どちらが良い感じ?
今回は最近とても好印象だったブレード製法のラケット2本を
バボラのテニスセンサーで比較をしてみました。
全て片手打ちバックハンドのデータになります。
ディアブロXPの方はオモリ等でカスタムしてあります。
2018 ウィルソン プロスタッフRF97(LCE)
373g
使用ストリング シグナムプロ マイクロナイト1.32 54p
平均ボールスピード117km/h 最高ボールスピード134km/h
球種判定フラット12球 トップスピン28球
2006 プリンス ディアブロXP MP ※オモリ等でカスタム済み
348g (AKプロ16 → マイクロナイト1.32で +2g)
使用ストリング シグナムプロ マイクロナイト1.32 54p
平均ボールスピード112km/h 最高ボールスピード121km/h
球種判定フラット7球 トップスピン33球
両方打ち比べた結果、やはりボールが飛ぶのはプロスタッフ97RFの方
でしたが、ディアブロXPよりボール離れが早く感じました。
ただラケットの重さもありボールをしっかり打てた時の威力は
プロスタッフRFの方がありました。
ディアブロXPの方はボールの威力では劣るものの、ラケットとの一体感が
上というか、微妙なコントロールではプロスタRFを多少上回っていたように
感じました。その分だけ厳しい所も狙えるので試合などで頼りになる
ラケットという感じです。
個人的な好みだとプロスタッフRFの方は縦のメインをポリにして横の
クロスをマルチ(ナチュラル?)のハイブリッド張りにするともう少し
ホールド感も出て丁度良いかもしれません。
ディアブロXPの方はストリングパターンが16×20なのもあってボールも
潰しやすく、ホールド性も十分だったのでマルチのストリングでも十分だと
感じました。
ギリシャのチチパス選手も頑張っているようですし、次はあのブレード製法の
ラケットを試してみたいと思います。