われらしんじんのこども

真人幼稚園の子どもたちの日々の様子や、
  楽しいエピソードなどをお伝えしています。

デジブック 『新しい年の始まりに』

2011-01-20 14:00:00 | Weblog

 皆さんこんにちは。いかがお過ごしですか。

 今週からインフルエンザの流行期に入り、学級閉鎖の措置を取っておりますが、やはりいつも元気な子どもたちが2クラスもいないと、園内はまことに寂しく、早く全員が元気に揃ってもらいたいものと切に願わずにはおれません。休園となっている皆さんは各家庭でどんな風にお過ごしでしょうか?来週また元気に会えることを楽しみにしていますね。

 さて、新しい年が明け、園では3学期の活動がいよいよ本格的に始動しています。全学年の主な活動は何と申しましても「発表会」で、これはそれぞれクラスごとに演目を決め、脚本作りからみんなで考えあっていく芝居作りです。それぞれのクラスの脚本はすでに完成し、台本読みや小道具作りなどが始まっています。わかば組・年少組・年中組まではすでにある昔話を基に、若干のオリジナルなアイディアを盛り込み劇を作りますが、年長組は完全オリジナルな脚本をゼロからみんなで考えて作り上げる創作劇が今年もテーマとなりました。子ども達のアイディアを基に担任が書き上げた脚本を私も読ませていただき、一緒にブラッシュアップして決定稿を作りましたが、今年もまた素晴らしい作品が出来上がったと思います。子どもたちの想像力は本当にすごいなあと、心からそう思います。とにかく、奇想天外で面白い。どうぞ保護者の皆様もお楽しみになさってください。

 ところで脚本は申し分ないものが完成しましたが、肝心なのはじつはここからで、これらのお話を実際に子どもたちが演じて表現するお芝居のかたちに仕立てていかなくてはなりません。文章の中にある壮大な物語を三次元の空間の中に立ち上げる作業です。これはなかなか根気のいる作業であります。作業というと労役というニュアンスですが、この場合はむしろ創作的営為、芸術的活動とでもいえばよいでしょうか。子どもと私たちの想像力と創造性、協調性と根気強さが大いに試される場なのです。そしてその過程の中にこそ教育の本当の営みがあり、互いの学び合いがあると言えます。年長組はもちろんのこと、すべての学年がそれぞれの持てる力を存分に発揮しておこなうこの芝居作りの活動。今年はまたどんな素晴らしい劇が出来上がっていくのでしょうか。私も今から楽しみにしているところであります。

  さて、きょうは一月の子ども達の様子をデジブックにまとめてみましたので、お時間のあるときにどうぞご覧ください。またインフルエンザの発症状況ですが、本日20日(木)現在、【わかば組2名・みどり1組1名・みどり2組1名・みどり4組3名・あお組1名】となっており、その他のクラスは0名です。予防の徹底が功を奏したのか小康状態を保っている状況であります。このまま終息していくようにさらに対策を講じてまいりたいと思いますので、ご家庭におかれましても予防に努められますよう、よろしくお願いいたします。

 

 デジブック 『新しい年の始まりに』

 

 

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