素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

1話目の重要性

2020年10月12日 00時00分00秒 | 日記
必殺シリーズは第一話と最終話に神回を必ず持ってくるのが有名と。
巷では言われてるんですけども。

テレビの場合はあんまり関係ないと思うんですけどね。
1話目を神にする必要性って。

だって、見逃して途中から見る人だっているかもしれんしさ。

でも、webで小説を書く場合は、1話目重要だと思うんですわ。
だってさ。

1話目がつまらないと、2話目読むのやめちゃいませんか?
タダで読めるweb連載だと特に。

だって1話目で「面白い」って思えなかった作品に、何で2話目にまで付き合ってあげなきゃいけないのよ?
普通、そこでブラウザ閉じるわ。
読む側の事考えんと。

だから、web小説を書く場合、1話目こそ注意して、全力で面白くなるように書かなきゃいけないと思うんですよね。
コメディ作品だったらコメディ要素、エロ作品ならエロ要素。
ノワールものだったらドギツイ犯罪行為。
読者の興味をひく工夫、要ると思うんですよね。

あと。

設定をさ、言葉で説明したらアカンと思うんだよね。

会社クビになって、殺し屋に転職しました、って設定だったらさ。
それをただ事実「前の仕事クビになって今殺し屋」を並べるだけじゃなくて。

何でクビになったのか?

どうして次の仕事が殺し屋になったんだ?

そのあたり、会話やら独白で説明すべきだと思うんですよ。
そうしないと、キャラクターの個性が見えてこないと思うのよね。

例えば「上司がウザすぎて殴ってしまいクビになった」とか「会議がウザすぎて、暴れてクビになった」とか。
それによって「短気なやつだ」とか「人格破綻者じゃねーか!!」とか。
色々見えてくると思うんですよ。

殺し屋になったのは「上司を殴った件でブタ箱に入れられて、そこで元殺し屋のおっさんと知り合った」とか「会社で暴れたが、その会社は暴力団のフロント企業で、その暴れっぷりから制裁と実益を兼ねて暴力団の方に強制的に身売りさせられることになった」とか。

それで「変な悪運があるやつだ」とか「自業自得だけどついてねーな」とか思ってもらえて、興味持ってもらえるかもしれない。

よく「キャラクター紹介」って感じで、最初に設定をつらつらと並べる頁入れる人居るけど。
それ、読んでもらえると思わない方がいいよと。
私は思いますね。
そういうことはちゃんと物語の中で語らなきゃ。

長く書いてるのに、自分の作品の閲覧数がどうも伸びないって思ってる人は、そのあたり考えるといいかもですね。

……まあ、私もそう偉そうなこと言えた義理でもないんですけどね。
やっとこ1000PVに手が届くかってところをウロウロしてる身なので。(一番読まれてる作品で、ですが)