クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

人生ってやつはフェイントの総和! 3

2021年01月25日 | ちっちゃいおっさん

オフィスビルにはたくさんの企業が入ってまして、当然ながら見ず知らずの方々とエレベーターを共有しなければなりません。


この時期、なるべくエレベーターはひとりが安心。


でも実際はそうはいかず複数乗客となるのが普通ですね。




今朝、私ひとりを乗せたエレベーターのドアが殆ど閉まりかけているところに、地味めなアラフォー(かな?)女性がふたりが無理やり乗り込んできました。


背格好、服装、雰囲気などまるで双子。

どうやら同じ勤務先の同僚同士で仲が良さそうです。


その仲良しのふたりの動きがシンクロしているというか同期しているというか、とにかく面白い。TikTokみたいなんですね。





オフィスのエレベーター内はドアの両側にボタンがあります。無理やり乗ってきた仲良しふたり、ルールがあるかのように同時に左右に分かれます。


左側の女性は左手で、右側の女性は右手で同時に11階のボタンを押します。(お、私より先に降りてくれるんだな・・・)

 


そして、11階に到着。

仲の良いふたりはお互いを先に降ろしてあげようと、『開』のボタンを押しています。優しいじゃないですか!


でも、お互い譲り合ってなかなか降りないんです。『開』を押したまま固まっているようです。

 

あれ?もしかしたら、オレ、降りるフロアーだっけ? 一瞬自信がなくなり表示を確かめると、お、大丈夫!まだ、自分の降りるフロアーじゃありません。



仲の良いふたり、私に悪いと思ったのか、『開』ボタンを離してエレベーターから出ようとするのも同時!


同時に出てしまうと、お互いを先に降ろしてあげられません。譲り合うような形で、今度は『開』ボタンを押すためにふたり一緒にわざわざエレベーターへ戻ってきちゃいました。意地でも相手を先に降ろしたいんです。


そしてまた、お互いに道を譲ろうと『開』ボタンを一緒に押し始めるのです。

 

早くしてくれー 微笑ましいような鬱陶しいようなふたり。

 

そのふたり、私のイライラを察して、エレベーターを出ようとしてもまた同時になっちゃいました。


で、またエレベータに戻り『開』を押すわけです。





んー

同僚に対しての心遣いは美しいが、見知らぬオッサンのことも少しは気にしてね、と心の中で呟きます。

 

それが通じたのかどうか、そのふたりは完璧に同時に私のために『閉』のボタンを押し、エレベーターから出てたのですが、2人一緒にドアに挟まれちゃいました。


勢いぶつかり縺れ合いながら、転がるように11階へ吐き出されたのでありました。


どうでもよいけど、次に遭遇しませんように!








 


東池袋猜疑定食

2021年01月25日 | ちっちゃいおっさん
 

ヤング朴竜、証券マン時代のお話。


『美人薬局』のある市場の横に汚い小さな定食屋がありました。




一度そこに飛び込んだところ、3人も座ればかなり窮屈なカウンターに山◯證券の『四季報』を目にしたので、どうせ昼を取るならと思い週一程度のペースで通ってました。



通い慣れ顔も覚えられてくると、主人の家族や慶応幼稚舎に行かせてる娘自慢を聞くはめになりました。




へえ、こんな汚い儲かってる感じもしない定食屋で下から慶応です。アパートでも経営してるのかなあとぼんやり思っていました。




とある日、ちょっとした事件がありました。私も顔なじみになった品の良い年配のサラリーマンの客、財布を見ると勘定に少し足りなかったのです。


「おやじさん、すみません。ちょっとお金を下ろしてきますから待ってて貰える?」

と尋ねます。


そうすると、おやじは猜疑心に溢れた眼で「だったら、その時計置いてってよ。」

と常連客に向かいほざくのです。




品の良い年配のサラリーマンはかなりムッとした表情を浮かべましたが、そっと時計を外そうとしたのです。





そこで私、その態度と顔付きがあまりにも腹立たしかったので「私が一緒に払いますよ。ご主人、この方常連さんですよ。かなり失礼じゃないんですか?アンタ、いつも来てくれてる客に向かって何ですか!」

と怒鳴りつけてしまいました。




あ~ これで取引はなし!でも、そんな奴と付き合ったらずっと揉めそうな客。




で、ドアが壊れるくらいの力で閉めて外に出ると、品の良い年配のサラリーマンが追ってきて、深々とお礼してくださいました。


彼はサラリーマンじゃなくて、非番の警察官でした。




サンシャイン裏の交番勤務のおまわりさんでした。


おまわりさん


「営業中疲れたら交番に休みに来ていいよ」


とそれから本社への異動までの期間、

暑い日、寒い日、お腹の緩い日、厚かましくも遊びに行かせて頂きました。




なんだか大らかな時代だったなあ。


もう35年も前のことです。お巡りさん偉くなったかなぁ。



写真は昨日の鎌倉山へのロードワーク時に撮影


猫と戯る日々 10 あずきちゃん

2021年01月25日 | ちっちゃいおっさん
ニューオータニガーデンコートの裏山に棲む可愛いにゃんこたち。

この子の名前はあずきちゃんです。


最初にあずきちゃんと会ったのは2013年6月。背中の模様に特徴がありました。

写真は2014年9月のものでこの後にあずきちゃんと会うことはありませんでした。


いつもゆっくりゆっくり歩いてきて、ふにふに言いながら私によってきてくれた可愛い子。


おっとりしていて、争うことがあまり得意ではありませんでした。


ご飯をその辺に置くと他の元気な子達が先に食べちゃうので、たまに会うと手のひらからもしゃもしゃと食べてくれていましたよ。


あまりに食べるのもゆっくりなので、しゃがみ続けていたおじさんには結構キツかったなあ。