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ひな祭り

2021年03月06日 | イヴェント

コロナウィルスの感染はまだ収まらず、ワクチンの接種も進まず、先が見通せないまま

マスクを着用、手を消毒の日々。もう3月になってしまいました。服部@名古屋です。

クラスメートのみなさん、どなたも感染せずお元気だといいのですが。

コロナウイルスのおかげで 近くに住んでいる孫ともなかなか会えず、今年のお雛様は

我が家の仲良し(高齢者)3人組(義母、夫、私)というあまり盛り上がらないメンバーで

お祝いしました。

一刀彫(木彫り)のお人形は義父が大事にしていたもので 昔の家にはよく飾られていました。

今回初めて食卓に飾ったのですが 衣装に塗られている金が夜の光に怪しく煌めきます。

だんだん手抜きになってきていますが ちらし寿司も作りました。

高いので毎年躊躇しますが ハマグリも買ってお吸い物に。イカと分葱のぬたは実家の母

の好きだった料理でこの季節には食べたくなります。

ひな祭りの和食に合わせてお酒は浦霞(仙台の銘酒)、飲むのは夫と義母だけですが、、

義母は上機嫌で「灯りをつけましょ、雪洞に~」と久しぶりに歌も出ました。

 

うちのお雛様は義母の初節句(大正15年)の時のものです。

手のひらに乗るほどの小さなサイズで 三人官女なし、五人囃子だけという変則的な

ものです。義母は6人兄弟の4番目で(兄が3人)、初めて生まれた娘に喜んだ彼女の父が

ちょっと上等なのを買った、、と聞いています。衣装の色が褪せておらず 94年前のものとは

思えない鮮やかさ、義母は「毎年飾っていた」というのですが 私はずっとしまってあったのでは、

と疑っています。子どもは男の子一人だけだったし、お雛様に友達をよんでパーティをするタイプ

でもないし。私はみんなに見ていただきたいので玄関に飾っています。

お雛様のテーブルの写真を撮るのはお友達に報告したり、インスタグラムに載せたりする

ためでもありますが、だんだん年を取ってきて、「こういうことがいつまでできるかなあ、」

と寂しい考えが頭を去来するからでもあります。

お雛様を出したり、しまったり、食卓を演出したり、買い出しして料理したり、するには

気力も体力も必要でだんだんできなくなるだろうと思います。できなくなった時のために

記録を残しておこうとしているらしいです。来年もできるかな、、

 

 



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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お雛様 (福山)
2021-03-07 11:57:14
和さん、お雛様の写真の投稿を有難うございます。とてもそんなに古いものだとは思えないですね。
こちらでは4月3日まで、お雛様の時期なので、わが家も8畳のお座敷が半分になる季節を迎えています。
娘たちの七段飾りと私の御殿のついたひな人形に、昔の名残の私の権太人形の眼は水晶。
毎年、箱から出すのは一苦労ですが、娘たちの家族の健康を願って飾っています。そしてひな祭りが好きだった遺影の父も、喜んでくれてるかもしれません
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Unknown (小島悦子(岸本))
2021-03-07 13:08:19
和さん、素敵なお雛様の投稿ありがとうございます。94年ものなんて、とても思えない綺麗なお雛様ですね。福山さんのお部屋いっぱいになりそうなお雛様たちもみてみたいものです。
私も今年は、何年かぶりにお雛様をお迎えしました。今までは和室でしたが、マンションの飾り棚の上では、奥行き足りず四苦八苦しました。いつも旧暦4月3日まで飾ることにしてましたが、娘が「お嫁に行き遅れる!」と、小さい頃から心配し、それがだんだんと笑い話でなくなり、、、昨年秋にやっと呪縛が解けましたので、今年は安心してお迎えしましました。
どなたのお雛様からも、娘が生まれた頃の喜びが伝わってきますね。
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コメントありがとう。 (服部和)
2021-03-07 23:11:19
貴美子さん、悦子さん

さっそくコメントを書いてくださってありがとう。

お雛様のお祝いは関西以西は旧暦でお祝いするのでしょうか?
端午の節句はどうするの?

名古屋では4月までお雛様が飾ってあると、きっと「まだしまってないの?」と
思われてしまうでしょうね。

実家にいたころは母のお雛様を飾って
いました。昭和の初めのお人形で
御殿がついているものでした。
貴美子さんのお雛様、見せてくださいませんか?
「権太人形」がわからず、検索してしらべました。




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ゆかしいお雛祭り (織田桂子)
2021-03-08 10:06:26
毎日の暮らしを丁寧に過ごされている和さんならではの素敵なご投稿、有難うございました。
お義父様が大事にされていたというお雛様とお義母様のお雛様、どちらも気品があって、大切ににされてきたことが良く分かります。
ひな祭りのゆかしい食卓、素敵ですね!お義母様がお酒を召しあがって歌を口ずさまれたとのこと、思わず微笑んでしまいました。お義母様、嬉しくていらしたのでしょうね。
私は三人姉妹の末っ子だったこともあり、自分のお雛様はなかった😢のですが、それでも赤い毛氈にお雛様を飾り、お雛様のタンスや小さなお道具をおままごとに使って遊んだ懐かしい思い出があります。
孫娘が生まれた時には、絶対お雛様を買ってあげたかったのですが、「場所もないし、お人形は怖い(?)」という二男の一言でそれも実現せず、孫娘が大きくなって「お雛様が欲しい」と言ったら買おうと企んでいます(笑)
福山さんや小島さんのお話を読んで、皆さんがお雛祭りを大事にされているのがよく分かり、自らをちょっと反省しました。でも、ちらしずしだけは作りました(笑)
「いつまでできるか」なんて仰らないで・・・と思いましたが、老若男女を問わず人間は皆、先の事は分からないですものね。「ひと時、一時を大事に楽しんで生きる」-大事なことだなぁ・・・と改めて感じさせて頂きました。
どうも有難うございました。
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雛人形と父の思い (服部)
2021-03-12 23:15:29
桂子さん、
かわいいお孫さんにはひな人形を買ってあげたいですよね。
うちのお嫁さんは二人姉妹で、結婚前に彼女の実家に
うかがった時にはゴージャスなお雛様が飾られていました。
彼女のお父様も初孫にひな人形を買ってくださったんですが、かわいい孫に豪華な段飾りを選びたかったらしいのに、
娘から「場所がないし、」とかいろいろ
言われて、彼女の希望で内裏雛だけに
なりました。それもリャドロのお人形!
コンパクトでセンスもよくて、私はいいものだと思いましたが(たぶんとても高価なものらしいし)お父様はちょっと不満そうでした。
雛人形には娘や孫娘の幸せを願う父の思いが籠っていますね。
94年前の義母のお人形は桐の箱に入っていて、その上から和紙で包んであり、彼女の父の字で「雛人形、五人囃子」などと書いてあります。
もう和紙はもうボロボロなので 捨てようとしたら義母に「父の字がなつかしいから捨てないで」と言われてしまい、
何年もそのままになっています。
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節句の思い出 (武藤久登)
2021-05-02 22:03:43
服部さん、日々丁寧に暮している様子が垣間見られます。女の子の成長を思う気持ちは男の子の成長を思うより強かったのかなと、思います。雛飾りはことに大切に守られてきたと。端午の節句のこいのぼりはほとんど見なくなりました。私の幼い頃こいのぼりは貧富の差が歴然とするもので、近所の富農の庭に上がった立派なこいのぼりをうらやましくながめていたことを思い出します。雛飾りも最近はしまっていたものを集めて飾るところが増えています。
外大関東同窓会は去年奥園さん講演を楽しみにしていたのに、中止になり、今年もできるか微妙。
再会までコロナに負けずにお過ごしください。
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節句の思い出 (武藤久登)
2021-05-02 22:03:46
服部さん、日々丁寧に暮している様子が垣間見られます。女の子の成長を思う気持ちは男の子の成長を思うより強かったのかなと、思います。雛飾りはことに大切に守られてきたと。端午の節句のこいのぼりはほとんど見なくなりました。私の幼い頃こいのぼりは貧富の差が歴然とするもので、近所の富農の庭に上がった立派なこいのぼりをうらやましくながめていたことを思い出します。雛飾りも最近はしまっていたものを集めて飾るところが増えています。
外大関東同窓会は去年奥園さん講演を楽しみにしていたのに、中止になり、今年もできるか微妙。
再会までコロナに負けずにお過ごしください。
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