過去名作リメイクブームについて

今日発売の今週のジャンプで、ダイの大冒険の再アニメ化について記事が出てましたな。
ファンとしては嬉しいところですけど、こういうことについて「旧名作のリメイクに頼るしか無いのか業界は」という悲観的な見方が出てますよね。
言わんとしているところは分かるけど（結果を重視せざるを得ないから、過去に名作に位置付けられた作品をリメイクし、安定した人気を確保する安牌手法）そう、悪い事でも無い気がするんですよね。

だってさ、そうでもしないと若い人がダイの大冒険を見ないじゃん。
昔の漫画ってだけで、読むの敬遠しちゃう人、相当数いると思うんですよ。

そんなことない、少年漫画を語るうえで、ダイの大冒険を知らないなんてありえない、そんなニワカ基準で名作を語るな！

そう言いたくなる気持ちは分からないでも無いんですけどね。
意外に、そういう「ニワカ級」の人は多いわけで。
そっちは考慮しなきゃいかんと思うんですよ。

で、そういう人が、名作に触れて目覚める可能性があるから。
今のアニメの技術で、名作をリメイクするってのは定期的にやっておいた方が良いのでは。

それ以外にも。

個人的な話になるけど。
だいぶ前にさ。
デビルマン原作の話を語ってたら「それはデビルマンレディーの話だろう」と、知ったかぶり野郎に一笑に伏されてかなりムカついた経験あるのね。

でも、そのとき周囲に原作デビルマンを読んだことある奴私以外一人も居なかったから、そいつの知ったかぶりに気づける奴が私以外一人も居ない状況。

仮にね。
原作デビルマンが正確にリメイクされて一般に放送とか連載だとかされてたら。
笑われてたのはそいつだったわけで。

なのでね。
色々有益だと思いますよ？