素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

まあ、それでも産経取るけどね。

2014年06月24日 21時38分26秒 | 日記
金払ってまで頭の血管が切れてしまいそうな不愉快な記事が載る新聞は読みたくないし。(タイトルの続き)


今日の産経新聞の「主張」の欄で、児童ポルノに対するコラムが載ってたんですわ。
ホラ、こないだ単純所持も犯罪になったじゃないですか。
リアル限定だけど。

で、その中で

「改正法では漫画やアニメCGなどは表現の自由に配慮する観点から規制の対象外とされた」
「だが現実には幼児を性対象とするような「作品」が~」
「架空の創作物であれば何をしても許されるのか」

って記述がありまして。
ようは産経新聞社としては、非実在ロリを規制したいみたいですね。

まぁ、あっしとしては?
妙齢のお姉さんがショタの嫁になるような展開は好んでも、逆のパターンは守備範囲外なので、規制されても痛くも痒くも無いのですが。

自分が痛くないから問題視しない、騒がないというスタンスは嫌いなので「そりゃ違うだろ」と思えるときは騒がせていただきます。

ただね。

こういう話をすると「ナチスのやり方と一緒だ!」とか「言論統制するつもりか!」って大声あげる人いますよね。
まぁ、言ってる事は正しいのかもしれませんけど、多分その言い方だと届かないですよ。

こないだ、土曜の辛坊さんの番組「ウェークアップぷらす」で、自民党の石破幹事長が集団的自衛権の重要性について丁寧に解説してたんですが。
解説が終わって、観客に感想や意見を聞きに行く時間になったときに

「私は集団的自衛権と言われると、集団自決を思い出してしまうんです~」

「日本なんか小さい国なのに、最新鋭のすごい軍艦を保有して、戦えるなんて言ったら、周辺国が「怖い」と思って怯えてしまうのでは」

「それだったら、自衛権全て放棄して、アメリカさんに守ってもらう方がかわいくていいのでは」

なんて言う馬鹿なおばさんが居ましてね。

まあ普通に考えると、「ハイハイ分かった。テメエはもう喋るな」と、顔面に爪先で蹴りこんで終わりなわけですが(オイ)
「ナチスのやり方と一緒だ!」「言論統制するつもりか!」って叫ぶの。

見た目的に、この馬鹿なおばさんと一緒ですよ?

え?向こうは不勉強な上に妄想を膨らませた戯言で、こっちは事実に基づいた正統な意見だ?
いやま、そうかもしれないけど。

あなた、予備知識無しでガラス玉とダイヤモンドの区別つきますか?

そういう話で。
両方とも無色透明の鉱物だから、見た目は一緒。

でもその本質は全然違う。

でも、見た目一緒だから、予備知識なければ扱いは一緒になりますよね。
そのあたり、考慮しないといけないと思うんですよ。

具体的に言うと、相手の中にある鍵穴を探して、そこに合いそうな鍵を用意して話すべきだと。

例えば、産経新聞なんかは「慰安婦自体は居たが、それは戦時売春婦。プロの女性で、日本が狩り集めた人攫いの被害者などでは決して無い」ということをずっと主張してますよね。
つまり「命の危険が迫ると、子孫を残したくなり、無性にセックスがしたくなる男の『生物としての』本能」を理解しているわけじゃないですか。
慰安婦自体は「あった」と認めてるんだから。
ナチスがどうとか、言論統制がどうとか言わなくても、ここに通じる鍵穴はあると思うんですよ。産経の場合。

例えば、これはガス抜きだ、とか。
またはロリ画像さえ禁止すれば、世のロリコン共は皆妙齢の女性に入れ込む真っ当な性癖に変貌すると本当に思うの?とか。

そういう風に伝わるように言わないと。
味方になってくれるかもしれない人を、フイにしてしまうと思うんですよ。
(言論統制とかナチス云々はその後でいいんでは)

それはちょっとあまりにももったいないですよねぇ。