胸糞悪くなるけど、ちょっと「これが言えたらサイコパス」っていう認定基準を思いついてしまった。
今、編集版Re:ゼロを見てるんですけどさ。
最新の放送で、通常版だと第18話と19話にあたる話をやってたんですけど。
第18話冒頭で、主人公スバルが精霊パックに「エミリアを死なせたこと」について自分がどう思っているのか。これからどうするのか。
主人公スバルを地獄に追い込む原因になってる魔女教の刺客ペテルギウスをあっさりブチ殺しながら滔々と語って聞かされる。
どんだけ自分がスバルに呆れているのか、失望しているのか。世界に興味が無くなっているのか。
それを語られながら、スバル自身も肉体を破壊され、死を迎え、また死に戻る。
そういう展開でしたけどさ。
ここで
「死ぬ前に何故パックにも自分の死に戻り能力について説明しないんだ」
「説明をしたせいでエミリアが死んだんだから、パックにも試してみるべき」
「他人に説明した時のペナルティのルールを検証しておけば、いざというときに武器として使えるだろ」
「どうせ死に戻りを発動させてやり直すことは確定事項なんだから、その前に試すべきだろ。理解に苦しむ。スバルは馬鹿なんじゃないの?」
こんなことを言い出す奴が居たら、そいつが知り合いなら距離を置くし、友人なら即座に縁を切るかなー。
確かに、利益だけを見るならベストの行動はそれなんですけどな。
死に戻れば、死ぬ前に起きたことは全部「無かった」ことになるわけだし。
でも、だからといって絆を感じた相手を「どうせ元に戻るから」と、実験目的で殺してみるなんて行動、選べたとしたらそいつは人間じゃないわ。
そんなやつ居るわけない!
いやねー、それが結構居るんですよ。
そりゃ絶対数は多くは無いけど、確実に。
気を付けておきたいものですね。
で、その18話ですけど。
事前に「神回」って聞いてたんで期待してたんですが。
あぁ、こういう神回か。
この絶望的状況が全部18話で解決するのかな、って見る前は思ってたんですけど。
こうくるか。
自分が良かれと思ってやったことが次々裏目に出て。
破滅を回避しようと行動したことが全部失敗に終わり。
最後には好きだった女の子を事実上自分で殺してしまうような結果を招いてしまった。
だから「俺は何とかしようと思ってはいけない」「全て放り出して逃げるのが一番良いんだ」
そんな結論に達したスバルが、一緒に行動していた鬼の少女・レムに
「何も聞かずに俺と逃げてくれ」
って持ち掛けて、拒否される。
理由は「レムはスバル君を愛しているから、一緒に逃げて家庭を持つのは夢のようだけど、それをしたらスバル君は失ってはいけないものを失ってしまいます」
理由がね。
尊いわ。確かに。
ここ、何も聞かないでも、出す結論だけは決まってる、ってのが尊いのよ。
普通なら「何故そんなことを言うんですか?」「レムに説明して、納得させてください」
これでしょ。
(で、エミリアの一件で、自分の死に戻り能力を他人に説明すると、説明を聞いた相手が呪いで絶命する、ってことを知ってしまったからできない。結果、不信感を持たれ、決裂。この流れだよね)
それが無いってことは、説明されなくてもスバルの様子で彼がどういう状況なのかを感覚で把握してくれてるってことじゃん。
どんだけ信じてもらって、把握されてんのさ。
これは確かに神回ですな。
続けて「スバル君はすごい人です」「諦めないでください」
自分がどれだけくだらない人間で、元の世界に居たときはどれだけ無駄に生きていたかを語って聞かせるスバルへの言葉。
その根拠が「レムはスバル君のことをスバル君より知っています」
えーと、論法で言えば「いいかシモン、自分を信じるな!俺を信じろ!お前を信じる俺を信じろ!!」
これに近いですやね。
自分がクズであると信じているスバルに「自分を信じず、スバル君がすごい人だと信じている私を信じてください」と言ってるわけですから。
カミナのときは燃えたけど、レムがやると女神ですね。
今、編集版Re:ゼロを見てるんですけどさ。
最新の放送で、通常版だと第18話と19話にあたる話をやってたんですけど。
第18話冒頭で、主人公スバルが精霊パックに「エミリアを死なせたこと」について自分がどう思っているのか。これからどうするのか。
主人公スバルを地獄に追い込む原因になってる魔女教の刺客ペテルギウスをあっさりブチ殺しながら滔々と語って聞かされる。
どんだけ自分がスバルに呆れているのか、失望しているのか。世界に興味が無くなっているのか。
それを語られながら、スバル自身も肉体を破壊され、死を迎え、また死に戻る。
そういう展開でしたけどさ。
ここで
「死ぬ前に何故パックにも自分の死に戻り能力について説明しないんだ」
「説明をしたせいでエミリアが死んだんだから、パックにも試してみるべき」
「他人に説明した時のペナルティのルールを検証しておけば、いざというときに武器として使えるだろ」
「どうせ死に戻りを発動させてやり直すことは確定事項なんだから、その前に試すべきだろ。理解に苦しむ。スバルは馬鹿なんじゃないの?」
こんなことを言い出す奴が居たら、そいつが知り合いなら距離を置くし、友人なら即座に縁を切るかなー。
確かに、利益だけを見るならベストの行動はそれなんですけどな。
死に戻れば、死ぬ前に起きたことは全部「無かった」ことになるわけだし。
でも、だからといって絆を感じた相手を「どうせ元に戻るから」と、実験目的で殺してみるなんて行動、選べたとしたらそいつは人間じゃないわ。
そんなやつ居るわけない!
いやねー、それが結構居るんですよ。
そりゃ絶対数は多くは無いけど、確実に。
気を付けておきたいものですね。
で、その18話ですけど。
事前に「神回」って聞いてたんで期待してたんですが。
あぁ、こういう神回か。
この絶望的状況が全部18話で解決するのかな、って見る前は思ってたんですけど。
こうくるか。
自分が良かれと思ってやったことが次々裏目に出て。
破滅を回避しようと行動したことが全部失敗に終わり。
最後には好きだった女の子を事実上自分で殺してしまうような結果を招いてしまった。
だから「俺は何とかしようと思ってはいけない」「全て放り出して逃げるのが一番良いんだ」
そんな結論に達したスバルが、一緒に行動していた鬼の少女・レムに
「何も聞かずに俺と逃げてくれ」
って持ち掛けて、拒否される。
理由は「レムはスバル君を愛しているから、一緒に逃げて家庭を持つのは夢のようだけど、それをしたらスバル君は失ってはいけないものを失ってしまいます」
理由がね。
尊いわ。確かに。
ここ、何も聞かないでも、出す結論だけは決まってる、ってのが尊いのよ。
普通なら「何故そんなことを言うんですか?」「レムに説明して、納得させてください」
これでしょ。
(で、エミリアの一件で、自分の死に戻り能力を他人に説明すると、説明を聞いた相手が呪いで絶命する、ってことを知ってしまったからできない。結果、不信感を持たれ、決裂。この流れだよね)
それが無いってことは、説明されなくてもスバルの様子で彼がどういう状況なのかを感覚で把握してくれてるってことじゃん。
どんだけ信じてもらって、把握されてんのさ。
これは確かに神回ですな。
続けて「スバル君はすごい人です」「諦めないでください」
自分がどれだけくだらない人間で、元の世界に居たときはどれだけ無駄に生きていたかを語って聞かせるスバルへの言葉。
その根拠が「レムはスバル君のことをスバル君より知っています」
えーと、論法で言えば「いいかシモン、自分を信じるな!俺を信じろ!お前を信じる俺を信じろ!!」
これに近いですやね。
自分がクズであると信じているスバルに「自分を信じず、スバル君がすごい人だと信じている私を信じてください」と言ってるわけですから。
カミナのときは燃えたけど、レムがやると女神ですね。