gatagata道を行く

おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

図書室の思ひ出

2008-04-14 23:54:47 | それ以外
TVに旧い小学校の図書室が映し出されていて、思い出したことが・・

小学校のとき、「読書」という時間があった
それぞれ好きな本を読んでいい
家から持ってきても、学級文庫でも
それ以外の子は、図書室の本を読む
しかし、大勢が図書室へ押しかけると、いろいろ厄介なので
図書室へは、グループのリーダーと学級委員が行き、
メンバーが好みそうな本を選んで持ってくる

おかげさまで、私はいつも図書室へ行く係だったから、自分の分は自分の好きに選べばよかった
だけど、人様が好みそうな本を選ぶということにいつも理不尽を感じた
私が選んだ本を、その子が気に入らなかったら・・
その子は45分黙って、退屈な時間を過ごさなければならない
こんなに気の毒なことはない
私にクラスメイトの45分を左右する権限を与えていいのか?

だから一所懸命選んだ
もし、その子がその本を気に入ったようだったら、次回もその本を取るようにした
ちょっと大げさだが、他人の人生を左右していいのか? といつも自問自答していた

さて、時代は変わって
一昨年、明治大学の図書館にお邪魔し、そのすばらしさに驚いた
図書館のシステムも蔵書も倉庫の管理も、家具の高さや配置もよく考えられていた
今時の大学の図書館はみなあのようなレベルなのだろうか
羨ましい!!
明大のコマーシャルをするわけではないが・・

図書館の家具は、明大色で統一
でも、図書館入り口近くのいくつかの椅子だけは、W大色
宿敵のW大を尻に敷くのだそうだ
コメント (2)
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