素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

今週のヒープリのあのシーン

2020年10月19日 00時00分00秒 | 日記
先週のヒープリで、主人公の花寺のどかが実は二児の母だったことが判明したわけですが。
(ネタでなくマジで。宿主の影響を受ける以上、ダルイゼンはのどかの子供と捉えて差し支え無し)

ダルイゼンを知らない間に産み落としていたことに責任を感じて、より上の位階のプリキュアになり、ダルイゼンたちテラビョーゲンも問題なく倒せる強さを!
と、ランニングを強化したり、食べる量を増やしたりと無茶する話だった今回。

頑張り過ぎて空回りするのどかに、キュアアースことアスミさんがかけた言葉が、今、ジャリ番でやる台詞としてはタイムリーで深かったですね。

「のどかはテラビョーゲンを生み出したかったのですか?」

「そうでない以上、責任を感じる必要はありません」

……コロナでさ。
感染者を世間が袋叩きにしたり、感染者が「何で感染してしまったんだ」と責任感じて落ち込む風潮あるらしい。
新聞で読んだんですけどね。

これさ、おかしいのよね。
別に病気になりたくてなったわけじゃないんだから。

そりゃ、感染やむなしみたいなことをやって、それで感染してしまったのなら多少は「反省しなさい!」ですけど。
パチンコ行くとか。密室で宴会やるとか。
そうでないのであれば、感染したからといって感染者を叩いたり、感染者が責任感じて心まで病む必要は無いですよね。
そこのところを、メイン視聴者である幼女に伝える感じがして、すごくグッときました今回。

気をつけてても、感染するときはするのだから、普段気を付けている人に関しては、感染したということだけで攻撃するのは間違ってる。
それを象徴する話が、過去にもありまして。

スペイン風邪、つまりインフルエンザの話ですけどね。
大正時代の話ですわ。
どっかの金持ちのご主人が、日本にも伝染病のスペイン風邪が上陸した!
家族を守らなければ!と思い

演劇見に行くな!人ごみに入るな!と家族や使用人たちに厳命。
もし言いつけを破った者が居たら、激しく説教。
そうして感染防止に命を懸ける勢いで頑張っていたんですが。

この金持ちさんの家で、最初に感染したのがそのご主人だったという話。
感染防止って、確率を下げられるだけの話で、決してゼロパーセントにはできないんだよと。
そこのところを間違えちゃいけないよと。
そういうことを分からせてくれる逸話ですな。

病気を怖がるのは当然だけどさ。
ちゃんとしてる人を責めるのは間違いよ。