gatagata道を行く

おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

82歳のボランティア・レディ

2008-04-18 17:24:09 | イラク関連~待っていても平和は来ない
82歳の老婦人が事務所を訪れた
まもなく帰国するドクターとバスラで待つ上司(アミール先生)に
京土産を持参されたのだ
彼女とアミール先生は、3年を超えるお付き合い
アミール先生がJICAの招きで来日されたとき、彼女がそのお世話をし、
以来イラクと日本で文通を続けている
そのとき、彼女は79歳

筋金入りのボランティア  真の文化交流であり国際貢献だと思う

「アミール先生から、”弟子たちが名古屋に滞在して研修を受ける”と伺いましたが
寒い季節でしたので、暖かくなってから名古屋へ・・と思っておりましたら、帰国直前の今
となってしまいましたの。突然お邪魔してごめんなさいね。道に迷って思わぬ時間がかかり
ました。」
ウチの事務所の住所だけを頼りに、滋賀県・大津から、ひとりで、杖も無し

「わたくし、コンピューターは使えませんので、お手紙と電話でね。でももう(英)単語が
出てきませんのよ。それでも、何とか気持ちは伝わるようで。今日のこともお伝えしたいし、
また電話してみます。」

イラクは住所自体が整っていないので、手紙など個人宅へはまず届かない
病院や学校やホテル、誰もがわかる施設宛、気付で発送するのだが、
何時届くかわからないので重要書類を送ることはできない
投函するのは、せいぜいグリーティングカードぐらいだ
電話は、10回架けて1回繋がれば良い方、時差も考慮しなければならないし

写真は、「事務所の皆さんに」いただいた「御池煎餅」
コメント
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