ヤング朴竜、証券マン時代のお話、最終話でございます。
大家と言えば親も同然、店子と言えば子も同然作成が成功したのかは分かりませんが、
それから暫くしまして、極々自然な形でご主人と奥様が口座を開いて下さり、取引が開始致しました。
頻繁に売買をされるわけではありませんでしたが、まとまったご資金を預けてくださいました。
また、私の結婚に伴いマンションを引き払う際には夕食に招いて下さりました。
ありがたいことに、結婚式では私にハクが付くようにと、◯◯自動車会長名で祝電をくださいました。
同僚や上司に「なんでや?」と問い詰められ「大家さんで、ワタシはタナコです」と。
企業の増資や資金調達を担当する事業法人部や引受部からは、紹介してくれとしつこいこと。でも、単にワタシはタナコ。
最初は下心と功名心みたいなものからアプローチしていましたが、親しくなってくるとそんなのはどうでもよくなるんですね。
やはり、人はコミュニケーション、分かろう分かりたいと思う気持ちが大切なんだと学ばせて頂きました。
あ、シェパード飼ってたのはウソです。
ウソついてごめんなさい。大家さん!
写真は本編と全く関係ありません。
え?コメにシロアリ?って真面目に読み返した記事でした。