いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

求められているのは問いではなく、こたえ。

2004年12月26日 | 考える
できた時間に、TVを消して
過去を振り返る。

発しつづけてきた、問い。
僕は何者なのか、
どこから来て、どこへ行くのか。
どこかに僕を必要としている人がいるのではないのか。
人生に何かやるべき使命があるのではないのか。

だけど、ふと思う。
逆なのではないのか、と。

人間は問うものではなく、問われているのもではないのかと。
自然発生的に起きる、毎日の出来事。
それについてどう振舞おうが、それはその人の自由。
最後の瞬間まで、舵は自分自身の手に握られている。
それをその手から離す自由さえも与えられている。

しかし、毎日この瞬間にも僕らは試されているのではないのだろうか。
人からしてもらったことの大きさを測る暇があるのならば、
人にしてあげたことの小ささを感じるほうが先ではないのか。
現状に不満を言うのならば、自分が周囲に対してできることを考えることのほうが
重要だ。

「人生」というものにも僕は考え違いをしていたのかもしれない。
いかに自分の思うように生きていくのか追求していても
真の幸せには届かないのかもしれない。

問題は、与えられている課題をどのように解くのか。
自分が問題を発するのではなく、
人生そのものが問題を発しているのかもしれない。

僕は自分の人生に回答を出さなければならない。
最良の方法は知らないが、最悪の回答は知っている。
それは、「逃避」
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