BS朝日で再放送していた「必殺仕業人」の後番組が、必殺仕事人(1)でして。
1話からずっと見てるんですけどね。
見れるけど、ハードさが足りないなぁ、なんて思いながら。
まあ、必殺仕事人は前期必殺での「見る人を選ぶハードなシナリオ」を廃し、エンタメを押し出した作品である、ってのは知ってたんですけどね。
でも。前期寄り必殺ファンである私としては、やっぱ物足りなく感じるわけで。
DVDの新仕置人を見ると「はふぅ、必殺を見た」って気になってしまうのはいた仕方ないところ。
だったんですけど。
今日の再放送分はなかなか興奮したというか、目が離せなかった。
内容は「江戸には仕事人組合は2つも要らない!」と、仕事のためなら無関係の人間を巻き込むのも厭わない外道仕事人「山鹿の才蔵」という男が、主水たちの仕事人組合に戦いを仕掛けてくるってもの。
一時期は仲間の顔を全部知られて、首根っこを掴まれてしまうんですが。
そのあまりに外道なやり方に、手下の一人が耐えられず、重要な秘密を流してきて、そこから仕事に掛けるという流れで。
裏切った手下の情報から、才蔵の喉元に迫るのですが、そこで才蔵が手下全員を出撃させて迎え撃ってくる。
その手下の中にね。
年端も行かぬ少女が混じってて。
才蔵がどっかから攫って来たのか、貧農から買い取ったのか知らないですが。
その少女、ちゃんと殺人訓練受けていて、いっぱしに飛び道具を操って、スナイパーみたいな真似が出来るようになってて。
その対処、どうするのかな?でハラハラドキドキでした。
殺すのか?殺さないのか?
ちなみに必殺では子供を殺す話は後期シリーズは知らないですけど前期だと結構あって。
酷いのだと、押し込み強盗まがいのことを働いたゴロツキが、母親会いたさに家に訪ねて来た幼子を、顔を見られたからと躊躇いなく切り殺した、って話で。
無印仕置人「人間の屑やお払い」って話なんですが。
この話の仕置シーンは震えたね。
標的がね、腕自慢の刀使いだったから。
念仏の鉄がそいつの腕を破壊するの。
で、剣が握れなくなったから、かつての手下に馬鹿にされて。
ブチ切れて、短刀で襲って一人殺したら、残りの部下が逆上して、そいつをめった刺しにして殺す。
……腕の立つ男として殺さず、哀れな弱者に成り下がらせて惨めに殺してやる。
どうすれば依頼人の恨みが晴れるのか?それを追求してる感じがすごく好き。
……話を戻して。
まぁ、マト連中は子供を殺すのは結構あったんですよ。
でも、今回は主水たち主人公サイド。
さすがに闇の殺し屋であったとしても、子供を殺すのはまずかろうよ、と。
で、どうするのかなぁ?って思ったんですよ。
掟に従うなら、殺すの一択なんですが。
どうするのかと。
結果は「見逃した」んですが。
左門なんか、実際に同じ年頃の娘が居るから、とても刀を振るえなかった。
これはまあ、理解できますね。
で、主水が飲んだくれてるシーン。
それは「幼子を殺人マシーンに変えてしまうこの業界のろくでもなさ」に嫌気がさしたのか
それとも「決断すべき時に決断できなかった自分の甘さ」を悔いたのか。
この在り方が正しかったのかどうか。
ちょっと色々考えてしまうシーンでしたわ。
……TRPGで、プレイヤーに同じような選択を突き付けてみたら面白そうですよね。(外道GM)
1話からずっと見てるんですけどね。
見れるけど、ハードさが足りないなぁ、なんて思いながら。
まあ、必殺仕事人は前期必殺での「見る人を選ぶハードなシナリオ」を廃し、エンタメを押し出した作品である、ってのは知ってたんですけどね。
でも。前期寄り必殺ファンである私としては、やっぱ物足りなく感じるわけで。
DVDの新仕置人を見ると「はふぅ、必殺を見た」って気になってしまうのはいた仕方ないところ。
だったんですけど。
今日の再放送分はなかなか興奮したというか、目が離せなかった。
内容は「江戸には仕事人組合は2つも要らない!」と、仕事のためなら無関係の人間を巻き込むのも厭わない外道仕事人「山鹿の才蔵」という男が、主水たちの仕事人組合に戦いを仕掛けてくるってもの。
一時期は仲間の顔を全部知られて、首根っこを掴まれてしまうんですが。
そのあまりに外道なやり方に、手下の一人が耐えられず、重要な秘密を流してきて、そこから仕事に掛けるという流れで。
裏切った手下の情報から、才蔵の喉元に迫るのですが、そこで才蔵が手下全員を出撃させて迎え撃ってくる。
その手下の中にね。
年端も行かぬ少女が混じってて。
才蔵がどっかから攫って来たのか、貧農から買い取ったのか知らないですが。
その少女、ちゃんと殺人訓練受けていて、いっぱしに飛び道具を操って、スナイパーみたいな真似が出来るようになってて。
その対処、どうするのかな?でハラハラドキドキでした。
殺すのか?殺さないのか?
ちなみに必殺では子供を殺す話は後期シリーズは知らないですけど前期だと結構あって。
酷いのだと、押し込み強盗まがいのことを働いたゴロツキが、母親会いたさに家に訪ねて来た幼子を、顔を見られたからと躊躇いなく切り殺した、って話で。
無印仕置人「人間の屑やお払い」って話なんですが。
この話の仕置シーンは震えたね。
標的がね、腕自慢の刀使いだったから。
念仏の鉄がそいつの腕を破壊するの。
で、剣が握れなくなったから、かつての手下に馬鹿にされて。
ブチ切れて、短刀で襲って一人殺したら、残りの部下が逆上して、そいつをめった刺しにして殺す。
……腕の立つ男として殺さず、哀れな弱者に成り下がらせて惨めに殺してやる。
どうすれば依頼人の恨みが晴れるのか?それを追求してる感じがすごく好き。
……話を戻して。
まぁ、マト連中は子供を殺すのは結構あったんですよ。
でも、今回は主水たち主人公サイド。
さすがに闇の殺し屋であったとしても、子供を殺すのはまずかろうよ、と。
で、どうするのかなぁ?って思ったんですよ。
掟に従うなら、殺すの一択なんですが。
どうするのかと。
結果は「見逃した」んですが。
左門なんか、実際に同じ年頃の娘が居るから、とても刀を振るえなかった。
これはまあ、理解できますね。
で、主水が飲んだくれてるシーン。
それは「幼子を殺人マシーンに変えてしまうこの業界のろくでもなさ」に嫌気がさしたのか
それとも「決断すべき時に決断できなかった自分の甘さ」を悔いたのか。
この在り方が正しかったのかどうか。
ちょっと色々考えてしまうシーンでしたわ。
……TRPGで、プレイヤーに同じような選択を突き付けてみたら面白そうですよね。(外道GM)