RZで走ってる最中に、スピードメーターの異音と針が踊りまくり・・・。
旧車でよくあるメーター内部のトラブルですね。
原因は、針の下にある器のダンパーオイル切れですわ
ということでバラします。
スピードメーターをバラす時に厄介なのが、トリップメーターのノブが外しにくいこと。
これが外せないとメーターの中身が取り出せない
まずこのノブが逆ネジなんで、緩める方向が右回転。
普通のボルトを緩める要領で左回転かけたら、もっと締まる
トリップメーターのシャフトは左右どちらにも回転するんで、外そうとしても空転して外せません。
この穴がシャフトまで貫通してるんで、細い六角レンチやつまようじを挿してシャフトを押さえつけて回りにくくして外します。
そこまでやっても空転するからストレス
それでも取れなきゃ、ガラスを外して裏のネジを外して文字盤を浮かすと、奥にトリップメーターのシャフトの出っ張りがあるんで、ここを細いマイナスドライバーとかで押さえつければシャフトが空転しないんでノブを外すのが簡単
針を外すんで、針を元の位置に戻すために見やすい80kmの位置でマーキングしておきます。
フォークを使ってゆっくり慎重に針を抜いていく・・・。
針が抜けたと思ったら根本がもげた
ちっ・・・踊っちまったかよ・・・?”不運(ハードラック)”とよ・・・
43年前のプラ製品なんだから、こんなのは覚悟の上。
予備の針のストックはあるんで作業を進めます。
トリップメーターを外すと見えるダンパーオイルの入っている円柱の器。
上から見てみると、やっぱり中はカラカラだ・・。
40年以上経てばダンパーオイルが乾いて無くなってしまうのはしょうがないね。
補充するダンパーオイルはタミヤのシリコンデフオイル♯100000。
水あめ並に粘度が高くて注射器じゃ注入できないんで、精密ドライバーの先に付けてチビチビ補充します。
予備の針は、折れにくいように裏から配線コードに使う銅線で補強した強化型。
組み上げて修理完了
試走してみると針も正常に動くようになったんで、当分大丈夫でしょう
少なくてもダンパーオイル切れは数年先まで無いのは確実。
予備のメーターはあるけど、直せるものはできるだけ直したい
徹底した問診と検査で痛みの原因を突き止め治します!
ポプラはりきゅう整骨院
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