素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

訂正記事とGARO感想

2014年06月14日 08時40分56秒 | 日記
今週のイノサンの見開きの「閣下」発言。
どーも、誤植の可能性が高いらしいですね。

いやあ、すまんかったです。
てっきりマジで間違ってたというか

閣下と陛下の区別がついていないんだと思ってました。

馬鹿な。そんな奴がいるはずがない。
もっと良く考えろと。

そう仰られるかもしれませんが。

こないだのノブナガザフールでですね

「馬鹿な!そのようなことを、アーサー様が申されるわけがない!」なんて台詞を聞いたもので。

ああ、そうかそうか。
日本の今の文章でご飯食べてる人のレベルってその程度なのね、と。


思い込んでましてね。
だったら閣下と陛下の区別ついてなくても別におかしかないかな、と。
(嫌な先入観)

正しくは「馬鹿な!そのようなことを、アーサー陛下が仰られるわけがない!」でしょうが。

……いや、「仰りあそばされるわけがない!」か?(お

敬称やら敬語やら。
日本語を学ぶ外国人にはややこしい要素らしいんですが。(特に敬語)

だからこそ大事にしたいものですわな。



今週の新GAROですが。

そうきたか!

今週の話「飼育」は、初代GARO終盤の話「水槽」を思い出す内容だったんですけどね。予告での第一印象は。
ホラーを育てることに魅入られてしまい、そのためだけにホラーの餌として無数の人間を犠牲にする「人間」
人間だけどやってることはホラーと一緒で。
一般的な倫理観としてはこいつは極悪人で、この世に居ちゃならない奴なんですけどさ。

その判断をするのは、ヒーローの役目じゃないのよ。
ヒーローは人を裁かない。

だからこそ、ホラーは斬るんだけど、そのホラーに魅入られ外道に堕ちた男を鋼牙は斬らなかった。(かなり迷ってたけどね。こんな悪人を生かしておいていいのか?と)
そこに「これこそヒーロー」と感じ入る話だったわけですけど。

今回の「飼育」は、非モテ系の男が道端で裸の女(どうみてもホラー)を拾い、自分の巣に連れ帰って、何かおかしいと思いつつも、雄の生餌しか食べないその女ホラーを飼育するというもので。
ああ「水槽」と同系統の話なのかな。そのうち女ホラーが雄の生き物だけじゃ満足できなくなり、この男、この女ホラーの腹を満たすために、通行人を拉致しだしたりすんのかな、と。

最初思ってたんですが。

最後の最後で急展開。

実は女ホラーと思ってたものは、非モテ男の妄想で、実は非モテ男こそホラーだったという。
非モテ男は実はレイプ殺人鬼。ある日溜まった性欲を夜道を一人歩きしていた女性相手に解消していたら。
用が済んだ後の被害者女性の死体から魔界ゲートがオープン。その深い陰我により、当然のことながら即ホラーになってしまったという。

で、本人はそれを忘れていて、ホラーとしての食事行為を全て「女ホラーに食べ物を与えている」と妄想していたという。

ほほう、「水槽」だったらホラーを飼っていた罪深い男は人間だったから斬らなかったけど、今回はそうじゃない。実際の悪と討伐せねばならぬ悪が一致している。そうきたか!
面白かったです。

で、全てを思い出した真のホラーが

「恐怖に怯える人間の味、堪能させてもらったよ!」「貴様……!」「人間どもは俺の血肉となり一部となっている……くだらない命だがな!」

ここんとこ、水槽にも通じるんですよね。
自分の「ホラーを育てたい」という欲求を満たすために、それぞれ夢も希望もあっただろう見知らぬ人を、その餌として捧げ続けた男。
そいつと通じるじゃないですか。自分以外の他人の人生?知るかよ。沢山いるうちのホンの一部を殺したところで世の中に影響あんのかよ?みたいな。

そんな傲慢極まりない考え方が絶対あったはずだから。