12月23日(月)、古い友人であるK先生が東京都内で主宰されている空手道場 R道場の稽古納めと昇段審査に、私、O師範代、娘のM弐段の3人で参加させていただきました。
K先生から、午後3時から軽い組手稽古を行うので、午後2時30分までに来てほしいとの連絡を受けていましたので、午後2時30分少し前に会場の体育館に着くように行ったのですが、到着するとすでに何人かが組手を行っていました。言われていた時間より30分以上早いぞ、と思いつつ、急いで着替え、準備運動もそこそこに組手の輪に入りました。相変わらずの出迎え方に、K先生らしいと思わず苦笑いでした。
組手稽古が一段落して休んでいると、K先生から今度は「稽古納めで模範組手お願いします。」との一言が…。9月に、大会でお邪魔した際も模範組手をやらされましたが、その時は事前に言われていました。が、今回はまさかの当日依頼です。娘も型演武を依頼され、焦っていました。おいおい…(-_-;)
稽古納めでは、K先生の生徒さんの基本稽古や型演武の後、娘の型演武、そして私の模範組手となりました。お相手をいただいたのが、K先生のご友人で、都内で空手道場を主宰されているA先生という方でした。A先生も「模範組手は先ほど言われました。」と苦笑されていました。A先生は、とても蹴り技の巧みな方で、模範組手は、A先生が華麗な蹴り技で攻める、私が受け返しとカウンターを狙う、という、フルコンタクトルールの組手にしては静かな内容になったと思います。K先生、あんな内容で良かったでしょうか?
そして最後は、昇段10人組手です。受審されたのは、9月の模範組手でお相手いただいたSさん。20歳の女子大生です。私は組手の相手には指名されませんでしたが、娘のM弐段が、8人目の相手に指名され、相手を務めさせていただきました。
フルコンタクト系の道場の多くが、初段への昇段審査で10人組手を課していますが、時間や対戦相手などは、各道場毎でそれぞれやり方が違います。今回の昇段審査は、1人1分30秒、対戦相手も女性だけでなく、一般男子も何人か含まれ、かなり厳しい審査でした。Sさんは、終盤疲れが見えたものの、驚異的なスタミナで最後まで戦い抜き、見事に10人組手を完遂、晴れて黒帯となりました。Sさん、おめでとう!
審査後、打ち上げにも参加させていただき、R道場の皆さんと美味しいお酒を飲ませていただきました。(ちょっと飲み過ぎて、皆さんを二次会にまで付き合わせてしまいました。皆さん、すみませんでした…(^_^;))
Sさん、昇段おめでとうございます。空手道の修行は、黒帯を取ってからが本当の始まりとも言われています。益々の精進を期待しています。
K先生、立派なお弟子さんですね。稽古納めに参加させていただき、また、Sさんの昇段審査に立ち会わせていただき、とても嬉しかったです。ありがとうございましたm(_ _)m R道場の皆さんの基本稽古
娘は「撃砕小」を演武
Sさんの10人組手。娘が8人目の相手を務める。
Sさん、昇段おめでとう!K先生、ありがとうございました。