クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

馬鹿なオンナでございます

2015年11月25日 | あの頃 朴は若かった
最近、バブル期に巨額の資金を使って株式相場を動かしたことで知られる「仕手(シテ)集団」の誠備グループで「兜町の風雲児」と呼ばれた大物相場師が逮捕されたというニュースが報じられました。

仕手(して)、あるいは仕手筋(してすじ)とは、人為的に作った相場で短期間に大きな利益を得ることを目的に、公開市場(主に株式市場)で大量に投機的売買を行う者のことをいいます。

英語のSpeculator(投機家)に相当しますが、摘発が厳格でない事を逆手に、脱法・違法まがいの手法を取り入れ価格操作をおこなう不正な売買筋のことを「仕手」と呼ぶことがあります。(ウィキペディアより)ここまではよろしかったでしょうか? 

さて、皆さん。小投稿「師匠と朴のアフターファイブ4」(あの頃朴は若かった)に登場したいけ好かない同期「中谷(仮称)」のことを覚えていますでしょうか。

んなわけないわな。

その中谷君と結婚した女性、山下さん(仮称)と私は某証券会社の池袋支店で一緒に仕事をしていたわけです。

彼らは社内できちゃった結婚なんですけどね。

で、中谷君もアホでしたが、彼女も知らないことを知らないと言えず結局恥をかいてしまう相当にバカな女性でした。

顔も面白しな。

さて、皆さんは証券会社の店頭に行ったことありますか?

今はどうか分かりませんが、先ず壁一面に株価ボードってのがあって主要な銘柄の株価がリアルタイムに表示されるんですね。

それと別に「QUICK」といわれる端末があって、投資家は自分の知りたい銘柄の株価をポンポンと叩いて自由にみられるんです。

その画面表示ですがいくつかの記号がありまして、例えば「シ」はシステム銘柄です。

昔、東京証券取引所では場立というものがあって、手サインや身振り手振りで売り買いをマッチングさせる原始的な銘柄と、コンピューターで売り買いをマッチングさせる「システム銘柄」というものがありました。

現在、日本の証券取引所は全てシステムで取引されています。何故なら場立は人件費がかかりすぎで非効率なんですわ。

また、日本には「東京」の他、「大阪」「名古屋」など複数の証券取引所があるわけで、その「QUICK」には各市場の略称が乗っているんですね。

「T:東証」「O:大証」「N:名証」という具合です。

さて、相当にバカな山下さんがある投資家に尋ねられました。

「山下さん、このシTって何?」
「えっとえっと、う~ん。」

誰かに聞けばいいじゃんそんなこと。
って言うか、えっとえっとも可愛くないし。

でも、人に聞けない面倒くさい性格の面白い顔の山下さんです。

苦し紛れに言っちゃいました。

「あ、このシTは仕手です。そう仕手銘柄なんですよ!」

んなアホな!

私、横で聞いていてひっくり返ってしまいました。

おいおい、そんな適当なこと言ってるとバカがばれるぞ!証券事故だぞ~
顔おもしろいし。

「ふ~ん、そうなんだぁ。じゃあ、仕手が入ったということはこの銘柄は上がるわけ?」

と真っ当な質問をするお客。

「はい!まぁ仕手筋が入ったわけだから上がるでしょうね~」

とこんな感じです。

場が引けて私、バカな山下さんにそれはさあ、違ううんじゃないの、それはこういう意味だぜ!と優しく教えてあげたのですが、向こう気の強いバカな面白い顔の山下さん。

「いや!朴さんが間違っている!正しいのは私!」

と100-0で負けているのに負けを認めず真っ赤になって怒ってくるんですね。

私、もう馬鹿馬鹿しくてそれ以上は絡みませんでしたけれどね。

それを聞いていた佐藤師匠

「な、山下馬鹿だろ? 性格も悪いけどね。あれね、一回俺聞かれたのよ。で、面白いからウソ教えたわけよ、シTと仕手」

あ~また師匠が絡んでたんでしたかぁ

ハリー・ウィンストンと朴(前編)

2015年11月25日 | 日記
人通りもまばらな日曜日朝、山王下の交差点で信号待ちをしていると日枝神社の急峻な階段を降りてくる男がいた。


明け方まで降り続いた雨で滑る階段を男は一段一段慎重にゆっくりと降りてきた。

一見するとナポリの土産物屋にでもいそうな濃い顔立ちのその男は時々後ろを振り返り、神社の樹木の緑そして澄み切った青い冬空を眩しそうに見上げていた。

男の名はハリー・ウィンストン。

何故か夕べ私の夢に出てきたクリンチーズの相方のジョビは外国名がついていて、私の夢の中の妙な場所で妙なアピールをするのであった。


いつかにつづく