発表会が無事に終わり、園内はほっと息をついたように穏やかな毎日に戻っています。集中してひとつの物事をやり遂げた子どもたちは、みなそれぞれに大きな自信をつけ、心も体もまたひとつおとなになったように感じられます。それぞれのご家庭ではどのようにご覧になられましたでしょうか? 各クラスそれぞれの発表会の折にはたくさんのご家族の皆様方においでいただき、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。
さて、早くも年長組は卒園式の練習が始まりました。季節はまたひと回りして、年長組の子どもたちにも巣立つ日が近づいてきたようです。一年を振り返ると、その時々は長く様々な出来事に満ち満ちていますが、過ぎ去ってしまえばあっという間のような気がいたします。歳月は人を待たず、でありますね。誰かが言うように、人は誰も同じ場所に留まることはできないのです。けれどもそんな私の感傷などにはまるでお構いなしに、子どもはきょうという日を懸命に生き、けっして振り返ることをしません。やがて訪れる新しい春に、新たな希望をすでに託しているのです。そしてそれが子どもというものであり、素晴らしさです。
そんなことなどを考えながら、久しぶりに雪解けの園庭に出てみると、昨年の秋に子ども達が植えたチューリップの球根が花壇のあちらこちらで小さな芽を出しておりました。小さな小さな声で、新しい季節の訪れを私たちに告げるかのように。
さて、3月です。
さて、早くも年長組は卒園式の練習が始まりました。季節はまたひと回りして、年長組の子どもたちにも巣立つ日が近づいてきたようです。一年を振り返ると、その時々は長く様々な出来事に満ち満ちていますが、過ぎ去ってしまえばあっという間のような気がいたします。歳月は人を待たず、でありますね。誰かが言うように、人は誰も同じ場所に留まることはできないのです。けれどもそんな私の感傷などにはまるでお構いなしに、子どもはきょうという日を懸命に生き、けっして振り返ることをしません。やがて訪れる新しい春に、新たな希望をすでに託しているのです。そしてそれが子どもというものであり、素晴らしさです。
そんなことなどを考えながら、久しぶりに雪解けの園庭に出てみると、昨年の秋に子ども達が植えたチューリップの球根が花壇のあちらこちらで小さな芽を出しておりました。小さな小さな声で、新しい季節の訪れを私たちに告げるかのように。
さて、3月です。