野性派でいこう!

日々の徒然です。子供四人。自然派。遺跡発掘事務所でお仕事。遺跡発掘調査で働き、やっぱり描いたり書いたりする日々。

横浜ジャズナイト…後編

2011-07-17 21:39:51 | 日記
完璧に正しい横浜のジャズバー…にはいささかラテンが過ぎてるアロハシャツのパーカッションのおじ様が今夜の主人公。
でも、先生が用意してきてくれた資料のプリントを見ると素晴らしい経歴のプレイヤー。

おやじギャグを交えつつ、高校生を意識して分かりやすくいろいろ解説してくれたり、ボーカルのお姉さんも登場して、盛り上がる横浜ラテンナイト!

曲名が代表的なのしか覚えていないが、イパネマの娘、キサスキサスキサス、マシュケナダ…などなどなど。

でも、浜辺の歌をジャズバージョンで…が素晴らしく良かったなぁ。


ショーは三部。
合間に保護者たちで交わす雑談。高校生たちは演奏者と写真を撮ったり質問したり。
すっかり打ち解けたムード。

名残惜しい中で課外授業を終えたのは最終電車が気になる11時。


薄暗い店内の照明。ピアノのお兄さんが 即興で繰り出す調べ。からまる低いベース音。正しいウエィターが正しくカクテルを作る優雅な手の動き。

今朝になると、太鼓の音は遠く消えて、その場面だけがフラッシュバックする。

高校生たちと先生と保護者の方たちと、あの空間。

全部がチグハクで、でも全部が正統派。
なんとも不思議な一夜は夢じゃなかったって、確かめに、来年も参加しようかなぁ。

横浜ジャズナイト…中編

2011-07-17 19:36:04 | 日記
先生に続いて狭い階段を降りる。金の手すり…クラッシックな艶の板張り。

天井の低いホール。
左手にカウンター、右手に低い社長ソファーのテーブル席。真ん中にグランドピアノ。

我々課外授業高校生チームは二つのテーブルに別れて座る。
先生は適当に注文してください。と言った。
注文をとりにきたのが完全に正しい優雅な物腰のウエィター。髪はオールバック。白いシャツ黒いベスト。笑顔も型通り、お客様の黒い噂もクールスマイルで流す…。
こんな完全に完璧なウエィターに、適当になんて注文できない!!

高校生たちは皆ジンジャーエールを頼み、他の保護者のみなさんは慣れているのか、様々なカクテルを注文してる!

やばい!私は三杯飲んだら頭が痛くなる体質。
とりあえず、生ビール。缶のビールは好きじゃないけど、生ビールの香ばしさが好き。だから、困った時には生ビール。
これがまたまた完全に正しい生ビールで、お、い、し…かったので感激。


先生が適当に注文してくれたおつまみも完全に正しい優雅な感じでよろしかったなぁ。
横浜らしく、中華メニューが充実していたのが微笑ましい。

そうこうしているうちにカウンターで飲んでいた方たちが、イソイソとピアノとパーカッションとベースについて…今夜の演奏者の方たちだったのだ。

横浜ジャズナイト…前編

2011-07-17 01:52:11 | 日記
出かける前に、ズボンのアイロン、
ピアスの穴が通らない、
ペディキュアだって直す時間ない…落としちゃえ、

大慌て、十五年ぶりにカカトの高い靴をだした。

長男の高校の課外授業…保護者同伴企画!
今夜はジャズバー見学なのだ!

その他三人を母にお願いして、長男と家を出る。

ちょっと早めに横浜関内。

横浜スタジアムの横を通り抜け、中華街でラーメンとタピオカミルクティー




街はサタデートワィライト。
誰もが、大好きな恋人と家族と友達と、ちょっと素敵な気分を感じてる夕焼け。ピンバッチみたいに正しくはためく旗たち。




集合場所に行ってみると、今年の参加は五人の生徒とその保護者。
引率はスペイン語の先生と奥様。


横浜関内北口を出発し、間もなく先頭を歩いていた先生が唐突にビルの中に。

階段を下って地下一階。
目指すは正統派大人のための夜の店、横浜のとあるジャズバーなのであった。