いかがお過ごしですか?
今日はまたぐぐっと気温が上がり、午後一時現在の職員玄関前では36度!真夏のような暑さとなりました。園庭は全体が土と砂で木陰も多いのですが、それでも一日中厳しい照り返しでありました。
しかしそんなことには一向にお構いなしに、われらしんじんの子どもたちは元気いっぱい遊びまわっておりました。とくに水遊びや泥んこ遊びがこの暑さと共にヒートアップしてきて、大勢の子どもたちが夢中になって取り組んでおりました。(写真) 文字通り「泥と戯れる」といった感じで、全身泥まみれになって嬉々としている子どももおりました。保護者の皆様には毎日のお洗濯が本当に大変なことでありましょうが、何卒ご理解とご協力をお願い致します。
ところで、この泥んこ山は天辺が火山の噴火口のようにすり鉢状になっていて、水を蓄えることができるようになっています。泥んこ好きな子どもたちと私はいつもそこになみなみと水を貯め(それはまるで噴火の後に出来るカルデラ湖のよう)、溢れんばかりになったところで一気に堤防を決壊させて大洪水にさせるのです。ミニチュア版の洪水であるにもかかわらず実際にやってみると、本物の洪水を見るかのような迫力があります。たぶん、スケールの差こそあれ実際の洪水とメカニズムは基本的には同じなのではないかと思うのですが。
そんなわけで、今日は久しぶりに園庭いっぱいに広がるくらいの特大の洪水を数回みんなで起こしてみました。写真ではわかりにくいかもしれませんが、とにかく園庭は泥んこの海であります。
さて、明日は内科健診が行われます。
今日はまたぐぐっと気温が上がり、午後一時現在の職員玄関前では36度!真夏のような暑さとなりました。園庭は全体が土と砂で木陰も多いのですが、それでも一日中厳しい照り返しでありました。
しかしそんなことには一向にお構いなしに、われらしんじんの子どもたちは元気いっぱい遊びまわっておりました。とくに水遊びや泥んこ遊びがこの暑さと共にヒートアップしてきて、大勢の子どもたちが夢中になって取り組んでおりました。(写真) 文字通り「泥と戯れる」といった感じで、全身泥まみれになって嬉々としている子どももおりました。保護者の皆様には毎日のお洗濯が本当に大変なことでありましょうが、何卒ご理解とご協力をお願い致します。
ところで、この泥んこ山は天辺が火山の噴火口のようにすり鉢状になっていて、水を蓄えることができるようになっています。泥んこ好きな子どもたちと私はいつもそこになみなみと水を貯め(それはまるで噴火の後に出来るカルデラ湖のよう)、溢れんばかりになったところで一気に堤防を決壊させて大洪水にさせるのです。ミニチュア版の洪水であるにもかかわらず実際にやってみると、本物の洪水を見るかのような迫力があります。たぶん、スケールの差こそあれ実際の洪水とメカニズムは基本的には同じなのではないかと思うのですが。
そんなわけで、今日は久しぶりに園庭いっぱいに広がるくらいの特大の洪水を数回みんなで起こしてみました。写真ではわかりにくいかもしれませんが、とにかく園庭は泥んこの海であります。
さて、明日は内科健診が行われます。
梅雨の季節がはじまっているのでしょうか、昼過ぎに雨が静かに降りだしました。音もなく降る雨に濡れ、新緑の街路樹の葉が鮮やかさを増しています。さりげなくたまに降る雨は悪くないですね。雨の日には雨の日の素晴らしさがあり、美しさがあり、目を凝らしたり耳を澄ましたりしてみれば発見もある。初夏の雨は好きですか?
明日は五月生まれの皆さんのお誕生会が行われます。保護者の皆様、どうぞお楽しみにおいでください。
【今日の一枚】
昨日あおぐみの研究保育がおこなわれました。一斉活動ではウォーク・ラリーをおこない、そのあとの給食でのひとコマ。
明日は五月生まれの皆さんのお誕生会が行われます。保護者の皆様、どうぞお楽しみにおいでください。
【今日の一枚】
昨日あおぐみの研究保育がおこなわれました。一斉活動ではウォーク・ラリーをおこない、そのあとの給食でのひとコマ。
昨日のあさ、午前中の自由遊びでのこと。園庭で数名の子どもたちと泥んこ遊びをしていると、年長のある男の子が私のところにやってきて砂遊び用のボール(調理器具)をしばらく預かっておいてくれないかと言って差し出しました。見ると、中にはダンゴ虫やらワラジ虫やら大小さまざまな幼虫やらがうじゃうじゃと捕らえられ、入れられておりました。
「せんせい手に持ってちゃんとみててね」
「えっ、先生ずっと持ってはいられないよ、これからダム作りするんだよ」
「いいから、すぐ戻ってくるから」
「どこへ行くの?」
「オレ、絵本借りてこなくちゃなんないからさ。見てて」
「じゃあ、ここに置いておいてもいいかな?みてるから」
「う~ん」
そう言うと、彼はしぶしぶうなづいて私の足元にそのボールを置きました。
「せんせい取られないようにちゃんと見てるんだぞ!」
「だいじょうぶだよ、早く行っておいで」
彼は一目散に園の中へ走っていきました。
それからどれくらい時間がたったでしょうか。いろんな所から子どもたちが次々に私を呼ぶので、あちこちに気を取られてしまい、呼ばれた方へ行って話しを聞いたりしているうちに、ついうっかりそのボールに入っている虫たちを見ているのを忘れてしまったのです。
やがて、先ほどの年長児が園庭に飛び出してきて、全力疾走で私のもとへやってきました。
「せんせい、幼虫どうだった?」
「ああ、幼虫ね」
そう言って泥んこ山のすぐ脇に置いておいた幼虫の入ったボールのところまで行ってみると・・・。
「あーっつ!」私たちはそう叫んだまま絶句してしまいました。
そこには、泥んこを入れられてトロトロになるほど攪拌され、見るも無残な姿となったはかなき虫たちの姿がありました。事情をよく知らない年少児たちがお料理を作るために使っていたのですね。
それから、彼の怒りは一気に私へと向けられました。とにかく怒る怒る。罵詈雑言の雨あられでありました。どうしてちゃんと見てなかったんだよ!、と。ひたすら謝るアタクシではありましたが、彼の怒りはなかなか収まりません。仕方なく極上のミミズをつかまえて、彼のご機嫌をうかがうことに。それからさっそくミミズの採取に取り掛かりました。やがて2~3匹の大きなミミズを捕まえたので、その中でも一番大きくて太いミミズを彼のところに持って行くことにしました。彼はふてくされて鼻を曲げたまま風鈴堂の入り口に腰を下ろして、地面をじっと見つめていました。わたしが恐る恐る近づいていくと、彼はキッとした目で睨みました。
「かんせんせいが悪いんだぞ」
「まったくそのとおり。先生が悪かった。ちゃんと見てなかった」
「ふん」
「でもせんせいもいろいろ大変なんだよ。何しろしんじんの子どもみんなのせんせいだからね」
彼はそれについてしばらく考えていました。
「そこでお詫びのしるしにでかいミミズを捕まえたんだけど、これで許してくれないかな」
そう言うと、彼はそのミミズをじっと見て息を呑みました。それからやがて言いました。「いいよ」
「許してくれる?」
「うん。許してあげる」
我々はそれからまた気を取り直し、幼虫好きなほかの子どもたちと一緒に虫を探すことにしましたとさ。
「せんせい手に持ってちゃんとみててね」
「えっ、先生ずっと持ってはいられないよ、これからダム作りするんだよ」
「いいから、すぐ戻ってくるから」
「どこへ行くの?」
「オレ、絵本借りてこなくちゃなんないからさ。見てて」
「じゃあ、ここに置いておいてもいいかな?みてるから」
「う~ん」
そう言うと、彼はしぶしぶうなづいて私の足元にそのボールを置きました。
「せんせい取られないようにちゃんと見てるんだぞ!」
「だいじょうぶだよ、早く行っておいで」
彼は一目散に園の中へ走っていきました。
それからどれくらい時間がたったでしょうか。いろんな所から子どもたちが次々に私を呼ぶので、あちこちに気を取られてしまい、呼ばれた方へ行って話しを聞いたりしているうちに、ついうっかりそのボールに入っている虫たちを見ているのを忘れてしまったのです。
やがて、先ほどの年長児が園庭に飛び出してきて、全力疾走で私のもとへやってきました。
「せんせい、幼虫どうだった?」
「ああ、幼虫ね」
そう言って泥んこ山のすぐ脇に置いておいた幼虫の入ったボールのところまで行ってみると・・・。
「あーっつ!」私たちはそう叫んだまま絶句してしまいました。
そこには、泥んこを入れられてトロトロになるほど攪拌され、見るも無残な姿となったはかなき虫たちの姿がありました。事情をよく知らない年少児たちがお料理を作るために使っていたのですね。
それから、彼の怒りは一気に私へと向けられました。とにかく怒る怒る。罵詈雑言の雨あられでありました。どうしてちゃんと見てなかったんだよ!、と。ひたすら謝るアタクシではありましたが、彼の怒りはなかなか収まりません。仕方なく極上のミミズをつかまえて、彼のご機嫌をうかがうことに。それからさっそくミミズの採取に取り掛かりました。やがて2~3匹の大きなミミズを捕まえたので、その中でも一番大きくて太いミミズを彼のところに持って行くことにしました。彼はふてくされて鼻を曲げたまま風鈴堂の入り口に腰を下ろして、地面をじっと見つめていました。わたしが恐る恐る近づいていくと、彼はキッとした目で睨みました。
「かんせんせいが悪いんだぞ」
「まったくそのとおり。先生が悪かった。ちゃんと見てなかった」
「ふん」
「でもせんせいもいろいろ大変なんだよ。何しろしんじんの子どもみんなのせんせいだからね」
彼はそれについてしばらく考えていました。
「そこでお詫びのしるしにでかいミミズを捕まえたんだけど、これで許してくれないかな」
そう言うと、彼はそのミミズをじっと見て息を呑みました。それからやがて言いました。「いいよ」
「許してくれる?」
「うん。許してあげる」
我々はそれからまた気を取り直し、幼虫好きなほかの子どもたちと一緒に虫を探すことにしましたとさ。
きょうは5月のひよこ組がおこなわれ、20組の未就園児親子が参加されました。通常は園内の運動場を使っておこなわれますが、本日は試験的に風鈴堂と園庭で行いました。今年度はひよこ組をさらにパワーアップさせるべく様々な方法を試みていく予定です。どうぞご期待ください。
皆様お元気でいらっしゃいますか。
きょうは年少組の子どもたちが鳥屋野潟公園に園外活動に行ってきました。ケガや事故もなく、みんなとても立派に行って来れたようです。園へ戻ってきた子どもたちはどの子もみな一様にニコニコと元気よく、中にはわたしの顔を見るなり「ただいま~!」と挨拶をしてくれる子どももいました。ついこの間まで「ママは?おうちに帰る~」と泣いていた子どもが元気よくただいまと言ってくれるのですから、子どもの順応性・適応力というのはすごいですね。園にようやく慣れ始めた子どもたちは、このように園外活動などで園を離れた場所へみんなで行くという経験を経ると、幼稚園さえ懐かしい場所(自分のテリトリー)であると感じるようになるのです。したがって、園に戻ってきた彼らの口から「ただいま~」という言葉も自然と聞かれるようになります。
バスから降りてきた子どもたちひとりひとりに声をかけていると、「あのね、せんせい、公園とっても面白かったよ」「オレなんかお弁当ぜ~んぶ食べたんだよ」「いっぱい遊んだからのどかわいちゃった」などと目をキラキラ輝かせながらみやげ話や感想を聞かせてくれる子どももいて、実にたのもしい限りでありました。
【今日の一枚】
先週のある日、運動会の練習のために運動場に集まった年長組の子どもたち。
きょうは年少組の子どもたちが鳥屋野潟公園に園外活動に行ってきました。ケガや事故もなく、みんなとても立派に行って来れたようです。園へ戻ってきた子どもたちはどの子もみな一様にニコニコと元気よく、中にはわたしの顔を見るなり「ただいま~!」と挨拶をしてくれる子どももいました。ついこの間まで「ママは?おうちに帰る~」と泣いていた子どもが元気よくただいまと言ってくれるのですから、子どもの順応性・適応力というのはすごいですね。園にようやく慣れ始めた子どもたちは、このように園外活動などで園を離れた場所へみんなで行くという経験を経ると、幼稚園さえ懐かしい場所(自分のテリトリー)であると感じるようになるのです。したがって、園に戻ってきた彼らの口から「ただいま~」という言葉も自然と聞かれるようになります。
バスから降りてきた子どもたちひとりひとりに声をかけていると、「あのね、せんせい、公園とっても面白かったよ」「オレなんかお弁当ぜ~んぶ食べたんだよ」「いっぱい遊んだからのどかわいちゃった」などと目をキラキラ輝かせながらみやげ話や感想を聞かせてくれる子どももいて、実にたのもしい限りでありました。
【今日の一枚】
先週のある日、運動会の練習のために運動場に集まった年長組の子どもたち。
皆様いかがお過ごしですか。
今日は比較的過ごしやすい1日でしたね。子ども達はエンジン全開でそれぞれ学年ごとの活動を始め、今園内は充実した季節を迎えております。
さて、本日は年少組の子ども達が恒例の園内探検をおこなっておりました。一斉保育の時間にそれぞれクラスごとにまとまって、園内外の様々な場所を順順にめぐりながら、遊具の使い方や、園内共通のルールなどを学びました。担任を先頭にクラスごとにまとまってあちらこちらを歩いてまわる子どもたちの姿には、早くも自分の所属する集団にきちんと帰属しようという意識が感じられ、とても立派でありました。今日はそんな年少組の子ども達の様子を中心にお伝えしようと思います。画像は全部で15枚です。どうぞお暇なときにゆっくりとご覧ください。
それでは皆様、よい週末をお過ごしください。
今日は比較的過ごしやすい1日でしたね。子ども達はエンジン全開でそれぞれ学年ごとの活動を始め、今園内は充実した季節を迎えております。
さて、本日は年少組の子ども達が恒例の園内探検をおこなっておりました。一斉保育の時間にそれぞれクラスごとにまとまって、園内外の様々な場所を順順にめぐりながら、遊具の使い方や、園内共通のルールなどを学びました。担任を先頭にクラスごとにまとまってあちらこちらを歩いてまわる子どもたちの姿には、早くも自分の所属する集団にきちんと帰属しようという意識が感じられ、とても立派でありました。今日はそんな年少組の子ども達の様子を中心にお伝えしようと思います。画像は全部で15枚です。どうぞお暇なときにゆっくりとご覧ください。
それでは皆様、よい週末をお過ごしください。