ラケットオタの探求の日々!

今日も理想のテニスラケットを求めて試行錯誤の日々

しなるラケットと言えばクラッシュよりブレード?後編

2019-05-20 10:02:28 | テニス

肘に優しいラケットを探す旅、第5回ウィルソンブレード98CV 18×20 後編

 

 

錦織選手の今年の全仏OPユニクロウェアのデザイン、、、。

 

ブレード98CV使ってみました。

そのままで使うにはあまりにも軽すぎるのでオモリ等で約360gに調整しました。

ガットはパターンが細いのを考慮して細めのゴーセンのAKプロ17を張ってあります。

 

ラリー、シングルス、ダブルスという流れで使ってみたのですが、プレステージMPと比べると

フレームが柔らかい上にボールも飛ぶので、ガットが18×20のパターンのラケットの中でも

敷居はそれほど高くないラケットだと感じました。ただ前作のCVが入る前のブレードの方が

もう少しフレームがしなって柔らかく、ボールも飛んだような記憶があります。

 

ただ今回の振動吸収マテリアルのCVが搭載されたブレードも、インパクトの衝撃がとても

マイルドだったので打ちやすかったです。そしてボールのホールド性も優れているので

思っていたよりスピンもかけやすく、コントロール性も良好でした。特にフラット系のサーブは

ガットのパターンが細かいおかげで厚い当たりでボールを打ちやすく、いつもよりボールが

伸びていたような気がしました。

ネットプレーもフレームが柔らかいのでタッチ系のショットが打ちやすかったです。

 

正直、同じウィルソンのプロスタッフよりもしなやかでボールのダイレクト感を感じ

使ってて気持ちよかったので、ブレード98の方が自分には合っているかもしれません。

肘も次の日に痛む事もなく大丈夫でした。

改めて使ってみて、ブレードがウィルソンの契約プロの中で一番使用率が高い

というのも納得です。

 

個人的には片手打ちバックがフォアと比べるとどうしてもボールの回転量が少なくなって

しまうので、コートの中で強く叩いた時に抑えが効きやすいのはとても良かったです。

 

次は他のメーカーの新しいブレード製法のラケットでやってみたいと思います。