレットや地図が無料配布され、
宿泊先のホテルの朝食バイキングで地元の郷土料理を頂けたり、
開催地域の雰囲気を堪能することができますね。
しかし今回のWEB開催では、すべてパソコンの中のネットの世界。
私は大阪にある職場の病院でお昼休みなどの空き時間に、
学会出張の旅気分を味わうことにしました。

学会サイト内では物産展が催されており、
本学会事務局が群馬県の病院のため、群馬県の詳細が紹介されていましたね。
今夜は、学会サイト内の物産展の中から、
気になった項目について記していこうと思います。




群馬県と言えば、こんにゃくの生産量が日本一なのは有名ですが、
こんにゃくを練り込んだ生麺タイプの麺製品など、
こんにゃく関連のたくさんの商品が紹介されていました。
私にとって、日々の健康維持のために摂りたい食材の一つでもあり、
興味深く拝見しました。

また、日本一つながりで、群馬県はこけしの生産も日本一だそうです。
私の中では、こけしは宮城県など東北地方のイメージが強かったのですが、
群馬県も有名だとは初めて知りました。
ただ、東北地方が「伝統こけし」なのに対して、群馬県は「近代こけし」。
現代風の創作こけしが中心だと記されていましたね。




野菜ソムリエの私として気になったのは、
「ねぎの王様」とも呼ばれる下仁田ネギに加えて、
群馬県特産のブランド・イチゴ「やよいひめ」。
小麦製品では、香川の讃岐うどん、秋田の稲庭うどんと並んで、
日本三大うどんの一つとも言われる(諸説あります)群馬名物・水沢うどん。
赤城山麓のブドウを使用したワイン工房も興味深かったです。

また、昔から群馬県民にこよなく愛される郷土食で、
群馬が誇るソウルフードとも言われる「焼きまんじゅう」。
焼きまんじゅう自体、全国至る所にあるような気もしますが、
群馬県のは柔らかいもち生地に独自の味噌ダレを塗って焼き上げるそうです。

あと、お肉は上州牛や赤城どり…たくさんの群馬名産が紹介。
ネットで画像を見ながら、お腹いっぱいになりましたね。笑
そんなこんなで、学会出張で恒例の食談義になってしまいました。




浅間山や赤城山、谷川岳といった山々や古い社寺仏閣など、
物産展ではあまり紹介されていなかった自然や歴史的な項目など、
あまり馴染みのなかった群馬県を色々と調べてみたくなりましたね。
外出自粛の昨今、束の間の旅情はネットで感じるしかありません。

次の学会発表も検討しようと思いますが、
とにかく今はコロナ禍の状況次第。
じっくり新たな発表演題を温めながら、推移を見守りたいと思います。

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