これも花・あれも花

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成川美術館

2008-08-30 | 旅行記
芦ノ湖を見渡せる素晴らしいロケーション、箱根に来る度に寄りたくなる
美術館だ。今回の特別展示は今までに無い珍しい展示だ。


初めて観るキルとアート。初めはキルとがアート?と思ったが、

観ているうちに布の持つ温かさ、柔らかさといった肌触りまでもが
伝わってくる。
小さな縫い目までが微妙な存在感と質感を醸し出している。色合いもソフトで
観ているうちに優しさに包まれてくる。



作家の米倉さんは男性でしかも私と同世代の人。写真を拝見すると
作品どおりの優しいソフトな感じだ。男性の手でこの細かいキルとが
生まれて来るんだと思うと、細かい作業が苦手な私にはそれだけでも
尊敬に値する。


湿生花園

2008-08-30 | 旅行記
同い年女性3人で箱根一泊の旅に出かけた。
旅の始まりは小田急線の人身事故のため、新宿で車を止めて
待っていてくれるTさんを1時間も待たせたことから始まった。

出だしは少々トラブッたけど、その後は最高の旅となった。
心配な雨空も晴れ女3人に、雨雲も退散。

久々のドライブ。運転とナビは同行のお二人にお任せ。
私は後部座席でゆったりと景色を楽しませていただく。
ウトウトして、目が覚めると西湘バイパスに入っていた。
左手に海が広がり気持ちが良い。


湿生花園に到着
植物に詳しい学者の友、質問好きな(失礼!好奇心旺盛な)Sさん
あれもこれも質問する。いくら学者だってね~、ちょっと専門外だし
でも流石学者先生、知らない名前は類似分類、
「う~ん多分00類の仲間でしょ」とお答えくださる。納得納得。

ツリフネ草
花の名前が多すぎて覚えられません。今日はTさんに教えていただいた
ツリフネ草をしっかり頭に入れました。この花は良くみると船から
釣り竿をたらしているように見えます。




黄ツリフネ草




湿生花園南側には、昔の仙石原湿原植生をよみがえらすために設けられた復元区があります。
ここでは、17年前から毎年冬に野火が放たれているそうです。
乾燥化が進んだ草原を昔のような湿生植物が復活するよう、水路の確保したり
して努力されています。

一番好きな場所でもあるこの湿原植生復元区、木道を歩いていると
爽やかな風が通り抜け、開放感に浸れます。
お天気の良い日は箱根外輪山が見えて素晴らしい眺めです。
今回は外輪山までは残念ながら見えませんでした。


明日はラリック美術館と成川美術館に行きます。