今週の聲の形ですが。
やっぱ口に出して言わないと伝わらんよな。
石田君がホントのところ、西宮さんを女の子として好きなのかどうかは不明ですが
現段階までの描写だと「贖罪意識」「存在理由」以上の理由が読み取れないですから。
もし「西宮さんが好きだ」「結婚したい」とまで言う男が(無論まともな男)が他に現れたら、彼がそれを阻止する姿がどーにも想像できませんので。
(まぁ、今週は西宮さんのことを「可愛い」と思ったであろうシーンはあったですけどね)
でも、少なくともお母さんには愛されてるよね。
愛されてなきゃ、補聴器の件で石田君のお母さんを「クズの親はクズ」みたいに罵ったりしなかっただろうし。
石田君をひっぱたいたりもしなかっただろうし。
でもこのお母さん、言わないからなぁ。
いっつもしかめっ面で不愉快そうで。
この様子じゃ伝わらんよね。
義務で自分の面倒見てて、実際のところ自分は消えた方が皆幸せになれるのでは、と勘違いしてもおかしくは無い。
ただでさえ、西宮さんは卑屈で、生きてるだけで周囲を不幸せにする疫病神と思い込んでるのに。
多分、石田君がカタストロフを引き起こした後、痛々しいまでに自分に尽くす姿を見て、どんどん追い込まれて行ってたんでしょうな。
顔には出さなかったけど。
石田君はどうかわからないですが、西宮さんは石田君を男の子として好きですから、余計辛かったんだろうというのは想像に難くない。
普通、そうなったら信頼できる人に相談して、思考がおかしな方向に行く前に軌道修正をかけるのが適切な対処法なんですが。
悲しいかな。
お母さん娘とまともに会話しようとしないし(確か手話もできないんだよね。このお母さん)
かつてはそういう役目を担っていたのであろう西宮さんのおばあさんは既に他界。
だーれにも相談できない。
ブレーキ役が居ないんですね。
妹?
年下にはそんな相談できないでしょ。
だってお姉ちゃんなんですよ?
そんな相談できるわけないですがな。プライドの問題で。
そして、自宅のベランダから飛び降りたわけですが。
偶然にもその場に居合わせた石田君に、ぎりぎりで助けられ。
石田君が西宮さんの顔を見ると、泣いていたという。
これまではどんなに辛い目に遭っても、いつもニコニコと微笑んでいた彼女が、泣いていた。
彼女は耳が聞こえないから、周囲の人間の肉声が聞こえないわけだけどさ。
周囲の人間も、彼女の心の声に気づいてなかったんだなと。
ずっと泣いてたのに違いないのに、いつもニコニコしているから、勝手に「ああ、耐えられるんだ。強い子なんだ」と
それは卑屈な負い目から来る態度なのに、心の声に気づかないで、勝手に決め付けていた。
タイトルの「聲の形」とぴったり来る展開と言うか、話でしたね。
今週。
空気を振動させる、口から発せられる音だけが声じゃないんだ。
空気を振動させない、心の声というものもあるんだよと。
次週「西宮硝子の話」ですか。
かなり内に篭った鬱な話になりそうですね。
石田君が苦しんでいる横で、彼女もどう苦しんでいたのかについて語られるのかな?
今から期待と覚悟を決めておきましょう。
やっぱ口に出して言わないと伝わらんよな。
石田君がホントのところ、西宮さんを女の子として好きなのかどうかは不明ですが
現段階までの描写だと「贖罪意識」「存在理由」以上の理由が読み取れないですから。
もし「西宮さんが好きだ」「結婚したい」とまで言う男が(無論まともな男)が他に現れたら、彼がそれを阻止する姿がどーにも想像できませんので。
(まぁ、今週は西宮さんのことを「可愛い」と思ったであろうシーンはあったですけどね)
でも、少なくともお母さんには愛されてるよね。
愛されてなきゃ、補聴器の件で石田君のお母さんを「クズの親はクズ」みたいに罵ったりしなかっただろうし。
石田君をひっぱたいたりもしなかっただろうし。
でもこのお母さん、言わないからなぁ。
いっつもしかめっ面で不愉快そうで。
この様子じゃ伝わらんよね。
義務で自分の面倒見てて、実際のところ自分は消えた方が皆幸せになれるのでは、と勘違いしてもおかしくは無い。
ただでさえ、西宮さんは卑屈で、生きてるだけで周囲を不幸せにする疫病神と思い込んでるのに。
多分、石田君がカタストロフを引き起こした後、痛々しいまでに自分に尽くす姿を見て、どんどん追い込まれて行ってたんでしょうな。
顔には出さなかったけど。
石田君はどうかわからないですが、西宮さんは石田君を男の子として好きですから、余計辛かったんだろうというのは想像に難くない。
普通、そうなったら信頼できる人に相談して、思考がおかしな方向に行く前に軌道修正をかけるのが適切な対処法なんですが。
悲しいかな。
お母さん娘とまともに会話しようとしないし(確か手話もできないんだよね。このお母さん)
かつてはそういう役目を担っていたのであろう西宮さんのおばあさんは既に他界。
だーれにも相談できない。
ブレーキ役が居ないんですね。
妹?
年下にはそんな相談できないでしょ。
だってお姉ちゃんなんですよ?
そんな相談できるわけないですがな。プライドの問題で。
そして、自宅のベランダから飛び降りたわけですが。
偶然にもその場に居合わせた石田君に、ぎりぎりで助けられ。
石田君が西宮さんの顔を見ると、泣いていたという。
これまではどんなに辛い目に遭っても、いつもニコニコと微笑んでいた彼女が、泣いていた。
彼女は耳が聞こえないから、周囲の人間の肉声が聞こえないわけだけどさ。
周囲の人間も、彼女の心の声に気づいてなかったんだなと。
ずっと泣いてたのに違いないのに、いつもニコニコしているから、勝手に「ああ、耐えられるんだ。強い子なんだ」と
それは卑屈な負い目から来る態度なのに、心の声に気づかないで、勝手に決め付けていた。
タイトルの「聲の形」とぴったり来る展開と言うか、話でしたね。
今週。
空気を振動させる、口から発せられる音だけが声じゃないんだ。
空気を振動させない、心の声というものもあるんだよと。
次週「西宮硝子の話」ですか。
かなり内に篭った鬱な話になりそうですね。
石田君が苦しんでいる横で、彼女もどう苦しんでいたのかについて語られるのかな?
今から期待と覚悟を決めておきましょう。