クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

六本木哀花 (中編)

2015年11月19日 | あの頃 朴は若かった
ある日、ヤング朴竜は一日に何度も羽田空港と六本木の「アジア会館」を往復することになりました。

一人目の女の子をチェックインさせて空港へとんぼ返りです。モノレールや地下鉄を乗り継いでの「アジア会館」へ途。あれやこれやを話してるうちに、あ、この人は悪い人ではないと思ってくれたのでしょう。少しずつ打ち解けてくれました。

「これから空港へ戻るけどちょっと待っててね。君の友達連れて戻るから。ゆっくり休んでてよ。」と不安気な表情の女の子を残し空港へ戻りました。

そしてまた別の女の子をピックアップして「アジア会館」に戻ってきたのですが、レセプションで確認のところ部屋はひとつしか予約されてないようです。確か今日は5人ほどピックアップする予定です。

オーナーに電話すると「お、朴ちゃんご苦労さん!どうせ夜になったら車で送って貰うんだから幾つも部屋なんか要らねえんだよ。」

「オーナー、だってこれ2人部屋ですよ。夜までだって5人いたら窮屈で可哀想ですよ!俺入れたら6人だし、ホテルの人に怪しまれますって!」

「ん~。まっ、いいからいいから、朴ちゃん女の子に囲まれて羨ましいなあ~。あ、分かってると思うけど、ヤッちゃったら怖いよ~。 真面に就職できなくなるよ。あ、その時はウチに就職すっか?」等とふざけ脅してくるんですね。

ひとりずつ、ある時はふたり一度にピックアップしてなんとか5人を部屋に纏めましたが、シングルベッドが2つの部屋に5人の女の子。可哀想にゆっくり休める訳がありません。ご飯だってロクに食べてないし。

ヤング朴竜。女の子が可哀想になって近くのほか弁で自腹で買い出し。

狭い狭い部屋で肩を寄せ合って弁当を食べました。

なんだか、私、彼女達に申し訳なくて、キマリも悪くて、ちょっぴり切ない気持ちにもなって、鼻を啜りあげながら、一緒に弁当を食べたのでした。


六本木哀花 (前編)

2015年11月19日 | あの頃 朴は若かった
本日、仕事で「六本木ミッドタウン」へ行きました。

千代田線乃木坂駅と大江戸線六本木駅の中間にあるミッドタウンはアクセスの不便さからランチタイムなのに人も疎らです。

オフィスからタクシーで向かう途中、運転手さんが、「ミッドタウン」って昔の『防衛庁』の跡地なんですよと話しかけてきました。

そうそう!
今から30年前、『防衛庁』の横に「アジア会館」という主にアジアからの旅行者向けの簡易宿泊所があったよな。

今からお話するのは、そこに咲いたヤング朴竜のちょっぴり切ない恋の物語です。

それはですね。

朴竜若かりし頃、赤坂辺りでホストのようなバイトをしていたことがありました。

そこのオーナーは手広くビジネスをやっていて、そのひとつが多分「手配師」のようなものだったのでしょうか。

東南アジア方面から日本に出稼ぎにきている女性を取りまとめて、人手が足りない地方の飲食店に送り込むようなことだったのです。

赤坂のバイトを上がる時間にオーナーが声をかけてきました。

「あ~ 朴ちゃん。確か英語大丈夫だったよねー? あのさ、違うバイトしてみない? 昼間暇だったら、夜との掛け持ちで結構儲けられると思うよ。」

オーナーの言う昼間のバイト、それは

・羽田空港へ行き、日本全国またはアジア便で東京に来る予定の女の子を見つけ出しピックアップする。

・どの便で来るか分かってるけど、一日で何人もピックアップする。

・ピックアップした女の子は都度「アジア会館」の部屋へ送り届け、それが済んだらまた空港へとんぼ返り。それを何度か繰り返す。

・予定の女の子全員ピックアップ出来たら「アジア会館」の部屋で女の子と待機。

・派遣先の飲食店が決まったら車で送り届ける。それは主に千葉や埼玉方面。

と言うものでした。


悲しい時

2015年11月19日 | 日記
こんな日もあるんすね。

なんと・・・御殿場線、人身事故で止まってます!
イノシシでも鹿でもタヌキでもない、人間ですと!

事故か故意かは不明ですが、何だか悲しい。

あんなノドカな風景の中なのに。


命だけは大事にしてくださいよ。
頑張って病魔と戦っている方々のためにも。

ジョビの中学時代 最終回かも

2015年11月19日 | 日記
「ジョビの神の肘2」


突き飛ばしました彼を怒鳴りつける訳ではなく、むしろ、その衝撃の事実に声を震わせるように言いました。


「アイツの胸、結構デカイぞ。そして柔らかかった。」


そう、突き飛ばされて女子に衝突した時、不可抗力で私の肘が彼女の胸に触れたのです。


「嘘だろ。何でお前だけいい思いしてんだよ。」

もうエロ本(Don't)なんてどうでも良くなったのです。
生身の女性の胸に触れた衝撃には敵うわけないのです。


それから我々は、休み時間になると、踊り場で腰に手を当て肘を突き出して話すようになりました。
非常に不自然な格好です。


会話よりも肘に全神経を集中させて。


すれ違う女子たちの胸をめがけて。



おわり