皆様ご機嫌いかがですか。
昨日のブログに書きました「教育アート展」ですが、じつは児童の作品のほかに教員の部門があり、当園の担任10名の書いた解説(活動の様子を細かく記した写真と文章)も活動部門として出品されておりました。このうち、2名が奨励賞をいただきましたが、なんと今回はその他の佳作についても入賞作品同様に展示されておりました。(結果的には10名全員が展示されました)
県内の教育関係者、指導者にとってはこういった部門はいわば他園や他校の活動の様子を知ることが出来る絶好の機会と位置づけられているので、これはたいへん名誉なことであります。子どもの作品もさることながら、指導者の部門で当園の担任たちの指導力が高く評価されたのだということなのですから。園長として素直に誇らしい気持ちでありました。自分たちはごく当たり前のことと思ってやっているわけですが、こんな機会に改めて振り返ってみると(つまり展示作品群を見比べてみると)、不断の努力と研鑽、そして日々の実践が見事に結実しているのだということがわかります。本当に素晴らしい子どもたち、そして素晴らしい担任たちであります。
これに甘んじることなくさらに良いものを作り上げていくために、今後も努力し続けていってもらいたいものです。
【きょうの一枚】教育アート展会場の様子。幼稚園から高校までの約750点(応募総数11900点)の作品が展示されています。会期は明日13日(土)まで。新潟市新津美術館・市民ギャラリーにて。
さて、話題は変わりますが朝日新聞のウェブ版で組まれている特集記事にとてもよいものがありましたので、紹介いたします。下にURLを貼り付けましたので、興味のある方はぜひご覧になってください。
各界の著名人・有名人たちがいじめをしている子どもたちといじめられている子どもたちに向けてメッセージを寄せる、というものです。
『いじめている君へ、いじめられている君へ』 朝日新聞社編
http://www.asahi.com/edu/ijime/index.html
(携帯の端末からはアクセスできない場合もありますのでご了承下さい)
それでは皆様、良い週末をお過ごし下さい!
三学期がスタートし、連日子どもたちは待ってましたとばかりにパワー全開で活動を開始しております。寒気がシベリアから流れ込んできているという天気予報のわりには冷え込みも緩やかなこの頃、雨がやむとすかさず元気いっぱいの子どもたちが園庭に飛び出して思い切り体を動かして遊んでいます。このまま春まで穏やかな冬であってくれたらと、切に願うこの頃であります。園内ではインフルエンザなどの報告もなく、まずは順調な新学期の滑り出しといったところであります。
さて、今日の午後、子どもたちが帰った後にひとりで教育アート展を見に新津美術館へ行ってまいりました。ご存知のように、ジュニア展と並んで毎年子どもたちの作品を出品している展覧会ですが、会期が今週土曜日までとなっているため、時間を作って本日見に行ってまいりました。まだご覧になっていない方、興味のおありの方はぜひ行ってみてください。とてもよい展覧会でしたよ。
それでは明日もよい日でありますように。
【今日の一枚】
運動場では毎日所狭しと様々な活動がおこなわれています。寒さにも負けず、エンジンフルパワーの子どもたち!
例年になく穏やかな年明けとなり、春の予感さえ感じる今日この頃ですが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでいらっしゃいますか。ご家族おそろいでさぞ楽しい休暇を過ごされたことと存じます。
私の冬休みはと言いますと、例年通り今年も殆どどこへも出かけず家にいて、ふだん時間がなくてなかなか読めない本をまとめて読んだり、晴れた日は家の近所を散歩したり、夕暮れにはふだん時間がなくてなかなか飲めない様々な酒をまとめて飲んだりして(要するに飲んだくれて)おりました。特に今年は娘が誕生して初めての正月ということもあり、心浮き立つような、優しい気持ちで家族三人仲良く新年を迎えることができました。赤ん坊のいる正月とはかくのごとき清々しいものかとつくづく思った次第です。
そんな楽しかった冬休みも終わり、今日からいよいよ三学期が始まりました。子どもたちは楽しかった冬休みの思い出を胸に、また元気よく園へ戻ってきてくれたようです。どんなみやげ話が聞けるのか、私も今から楽しみにしているところであります。
さて、この三学期はなんといっても一年間の活動を締めくくる大切な学期であり、次のステップへとつながる重要な助走期間でもあります。
大きな行事としてはクラスごとに作り上げる「発表会」。そして、年長組の「卒園式」が挙げられます。「発表会」は全園児ひとりひとりのこの一年間の成長を見ることができる三学期の中心的活動で、クラスごとに様々なアイディアを凝らし素敵なお芝居を作り上げていきます。また「卒園式」はご存知のように年長組の子どもたちがこの園を巣立っていく、あらゆる年間行事の中でも最も重要な行事です。すくすくと健やかに育ったこの年長組の子どもたちにも静かにその時が訪れようとしているのです。幼稚園生活を締めくくるにふさわしい、充実した学期を過ごしていってもらいたいものであります。
これら重要な三学期を迎えるにあたり、我々教職員も全身全霊で日々の活動に取り組んでまいる所存です。保護者の皆様方にもまた何かとお世話になることが多々あろうかと存じますが、ご理解とご協力をいただけますようお願い申し上げます。
今年一年がまた皆様にとって素晴らしい年でありますように!
【今日の一枚】
昨日の昼過ぎ、前日から続く嵐のような雨と風がふっと止み、厚い雲の切れ間から目もくらむようなまばゆい陽の光が幾すじも差し込む。ほんとうに天使が降りてきそうな神々しい光の梯子。思わず自宅のベランダからシャッターを切る。太陽は肉体だけでなく心まで温めてくれる。
先日4日に家族3人でようやく初詣に行ってまいりました。三が日はどこもたくさんの人で大変だろうと、少しすいたころの4日に外出することにしたのです。もちろん、今年は赤ん坊がいるからということもありますが、赤ん坊がいなくても我が家はここ数年、初詣は人のあまりいなくなった4日以降に行くことが多いです。二十代くらいまでは大晦日の夜から出かけ、二年参りをして、そのまま仲間と朝まで酒を飲み人生の夢を熱く語り合ったものですが、三十代も後半にさしかかった昨今では、自宅でぼんやりテレビを見ながら妻と二人でのんびり過ごすようになりました。かつてあれほど騒ぎまくった年末年始も今や老人の昼下がりみたいに穏やかで、うっかりするとそのまま眠ってしまいそうなほど平和で退屈であります。しかしこの退屈さこそが大人の味わいというものなのでありますね。平和で退屈でそしてたまらなく人恋しいのになんにもしないでいる贅沢。皆さんにはおわかりになりますか?
そんな初詣の帰りに近くの海へ行ってみると、水平線に見事な虹がかかっておりました。(写真)
今年は春から何かいいことありそうな、幸福な気分でありました。
皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
旧年中はたいへんお世話になり、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
今年一年が皆様にとって素晴らしい年になりますよう、心よりご祈念申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。