素振りブログ。

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人間側の掘り下げ具合がいいわ(今週のゼロワン)

2020年01月21日 00時18分30秒 | 日記
今週のゼロワンは前回から引き続き「人間VSヒューマギアお仕事5番勝負」

今回のお題は「住宅販売」

「家を売るために生まれて来た」と豪語する、不動産業界の住宅販売の申し子の男と、飛電が誇る住宅販売ヒューマギアとの戦いだったんですけど。

人間側が同僚に「お前なんで不動産業界に入ったの?」と問われて、一瞬言葉に詰まるも、自分の原点「子供時代酷い家に住んでいたから、素晴らしい家に憧れた」を思い出し、住宅に対する思い入れを懐かしそうに語るのがね。
やっぱ何かしら仕事に対して思い入れが無いとなかなかね。
こんな「申し子」って言われるような人間にはなれないよな。

でもさ。

彼の本心はそんな「俺は素晴らしいものを客に売る素晴らしい仕事をしている」という仕事人としての誇りに溢れていたんでしょうけど。
それでもやっぱり「ヒューマギアに負けて、自分の仕事が奪われる」のは怖いか。

怖いよな。当たり前だ。

そのためなら、自分の仕事人としての誇りを溝に捨ててしまうような真似もしてしまうか。

メイン視聴者のちびっこには分からんかもしれんけど、これは大人には怖いのよ。
仕事は自分の存在意義と直結するからね。

私が彼の立場なら、同じことをしてしまうかもしれないわ。
その辺の彼の心の葛藤のようなものが伝わってきました。

悪魔の誘惑ですよねぇ。
あの状況でのレイドライザーの譲渡。
顔を隠せる上、超人になれるんですから。

最終的に、レイダーになっての妨害工作だけでは追いつかなくなって。
対戦相手のお仕事ヒューマギア・住田スマイルの仕事を直接妨害しに来てましたが。

差別的な発言を繰り返し、激しく彼女を侮辱する姿が。
メッチャ痛々しかったですな。

ヒューマギアの仕事を心底恐れているからああなってしまったんだろうな。
人間、明らかに劣った奴をわざわざコケにして貶めて、悦びを覚えるような人間は少数ですけど。
ああいう風に「自分の居場所を奪いかねない、かつて格下だったはずの存在」ってのに対してはその限りでは無いですね。