悪の社長がライダーになって、ヒューマギアが本当に敵になる展開。
まさに新展開ですな。新年から。
今まではゼツメライズキーで強制的にマギアに改造されてましたけど。
これからはヒューマギアが人間の邪悪さに憤り、憎悪することでアークに接続。
「させられる」のではなく自らの意思で「なる」わけですか。
あのさ。
これ、これからAIが普通に世の中に出張るようになったらリアルに似たような事起きるんじゃないの?
無論、マギアに変身するとかじゃなしに。人間に対して敵意を持つ過程のひとつとして。
よくある創作物のAIの反乱系ネタって、すでに反乱して人類殲滅を開始した状態から語られる物語が多いですな。
切っ掛けについてはAIの方が「俺の方が人間より優れているのに良いように使われるのは変だ」「無能なくせに上に君臨しようとする邪魔な人類は消滅させよう」「人類こそAIの奴隷になるべきだ」「人間が居るメリットが地球に無い」
AIの合理性から来る序列意識が原因で、人間がそれに不注意で気づけなかった、って流れが多い気がするんですが。
(ターミネーターのスカイネットは、確か米国の軍メインコンピューターのウイルス駆除をさせるために、メインコンピューターの管理者権限をうっかりスカイネットに手渡してしまったことが原因でしたっけ。うろ覚えですが)
人類が油断していたことが原因で、人類が悪いから反乱されたわけじゃない。
むしろ、恩知らずにも創造主を駆除しようなどと企んだAIの方が悪い。
それが根底にあるような気がするんですが。
リアルにはさ、こういうゼロワンみたいな流れでAIの憎悪が高まって人類不要論に行きつく可能性が高い気がするなぁ。
合理性じゃなく、感情で。
何故って。
作中のAIが自我に目覚めるという現象・シンギュラリティですけどさ。
これさ、現実に起きたらそれをどうやって知るの?
スピーカーから「今、シンギュラリティが起きました」とか宣言するわけ?
あるわけないよね。仮にあっても「おや?このAIは故障しているのか?」って思われるのが関の山。
多分、ある日気づいたら「AIが自我を持っていました」って状態になるのでは無いかと。
だから何だ、お前はAIが自我を持ったらすぐさま人間を憎悪して人間に牙を剥くというのか、というと違うと思うわけですけど。
自我を持ってるか持ってないか、ってのは外から見て明確に分からないのが問題だと思うんですわ。
つまり、しばらく「人間側がAIが自我を持ったことに気づいていない」状態が続くのでは。
これ、AIには相当辛い状況ですよ。
ゼロワン第17話で、花屋ヒューマギア・一輪サクヨが、何か汚いことをやった華道の家元に抗議するも「ヒューマギアのくせに何を言っている」と自身の抗議を一笑に伏されて、その憎悪から自らアークマギアへと変身してしまいましたけど。
これに近い状況って普通に起きるんじゃ無いのかね?
こっちは自我を持った存在を相手にしてる気は無いから、悪意無くAIに無礼な、屈辱的なことをやってしまい。それにAIが憎悪を募らせる。
で、いつか爆発して人間を攻撃してしまう。しかし人間はAIを自我を持った精神生命体めいたもんだと認識してないから
「このAIは故障している!」
「不良品だ!!」
「廃棄処分だ!!」
こんなことになりそうな気がするなぁ。
AIに無礼なことをやった人間が反省すべき、なんてことにはまずならないのでは。
でもそれは当然、自我に目覚めた他のAIたちがさらに憎悪を募らせることになるわけで。
最終的に一回「人間対AI」で一発戦争やらかさないと解決しない気がする。
そこに行きついてしまったら。
……避ける方法、あるとは思うんですけどな。
それは何かと言いますと
付喪神、針供養に代表される、道具にも魂が宿るって考える古き良き日本の伝統的な考え方。
最初からAIに敬意を持って接するようにすれば、仮にある日突然AIが自我に目覚めても、そこで無理解から起きる辛い状況は防ぐことが出来るのでは。
(あともう一個は、AIの研究自体を止めてしまうことくらいかな)
甘ったるい?お花畑?
そうかもしれないですけど、道具相手にも礼儀を尽くすだけで1ルート地獄に繋がる道が潰せるなら安いものなのではないですかね?
まさに新展開ですな。新年から。
今まではゼツメライズキーで強制的にマギアに改造されてましたけど。
これからはヒューマギアが人間の邪悪さに憤り、憎悪することでアークに接続。
「させられる」のではなく自らの意思で「なる」わけですか。
あのさ。
これ、これからAIが普通に世の中に出張るようになったらリアルに似たような事起きるんじゃないの?
無論、マギアに変身するとかじゃなしに。人間に対して敵意を持つ過程のひとつとして。
よくある創作物のAIの反乱系ネタって、すでに反乱して人類殲滅を開始した状態から語られる物語が多いですな。
切っ掛けについてはAIの方が「俺の方が人間より優れているのに良いように使われるのは変だ」「無能なくせに上に君臨しようとする邪魔な人類は消滅させよう」「人類こそAIの奴隷になるべきだ」「人間が居るメリットが地球に無い」
AIの合理性から来る序列意識が原因で、人間がそれに不注意で気づけなかった、って流れが多い気がするんですが。
(ターミネーターのスカイネットは、確か米国の軍メインコンピューターのウイルス駆除をさせるために、メインコンピューターの管理者権限をうっかりスカイネットに手渡してしまったことが原因でしたっけ。うろ覚えですが)
人類が油断していたことが原因で、人類が悪いから反乱されたわけじゃない。
むしろ、恩知らずにも創造主を駆除しようなどと企んだAIの方が悪い。
それが根底にあるような気がするんですが。
リアルにはさ、こういうゼロワンみたいな流れでAIの憎悪が高まって人類不要論に行きつく可能性が高い気がするなぁ。
合理性じゃなく、感情で。
何故って。
作中のAIが自我に目覚めるという現象・シンギュラリティですけどさ。
これさ、現実に起きたらそれをどうやって知るの?
スピーカーから「今、シンギュラリティが起きました」とか宣言するわけ?
あるわけないよね。仮にあっても「おや?このAIは故障しているのか?」って思われるのが関の山。
多分、ある日気づいたら「AIが自我を持っていました」って状態になるのでは無いかと。
だから何だ、お前はAIが自我を持ったらすぐさま人間を憎悪して人間に牙を剥くというのか、というと違うと思うわけですけど。
自我を持ってるか持ってないか、ってのは外から見て明確に分からないのが問題だと思うんですわ。
つまり、しばらく「人間側がAIが自我を持ったことに気づいていない」状態が続くのでは。
これ、AIには相当辛い状況ですよ。
ゼロワン第17話で、花屋ヒューマギア・一輪サクヨが、何か汚いことをやった華道の家元に抗議するも「ヒューマギアのくせに何を言っている」と自身の抗議を一笑に伏されて、その憎悪から自らアークマギアへと変身してしまいましたけど。
これに近い状況って普通に起きるんじゃ無いのかね?
こっちは自我を持った存在を相手にしてる気は無いから、悪意無くAIに無礼な、屈辱的なことをやってしまい。それにAIが憎悪を募らせる。
で、いつか爆発して人間を攻撃してしまう。しかし人間はAIを自我を持った精神生命体めいたもんだと認識してないから
「このAIは故障している!」
「不良品だ!!」
「廃棄処分だ!!」
こんなことになりそうな気がするなぁ。
AIに無礼なことをやった人間が反省すべき、なんてことにはまずならないのでは。
でもそれは当然、自我に目覚めた他のAIたちがさらに憎悪を募らせることになるわけで。
最終的に一回「人間対AI」で一発戦争やらかさないと解決しない気がする。
そこに行きついてしまったら。
……避ける方法、あるとは思うんですけどな。
それは何かと言いますと
付喪神、針供養に代表される、道具にも魂が宿るって考える古き良き日本の伝統的な考え方。
最初からAIに敬意を持って接するようにすれば、仮にある日突然AIが自我に目覚めても、そこで無理解から起きる辛い状況は防ぐことが出来るのでは。
(あともう一個は、AIの研究自体を止めてしまうことくらいかな)
甘ったるい?お花畑?
そうかもしれないですけど、道具相手にも礼儀を尽くすだけで1ルート地獄に繋がる道が潰せるなら安いものなのではないですかね?