クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

春を喪くす

2021年01月24日 | ちっちゃいおっさん

これらの写真は20174月に愛犬を亡くした日の午後に撮ったものです。






葉山の仙光院へ火葬に行く前、近くの長久保公園へ最後の散歩へ出かけました。


わずか2週間前は同じ場所で一緒に楽しく桜を見上げていたはずなのに、桜が散るように魂が抜けた小さな小さな身体を抱いて、いつもの散歩道に咲く花々を眩しく愛でました。






かわいい小さな卵型のお骨入れになって我が家に戻ってきました。


お骨入れを住職から受け取った時「早くご自宅へお戻りくださいね。そうすれば生まれ変わってまた戻ってくるのも早くなりますよ。」と言ってくださいました。






我が家には亡くなった愛犬の娘がいます。

でも、それで十分です。別れがこれほど悲しくて息苦しいものだなんて知らなかったから。






だから「何に生まれ変わるのだろう?」と思っていたら、長女や長男の子供として生まれ変わってくるかもしれないとのことでした。


私以上に打ちひしがれている長女はいうのです。






「早く結婚して子供を産もう。先に弟に子供が出来たら私に戻ってこないから・・・」。


朝、私は卵型のお骨入れを撫でて心の中で「今日も無事を祈っていておくれ」と唱えます。


心が折れそうな日、朝の湘南ライナーの中、財布に忍ばせたちいさなビニール袋に入った愛犬の胸の飾り毛を頬に当て愛おしい日々を思い出します。


よく散歩に行きました。そして、湘南の風に揺れる野辺の花々を一緒に愛でました。


綺麗な花を見ると、ね?綺麗でしょ?と振り返り私の眼を見たものです。


そうだね、綺麗だねって、私は声に出したものです。


夜はずっと一緒に寝ていました。かわいい寝息を立ててずっと側にいてくれました。


あれからずっと帰宅すると朝と同じく「無事に帰ってこれたよ。ありがとう。」と報告するようにしています。


みなさんもご自宅に小さな家族がいらしたらもっともっと愛してあげてくださいね。









猫と戯る日々 9 室蘭市輪西町のにゃんこ(中編)

2021年01月24日 | ちっちゃいおっさん
 

北海道室蘭市は道南に位置していて、この冬は随分と積もったようですが、イメージする北国のようには降らないのです。




ただ、太平洋に面した街ですから、海風が強くて、冬場は体感温度がかなり低くなります。




この日は昼間はぽかぽかしたような気もしましたが、それでも水たまりは薄氷。




そんな中で、どの子もまだ小さくて、なんだか生まれて数カ月くらい。




猫はこたつで丸くなるものですから、やはり北国のノラ猫は可哀想。




蕎麦屋でご飯は貰ってそうですが、夜の風雪や寒さをどこでしのいでるんだろう?




みんなで仲良く固まって暖をとっていたらいいなー