肘にこないラケットを探す旅、第1回ウィルソンプロスタッフ85RF後編
結論から言うと今回のチャレンジはダメでした。
まず次の日に肘が痛くなるかでしたが次の日の朝、起きた瞬間から肘の重さを
実感させられました。あれ?昨日ピュアドラVS使ったっけ!?というレベル程では
ないにしてもフレーム厚が17mmで柔かく、ガットもナチュラルガット張ってある
ラケットにしてはちょっと、っていうレベルです。
これは振動止めを全く付けなかった影響というより、ラケットのフェイスが85しか
ないなのでいつもより真ん中を外したショットが多かった影響なのかもしれません。
そしてプレーの方はダブルスを何ゲームかやったのですが、確実にネット前では
いつもより勇気が必要なラケットでした。やはりフェイスが85しかないと
精神的に余裕がなくなります。でも意外にも自分から決めにいくボレーは面が
小さくても違和感なく打てました。しかしストロークはフォアもバックもダメでした。
これはフェイスが小さくてダメだったのもありますが、グリップサイズの問題も
大きかったようです。
普段グリップ2のラケットを更に少し細くなるよう薄めのレザーグリップに換装して使って
いたのですが、今回のラケットはグリップ3なのでグリップが太すぎて手首を効かせ辛く
スピン不足になって全体的にボールが浮いてしまっていました。
手首を使わないスライスでは問題なかったのですが、スピン系のショットはとても
ぎこちなく打つような感じになってしまっていたようです。
あと今回一番ダメだったのはサービスリターン。
グリップが太すぎてグリップチェンジしにくく、フェイスは極小なので外せない
プレッシャーに負けてミスも多くなってしまいました。
ということで分かってはいましたが、やはりいくらナチュラルガットが張って
あってもフェイスサイズが小さすぎるラケットは自分には厳し過ぎる、ということが
はっきりしました。次もまた同じテーマでやってみます。