gatagata道を行く

おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

鳳来寺山

2008-04-27 23:29:01 | Trip&Bike
低山歩こう会
マイクロバスを借り、7時半に出発 20人のパーティ
行きも帰りも心配した渋滞はなかった
東名豊川インターから新城-鳳来寺へ
天竜奥三河国定公園

参道で早速名産の硯を購入 といっても写経用の一番小さいもの 金鳳石という石でできている
「硯はよき土産であった 机の上に静である 鳳来寺の山よ 希くは永久に 静かな山であって呉」
若山牧水「梅雨紀行」より

 春雨の石佛みんな濡れたまふ 山頭火
 こがらしに岩吹きとがる杉間かな 芭蕉

三門から本堂へは1425段の石段 木立の中を実に気持ちのよいウォーミングアップ
本堂からは山道、奥の院-鷹打場を巡り途中でゆっくり昼食-東照宮へ 全5時間の行程
見晴らしのよい岩場からは、南アルプスが見渡せる
ことになっているが・・春霞というか・・南アルプスは「目を瞑ったひとにだけ見える」
と山の師匠は仰った
野生の椿、山ツツジ、山藤、赤松 「この松を掌に包んでみて」と花の師匠
赤松のあの針はとても柔らかく手に包むと不思議な感触だった

東照宮下の駐車場へマイクロバスを迂回してもらい、温泉へ

普通鳳来寺といえば「ブッポーソー」と「湯谷温泉」か「赤引温泉」なのだが
今日立ち寄ったのは、宇蓮川(JR飯田線)を上がった「名号(みょうごう)温泉・うめの湯」
宇蓮川沿いの渓谷が鮮やかだった
山のあとの温泉とビールは格別、帰りのバスはみんなでおひるね
豊かな1日だった

おまけに「反省会」と称する会 
今日誕生日の参加者がいて、この方のおかげでいつもの居酒屋が3割引
反省会が誕生日会になり・・・なんでもいいや

写真は鳳来寺参道の芭蕉像 頭に仏法僧が乗っている
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする