野性派でいこう!

日々の徒然です。子供四人。自然派。遺跡発掘事務所でお仕事。遺跡発掘調査で働き、やっぱり描いたり書いたりする日々。

夏の学童の話。その14。

2017-11-22 20:57:13 | 子育ての事
みんな、四時までに料理は作り上げてください。四時からは、会場つくりに入ります!

と、アナウンスしてあったのに、とてもとても、どの学年も手が離せそうにない。

あてにしていた五年生六年生が、まだまだ山場。作ろうというメニューが手のかかるものばかりの彼ら。当たり前である。

なので、四時半から、手の空いてきた四年生二年生年を煽りまくって、看板製作。
そして、四年男子リーダーと2人で、ガンガン机椅子を並べまくるわたし!

昨晩六年生と会場のレイアウトは考えていたけど、四年男子リーダーはそれを知らないから、わたしが、これは縦、これはあっち、それはこっち!と、絶叫するけど、ええ!なんでぇ!?しょうこちゃ〜〜ん!と、半泣きみたいな声をだす。

いいから!考えるな、感じろ!!

わたし、結構こういうところがある。

わたし、自分の中の色々を言葉でサッと出すのが苦手だから、(だから、逆に文章書いたりするのが好きなんだけど)

だから、人にもいつも、考えるな、感じろ!になっちゃう。

で、看板を作っている二年生が、
ねぇ、普通の人もお客さんでくる?と、聞いてくる。

山の中も山の中。前を通る通行人なんか一人もいない施設なのに、かわいい心配をしている。
でも、

もし、通りかかる人がいたら、くるよ。

と、答えたら、みんな、ワッと、目を見開いた。

そうして描いた看板には、何故かオバケの絵。
ふふふ。肝試しが印象的だったのかな?

そうこうしていると、一年生男子同士がケンカ。

あー!もうっ!!

一人の子が、自分の気に入らない奴は、みんな、ぶっとばしてやる!
なんて言うから、

そんな奴は、コッチがお断りだ!
と、わたしも返すと、

帰る!!と、部屋に戻ってしまう、

おい!待て!
帰ったら、もう、しょうこちゃんは、来年来ないぞ!と、いうことは、もう一生会わないぞー!!

と、わたしもかなり、頭にきているので、そんな奴は、放置して、こどもレストランに戻る。
(こどもに指示命令禁止はしないけど、ケンカはするのである)

5時。
招待しているのはみんなのお母さん。

建物の下の広場を、一人、お母さんが歩いてくるのが見えた。

最初のお客さんがきたよー!!

叫ぶと、子供たちから、キャー!と、歓声が上がる。

さあ!こどもレストラン開店だよ!!