今日24日はツレアイの月命日。
ここの所、余りの暑さで位牌への供花の痛みが早いので、少し涼しくなるまで供花を控えるつもりでしたが、命日ともなればそうもいかず、午前中に花を買ってきて供えましたが、やはり位牌の前は賑やかな方が良いですね。
ツレアイが亡くなってから、もう7ヶ月。
生活ペースは何とか掴みかけてきましたが、ふとした時に思うのは、『あれもしてやりたかったのに…』『これが一緒に出来たらなぁ…』というようなことですが、今となれば全て<あとの祭り>。
いくら「元気だ、未だ機会がある」思っていても、別れは突然に襲ってきます。
一緒に仲良く暮らしておられる方々には、このような後悔がないように、一緒にしたいことや相手にしてあげたいなぁと思うことは、一刻も早く実行しておかれることをお勧めします。
所で、<あとの祭り>と書いたのは、偶然にも今日7月24日は京都祇園祭の「あとの祭り」の日でもあるからです。
ご存知のように、京都八坂神社の祇園祭は、7月1日から約1ヶ月間行われますが、そのうち山鉾と呼ばれる豪華な山車が沢山繰り出される17日の山鉾巡行を「前の祭り」と言い、24日の還車の行事を「あとの祭り」と言います。
「あとの祭り」は、山鉾も少なくて、「前の祭り」と比べて賑やかさがなくてつまらないものの代表とされ、これから「あとの祭り」という言葉が、“時機を逸して後悔の念を表す言葉。手遅れ。”の意味で使われるようになったと言われています。
しかし、実際には「前の祭り」は人出が多すぎて写真も十分に撮れず、「あとの祭り」を好む人も結構多い様ですし、「あとの祭り」の語源についても、この祇園祭りに関係しない下記のような説もあるようです。
◆祭りの後の山車は無駄なもの。或いは祭りの終わった翌日では見物に行っても意味がないことから。
◆祭りは葬祭の意で、どんなに立派に弔っても死者を生き返るものではないので無駄であることから。
また、このような思いをすることは非常に多い様で、下記のように沢山の類似語がありますが、夫々に少しずつニュアンスが違うようです。
手遅れ/後薬/証文の出し遅れ/死んだ子の年を数える/葬礼帰りの医者話/後悔先に立たず/取り返しがつかない/取り返しのつかない/やり直しがきかない/もう戻れない/後戻りできない/後には戻れない/後に戻れない/不可逆/覆水盆に返らず/落花枝に返らず/臍を噛む
<「語源由来辞典」などを参考にさせて頂きました>
「あとの祭り」ではなく、4年ぶりに開催される大阪の天神祭りは明日の本宮祭を前に準備が進んでいるようです。
今日、買い物ついでに大川を覗いて見ましたが、先日から準備が進んでいた明日の船渡御に参加の見物客を乗せる企業や団体の奉納船の改装工事がほぼ終わった様で、大川には賑やかになった船が沢山係留されていましたし、川沿いには露店の準備も進んでいました。(まさ)
位牌前の花
天神祭りの奉納船の準備完了 奥に見える大きなクレーンは大阪拘置所の建て替え工事用です
同上
同上 テーブルや椅子と共に、トイレもちゃんと準備されています
川岸の露店も準備中
橋の上には、神船を見下ろさないように幕が準備されています
今日の夕食 フライ/モロヘイヤ/生湯葉/冷奴
フライ物 手羽中/メザシ/山芋
モロヘイヤのおしたし
生湯葉