素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

日曜アニメ感想

2020年06月15日 00時00分00秒 | 日記
はめふら。

あぁ、なんという元気玉展開……!

皆の思いが結集し、カタリナを呼び戻す一助になる展開、熱過ぎますな。
ベタだけどさ、こういうの、ここぞというときに使うとホント響くもんな。
(まぁ、これまで各キャラクターの掘り下げをしっかりやった上でやるから響くわけですが)

あっちゃんが夢の世界から今の現実に戻れって言ってくるのも熱過ぎて。
前世の姿のまま、夢の世界で前世カタリナと一緒に居た方があっちゃん的には幸せなんだろうけど、それは今の現実の人々の幸せを犠牲にした上での幸せですからな。
そんな魅力的だけど、刹那的な幸せを切り捨てて、戻れって言うのがあっついわー。

で、来週会長と決戦して最終回なんでしょうかね。

会長、闇の魔力を得るために、誰を捧げたのかと思いましたけど。
母親の疑いが濃厚ですな。

死の間際に、本人同意の上で母親を生贄に捧げてそうだ。

だったら、改心後に許される展開もまぁ、アリですわな。

ラスト、剣を構えるジオルドとアラン王子を止めて、丸腰のカタリナが進み出るのがこの作品を象徴してて良いですね。
人間力だけで万事解決が基本方針よ。



かぐや様

アニオリで、「まるでブラコン!」のシーンで「私の義姉になるかもしれないひとでしょ!?」
この追加は嬉しかったな。

白銀家の母親、優秀そうだけど、母親なのに母親の責任果たしてないろくでもない人だけど。
この兄妹、絆は強いからねぇ。
破壊力デカいよ。ブラコンエピソードは。
それの追加ですよ。

まだ本編では圭ちゃんの口から「義姉」という言葉は出てきてませんからね。
アニメでフライングですな。

ここで兄の相手が気になるのは最高に可愛いんですけど、確実に言えるのは、ここが圭ちゃんの最高点では無いってことですね。

文化祭編の兄を褒められて喜ぶシーンはここを余裕で超えてきますし、まだ見ぬかぐや様結納気分で白銀家訪問のシーンはさらにそれを超えてくるに違いない。
はやく見たいもんですよ。

反対に。

とても残念だったのは、かぐや様の呪詛のシーンが削られてしまったことですかね。

「会長と圭をセットで狙うだなんて……親子揃って会長に媚びを売って……なんて図々しいのかしら。そうか、血なのね。穢れた政治家の血脈……」

確かこんなようなこと言ってましたよね。かぐや様。
心中で、藤原父に。(会長と圭ちゃんを同時に藤原家に招待するなんて言い出したのを聞いて)

……まぁ、この台詞、後の藤原家お泊り会につながる台詞ですしね。
ひょっとしたら、その回やる予定ないから、削ったのかもしれませんな。

まぁ、別に無くても困らん回だしな……。

冬眠時の寿命の消費についてはどう検証するの?

2020年06月14日 00時00分00秒 | 日記
筑波大で、本来冬眠しないマウスやラットを冬眠させる実験に成功したというニュースを読みました。
6/12の新聞で。

記事によると、薬物で脳の一部を刺激すると本来は冬眠しないはずのマウスやラットが冬眠し、薬が切れると冬眠から覚めて、後遺症も特になかったとか。

冬眠っていうと、冷凍するのかと思いがちですが、そうじゃなくて脳を刺激するんですか。
まぁ、言われてみれば当たり前かもしれませんけどね。

寒いから冬眠するわけですけど。
そもそもなんで寒いから冬眠なのかというと、餌が無いからですよね。

純粋に寒いからじゃないはずなのよ。

別に寒さに耐えるために冬眠するわけじゃない。
じゃあ、真の引き金はそこには無いって考えるのが自然よね。

話を戻して。

記事によると、本来は冬眠しない生物2種での冬眠が確認できたことから、人への応用が期待されてるらしいですわ。
冬眠状態になると生命維持のコストが極端に下がるので

緊急搬送時に身体へのダメージを抑えるために冬眠状態にするとか

臓器の長期保存とか。

果ては星間旅行時のコスト低減とか。

夢いっぱいらしいです。
記事によると、ですけどね。

……私が気になったのは。

冬眠中の老化ってどんな感じなんだろう?ってことで。

代謝を抑えると老化も止まるの?
そこがすごく気になる。

特に、星間旅行なんて数か月、規模によっては数十年寝たきりなんてのもありえるわけですやん?

もし、代謝を抑えても老化の進行はあんまり変わらないとかだったらさぁ

20歳で地球に絶望し、はるか300光年離れた惑星に移住して、一からやり直したいと思う。

しかし、その惑星には最新の超光速船を使っても、片道60年はかかる仕様。

人工冬眠すれば、寝てる間に60年経ってるよ!

人工冬眠した!ふあああああ!!あれ?俺、どう見ても80歳?

こんなことになりはしないか?
悲惨なんてもんじゃないですよね。

星間旅行に応用するなら、是非そこはクリアしておいて欲しいところですけど。
実験方法がなぁ;

マウスでやるなら、多分連中数年で死ぬから、スパンは人間よりは短く、結果は(人よりは)見やすいですけど。
それでも数年ですからな。時間だけ見ると、決してお手軽ではないからな。

それに。

マウスやラットだと寿命が冬眠により老化が止まることで、結果として延長されるとかいう結果が出ても。
人でも同様の結果が出るかどうかはまた別問題ですしな。

理想は猿でやることですけど、猿は寿命長すぎるしな~。

記事では20年以内で実用化を目指すなんて言ってたけど。
老化の検証、20年じゃ足りなくない?

ヤンジャン感想

2020年06月13日 00時00分00秒 | 日記
推しの子

ルビィが前世のトラウマで、ダンスをまともに踊れないってのが痛々しくて良いですね。
で、それを他ならぬ現世の最愛の母にして、前世からの推しのアイドルであるアイに矯正してもらえるとか。
最初は、何で転んでんだよ、意味わかんねーなと思ってたんですけど。
前世ではまともに歩くのすら厳しい身体だったから、その記憶が染みついてんのな。
それが分かる過程、回想のところでグッときて。(振り付けは全部覚えているのに、身体がどうしてもついていかない……)
アイに矯正してもらえて、はじめてまともにダンスを踊れたときの笑顔。
「ああ、私、踊れるんだ」という、自分の能力の拡大に感動している表情が。
良かったです。

あと、軽く触れられてましたけど、結構重要な要素も。
アクアマリンの前世を終了させた質の悪いストーカー?
ただのストーカーじゃないような。
「まだ俺の前世の死体が発見されていない」って。

数年間も、人一人殺して、その死体を隠し通せるだけの行動力、知恵を併せ持ってるってことでしょ?

それ、メッチャ危険じゃない?

アイの出産にかかわる医師だからと、アクアマリンの前世を終了させた男ですよ?
(というか、それ以外無いよね?アクアマリンに犯人の心当たりが無い以上)
絶対、いつかはこの双子を狙ってくるよな。
だってどう考えても不要な要素だもん。
出産自体を快く思ってない男からするなら。

これが普通の相手だったら、アクアマリンは賢いからなんとかなるかもしれんけど。
人間一人殺しておいて、発覚すらさせない相手はさすがに分が悪いような……。

今の将来の芸能界入りを決定づける足掛かり作りが面白いので、いつか来るであろうその恐ろしい襲撃が不安になってきますね。
そういう荒事専門の、頼れる大人キャラとか出てこないかな?
これがかぐや様だったら、かぐや様に全部話せばブチ切れたかぐや様が四宮家の力で全力で守ってくれるか、犯人を特定して闇に葬るとかしてくれそうなんで心配無いんですけどね。


君のことが大大大大大好きな100人の彼女

まだ母とは一線超えないんですね。
果たしてエロ漫画では決してないこの作品で、そこまでやっちゃうのかというのは本当に興味ある。
でも、やりそうというか、やらないわけがないというか。
娘と一緒に来そうだよね。覗きも一緒に行くわけだしw
さも当然のように、恋太郎の入浴を覗くと宣言し、屋敷のメイドまで家の主人たちのその狂った行動をフツーに手伝ってる狂気には笑いました。
こういう笑いが、この作品の持ち味だよね。

なれの果ての僕ら感想

2020年06月12日 00時00分00秒 | 日記
早乙女君、誰を生贄にしたら一番恨みを買わないか、じゃなくて、誰が一番許してくれそうか、で選んだのかね?

これが、性格のいい人間の判断というものか……!
私なら、ハナから許してもらうことなど期待しないので、一番恨みを買いにくいしょーやん一択ですけどね。

どうやら、人間不信の人間の判断と、そうでない人間の判断は違うようですな。
このズレ、たまらぬ……!

確かにネズなら生贄に選ばれても耐えてくれるかもしんないですけど。
その恋人の桐嶋だって、ひょっとしたらネズと同じ価値観持ち合わせてて、耐えてくれるかもしれないですけど。

まぁ、私が桐嶋だったら、早乙女君は絶対許さんけどなw


で、続くのが倉本さんですが。

早乙女君との差が見どころでしたの。

女の子だから、共感性男より高いから、生贄に傷を負わせて恨みを買うことの方を重要視しちゃう。
よって、あまり建設的に考えられない。

生贄選んで、生贄を苦しめて、深い恨みを買うことの方で頭がいっぱいで。
選択を拒否した場合、どんな恐ろしいペナルティが待っているのかということについては考えが及ばない。
やりたくない!って感情が先に出ちゃう。

この辺が男と女の、争う性と維持する性の基本的な思考形態の違いが出た感じで、面白かったですね。

争う性なら自分の選択で一番マシな結果が出そうな選択をするものだけど。
維持する性だと、今を大きく望まない方向に変えてしまいかねない選択自体を拒否しちゃうんだよな。

平時だったらどっちが優れてるとかは無いんですけど、この極限状態だと致命的ですよね。
変化を拒否するのは。

さて、生贄選択を拒否した場合のペナルティって何じゃろな?
やっぱ、天使側から罪人側への転落?

さすがにそれを見せられたら、次からは誰も拒否なんてしないだろーなー。

その場合、女子はしょーやんを切り刻みまくる気がするわ。
嫌われ者だから、じゃなくて。
一番恨みを買っても現状大差ない相手って、やっぱしょーやんでしょ。
この状況で解放しても感謝なんてしないし。
むしろ、一番に助けなかったことを恨みそうだし。
加えて、最後に残る罪人候補はどう考えてもしょーやんだし。

ラストワン賞で厳罰を受けたら、命を無くすかまともな人間生活を送れなくなりそうだし。

だったら、不都合全部押し付ける方が良くね?
それが一番現状変わらないよ?

こういう思考になりそうな気がするなぁ。
(鬼の思考形態に思えるかもだけど、かなりマジで思ってます)

重くて暗いのが本質的に好きなのよね

2020年06月11日 00時00分00秒 | 日記
私、重くて暗い話が大好物な面がありまして。

例えば、マガジンだとなれの果ての僕らだとか。
今週最終回を迎えたドメカノなんかでも、種部出てきてからイキイキしだしましたしの。

そんな私が、別冊少年マガジンでチェックする作品が先日一本増えました。

「神様はラケットを振らない」って作品なんですが。

内容は

将来を期待されていた優秀なテニスプレイヤーの少年が、ある日両親と一緒にトラック事故に遭い、利き手の右手がまともに使えない状態になってしまう。両親はそのときに彼を庇って死んだ。
両親を失い、生きがいだったテニスもできなくなって、毎日無気力に生きていたが、ある日、一人の少女に出会い、左手でテニスやりましょうよ。応援してます。信じてますと励まされる。
で、色々あって、やる気になる。

ここまでなら、フツーの変わり種スポーツものなんですけどね。
私、基本スポーツものの作品は読まないので、ここまでなら連載追ってないんですわ。
(どのくらい読まないのかというと、スラムダンクも火ノ丸相撲も読んでないレベル)

この作品が重いのはここからで。

この少女、つまりヒロインさ、ただの主人公の応援団じゃ無かったんですわ。

主人公の右手を破壊し、両親を殺したトラックの運転手の娘。

主人公に近づいたのも、左手で主人公がテニスできるようにし、元のようにテニスへの夢を取り戻させて、父の精神的な罪状を少しでも無くしたかったから。
つまり、自分の家族のために、わざわざ応援しに来たというわけです。
主人公を純粋に応援したかったわけじゃない。

で、この子の本音は早々にバレて、主人公がブチきれて全て投げ出して元の木阿弥に、なりそうなところを「こいつとダブルス組みます」とヒロインを主人公が自分のパートナーに仕立て上げる。
俺にテニスを続けて欲しかったら俺の相方を務めろと。そういうわけですね。

これがエロ漫画だったら、ついでに肉便器になれ、ムラっと来たら即やらせろとか言われてしまうところですが、幸いにもそういうことはなく。
手元に原作が無いんでうろ覚えなんですが、ようは安全圏から無責任に応援するだけで、罪を償ったような気分になってんじゃねぇ、的な。
そんな思いからの「俺の相方になれ」だったような。

で、前回、いろいろあって、主人公が自分の家にヒロインを連れて行くんですわ。
止せばいいのに。

家にはじいちゃんが一人いて「孫が彼女を連れてきよった」って喜ぶんですね。

ここ、ちょっと痛々しくて見てられなくて。
本当は、息子夫婦の仇の娘なのに、喜んでるわけですよ。
本来ならたたき出さないといけない相手なのに。

でもね。

その日の夜に真実が分かって。

じいちゃん、実は知ってたんですな。
ヒロインが仇の娘であること。

でも色々あって、気づかないふりしてて。

で、夜中にやっぱり憎悪が抑えられなくなって、ヒロインを絞殺しようとしてしまう。

で、今月。
ギリ助けが入り、じいちゃん殺人犯にならなくて済むんですが、開口一番

「何故ウチに殺人鬼の娘を招き入れた!?」

これにね、ヒロインが言うんですわ。

「お父さんは殺人鬼じゃない!!毎日無茶な仕事で辛かったところに、フラフラと主人公が道に出てこなければ、こんなことになって無かったんだ!!」

主人公の祖父はヒロインの父を殺人鬼といい、ヒロインは事故は主人公のせいだという。

ヒロインクズじゃん!
と、私はちょっと言いたくないかな。

家族は守るもんだから。
ヒロインの父、めちゃくちゃな人物では無いのよね。だから娘にも慕われてて、交通刑務所に入ってる時も、面会に来た娘に「事故は主人公が全部悪い」と言ってもらってたわけですよ。
ここのところのギリギリの家族愛にグッと来てねぇ。

良かったわ。

その後、ヒロインを両親の墓前に連れて行って誓うんですが主人公

「もう怪我を理由にテニスから逃げない」って。

これを聞いて、自分も主人公のせいにして私たち家族の事故の責任から逃げるのはやめようと思うわけですよ。
熱いですねぇ。

でまあ、そうしてこの訳ありダブルスが一歩も二歩も前進して、本物に近づいてきたところで再び問題勃発。
試合当日に、事故の件を知ってるやつらに遭遇し、ヒロインリンチ。

主人公が助けに入るんだろうけど、多分相当最低な言葉が飛び出してくるんだろうな。
「その子の身体で篭絡されたんですか?」とか「ご両親泣いてると思いますけど!?」とか。

事故の件はこの2つの家族間の問題で、お前ら関係ねーだろがwww的な。