バヌアツの法則で、ここで起こると日本も起きたりするので、ちょっと不安なのですが。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181205-00006563-weather-soci
日本時間12月5日(水)13時18分頃、ニューカレドニアの沖合で地震が発生しました。
USGS(アメリカ地質調査所)によると、地震の規模を示すマグニチュードは7.5と推定されます。(5日14時にマグニチュード修正)
深さが10kmと比較的浅く、津波発生のおそれがあることから、太平洋津波警報センターはニューカレドニアとヴァヌアツに津波に関する警報を発表し、警戒を促しています。
略
日本への津波の影響は現在調査中ですが、地震の規模や震源の位置から、大きな被害を及ぼすようなことはないと見られます。
ニューカレドニアの沖は、太平洋プレートとオーストラリアプレートの境界にあたり、過去にも大きな地震が発生しています。
今年8月29日には今回の震源のわずかに東でM7.1の地震が発生。1995年には今回とほぼ同規模のM7.7の地震が発生。
8月に発生した地震では、ヴァヌアツで27cm、ニューカレドニアで26cmの津波を観測しましたが、被害は報告されていません。
ツイートから
オランダの刑務所事情。受刑者不足で閉鎖が相次ぎ、ホテルやアパートへの改装が進む。http://karapaia.com/archives/52267745.html
懲役ではなく更生を重視した結果、犯罪率は10年で大幅に低下し受刑者は半分に。依存症には治療を、暴力行為には怒りの管理を伝え、お金に困っていればお金に関するカウンセリングを行う
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181204-00171462-lettucec-life略
■ 地球でもっとも"危険"な生物は「蚊」!?
この地球上で、もっとも多くの人間の命を奪っている生物は、ライオンでも、サメでもない。あの、小さな「蚊」である。
蚊によって死亡する人間は、年間約72万人にもおよぶ。もっとも、刺されたことが直接の死因になるわけではなく、ハマダラカが媒介したマラリアによる死者がほとんどである。現代の日本人はマラリアの恐ろしさをあまり意識していないが、かつては本州以南で見られ、罹患(りかん)した人は急に高熱を出して体を震わせ、多くが死に至った。
ハマダラカは今も熱帯・亜熱帯に広く分布し、世界人口の半数をおびやかしている。恐ろしいのはハマダラカだけではない。蚊は2500もの種が確認されていて、南極以外なら世界中どこにでも生息している。そして、デング熱や黄熱病、脳炎、ジカ熱など多くの深刻な感染症を媒介しているのだ。
これに比べると、1年間にライオンが殺す人間は100人ほどで、サメはもっと少なく数10人程度。ニュースでは、ライオンやサメによる死亡事故があると大きく取り上げるのに、蚊の危険性についてはあまり報道しようとしない。我々の身近にいて、どこにでも入り込んでくる蚊は、恐ろしい生物なのだ。
もっとも、蚊にしてみれば、自分たちは知らず知らずのうちに病原体を運んでいるだけで、人間を殺すつもりなどこれっぽっちもないだろう。
ちなみに、蚊に次いで、地球上で数多くの人間の命を奪っている生物は人間だ。しかも、戦争や犯罪による死者数を数えた結果の第2位なのである
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181204-00010002-flash-ent&p=2
●伝説1/巨大なライブステージは、イギリスの空軍基地にセットを組んで撮影された
映画『ボヘミアン・ラプソディ』のラストシーン、『ライヴ・エイド』の会場だったウェンブリー・スタジアムのセットは、イギリスのボービントン空軍基地に作られた。
アンプやペダル、タバコの吸い殻や灰皿、コーラのコップ、ペンキの剥げた壁、水道管の錆まで、細部にわたって再現された。120人のエキストラを、VFX(ビジュアル・エフェクツ)の技術を駆使して7万2000人もの大観衆に仕上げた。
●伝説2/フレディの上顎の歯は、定数より4本多かった
フレディは自分の声質が変わることを恐れて、歯を矯正しなかった。映画でフレディ役を務めたラミ・マレックは、付け歯を入れて演じた。
●伝説3/「QUEEN」のロゴをデザインしたのはフレディだった
王家の紋章のようなバンドのロゴは、フレディが描いたもの。2頭のライオンは獅子座のロジャー・テイラーとジョン・ディーコン、カニは蟹座のブライアン・メイ、妖精は乙女座のフレディ・マーキュリーを表現している。
●伝説4/故・ダイアナ妃を男装させてゲイバーに連れていったことがある
1980年代後半、フレディとダイアナ妃は、ジャケット、帽子、サングラスの男装をして、ロンドンの有名なゲイバーへ出かけた。ダイアナ妃に気づく人はいなかったという。
●伝説5/愛猫のために書いた曲がある
「デライラ」という名のねこを飼っていたフレディは、彼女(ねこ)を愛するあまり、『Delilah(邦題:愛しきデライラ)』という曲を書いた。海外ツアーに出かけているときは、自宅に電話をして、ねこに話しかけていた。
●伝説6/フレディの墓は、今もどこにあるかわからない
「臨終の際に、遺灰がどこにあるのか公にしないように約束しました。どこにあるかは知っていますが、言えません」と、元恋人のメアリー・オースティンは証言している。
●伝説7/本編前の『20世紀フォックス・ファンファーレ』は、クイーンのメンバーによる新録!
映画『ボヘミアン・ラプソディ』が始まる前のファンファーレは、ブライアン・メイのギターとロジャー・テイラーのパーカッションによる演奏。聴き慣れたメロディだが、クイーンサウンドになっている。映画のサウンド・トラックにも収録されている。
●伝説8/大ヒット曲『愛という名の欲望』の誕生シーンがカットされた
フレディが入浴中にメロディが浮かび、バスタブの中で10分ほどで完成させたという『愛という名の欲望』。このシーンは撮影されたが、完成版でカットされてしまった。
●伝説Q!/一部の歌を、クイーンのトリビュートバンドのボーカルが担当している
映画の本編では、フレディの歌声だけでなく、ロジャー・テイラーが結成したトリビュートバンド「ザ・クイーン・エクストラヴァガンザ」のボーカル、マーク・マーテルの歌声が使用されている。フレディの声にそっくりと評判だ。
又、日本でもやってほしいなぁ。
行きたい!
アダム・ランバートと昨年、来ていますよね。
アメリカン・アイドルも観たから、クイーンとやっているのを観ています。
アダムが優勝するかと思っていました。
それだけカリスマ性がありました。
フレディの代わりはいないのですが。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181204-00029559-rolling-ent
映画『ボヘミアン・ラプソディ』の成功を受け、クイーンとアダム・ランバートが「ラプソディ」ツアーと題し、全23公演行う北米ツアーを発表した。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』は公開から1ヶ月間で音楽自伝映画史上最も興行収入の高い映画となり、その機に乗じるように、アダム・ランバートをフロントマンに迎えたクイーンは北米ツアーを発表した。この全23公演の「ラプソディ」ツアーは、2019年7月10日のブリティッシュコロンビア州バンクーバーでスタートし、8月23日のノースキャロライナ州シャーロットで幕を閉じる。
一般向けチケットの販売開始は現地時間12月7日午前10時からで、ライブ・ネーションが販売する。クイーンとアダム・ランバートのファンクラブ向け予約販売は前日の12月6日午前10時から午後10時まで行われる予定だ。
クイーンのオリジナル・メンバーであるギタリストのブライアン・メイとドラマーのロジャー・テイラーが、声明でこのツアーに対する熱意を次のように述べた。「これは最高の機会だ。前回のツアーでは、これまでで最も野心的なプロダクションに挑戦し、バンドの知名度が高まった。だから、次のツアーでは一旦すべてを解体して、さらに大掛かりなステージを行うことにした。アメリカ、心の準備はいいか!」とメイ。それにテイラーが続けた。「メンバー全員、準備万端で、早く始めたくてウズウズしているよ」と。
2009年の『アメリカン・アイドル』のフィナーレでクイーンと初めて共演したランバートは、このツアーの「視覚効果の大迫力」を力説した。セットデザインを担当するのがスチュフィッシュ・エンタテインメント・アーキテクツのリップ・リプソン、照明デザインはロブ・シンクレア、ビデオコンテントはトリートメント・スタジオのサム・パティンソンだ。このツアーのラインナップは、メイ、テイラー、ランバートの3人に加え、キーボードにスパイク・エドニー、ベースにニール・フェアクロフ、パーカッションにタイラー・ウォーレンで構成される予定だ。
クイーンはここ数年間、長期ツアーを何度も行っている。2017年から2018年にかけては北米、オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパを回っていた。彼らの最新リリースは、フロントマンだったフレディ・マーキュリーをラミ・メレックが演じた映画『ボヘミアン・ラプソディ』のサウンドトラックである。これはクイーンのキャリアを網羅した内容となっており、ビルボード200で最高3位まで上昇した。
Adam Lambert with QUEEN - Bohemian Rhapsody (Kiev)
日本公演の模様
Queen + Adam Lambert - We Will Rock e We Are The Champions
Queen + Adam Lambert - Radio Gaga - Live at The Isle of Wight Festival 2016 [parts:eNozsjJkhIPUZENDA6Nkszwnx9yqzIokk1RHJjMTAyZjMwMmAyYEcHBwAAAOIAkB
Q+AL - Killer Queen & Somebody to Love - MSG - NYC
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181204-00006036-tokaiv-soci
岐阜県美濃加茂市の「ぎふ清流里山公園」で飼われていたミニブタの「とん吉」と「とん平」…。この2頭が豚コレラの感染を防ぐ目的で殺処分されたことがわかりました。まだ健康なミニブタがなぜ処分されたのでしょうか。
岐阜県美濃加茂市にある、ぎふ清流里山公園。今年4月に「日本昭和村」からリニューアルした、動物と触れ合える牧場が人気の施設ですが…。
(記者リポート)
「安楽死した豚は、動物と触れ合えるこちらの牧場で飼育されていた豚で、とん吉ととん平の愛称で子供たちなどに親しまれていたということです」
その牧場で飼育されていたミニブタの「とん吉」と「とん平」が、11月27日、獣医師によって薬で安楽死させられていたというのです。その理由は『豚コレラの感染予防』
今年9月以降、公園から18キロ以上離れた岐阜市内2カ所の養豚場で感染が確認された豚コレラ。しかも、岐阜県内では野生のイノシシも豚コレラの感染が広がっていて、美濃加茂市の隣の関市や八百津町などであわせて60頭以上で確認されています。
とん吉ととん平が飼育されていたのは、多くの人が訪れるため豚コレラ感染のリスクが高い公園。感染が確認されると、周辺の養豚場で豚の出荷などが制限されるため、公園を所有する岐阜県に対し養豚場から対応を求める相談が相次いでいたといいます。
(記者リポート)
「公園を運営する会社は、県外の施設などにミニブタを受け入れてもらえないか相談していましたが、受け入れ先は見つからなかったということです」
岐阜県などは、県外の牧場などに、とん吉ととん平の受け入れを相談しましたが、「岐阜県の豚を受け入れることは難しい」と全て断られたということで、最終的に殺処分を決断したということです。
岐阜県都市公園課の担当者:
「公園のミニブタは屋外で飼育していて、感染予防に限界があった。近隣の養豚場からも不安の声があがっていてやむを得なかった」
健康なミニブタを殺処分したことに公園を訪れた人は…。
来園した女性:
「考えてやられたことやろうけど、やっぱりかわいそうだね」
美濃加茂市民:
「(近隣の)農家さんにしてみればすごく深刻な問題だと思うけど、もう少しきちっと調査してからのほうがよかったんじゃないかな」
豚コレラの感染拡大を防ぐため多くの人たちに愛されたミニブタを殺処分するのはやむを得なかったのか…。今回の対応は様々な議論を呼びそうです
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20181204-00000060-jnn-pol
韓国の最高裁が元徴用工の韓国人に賠償するよう判決を出したことを受け、原告側の弁護団が新日鉄住金に協議に応じるよう要請書を手渡しました。24日までに回答がない場合、資産の差し押さえ手続きに入るとしています。
来日した原告側弁護団は、東京・千代田区にある新日鉄住金の本社を先月に続いて再び訪問しました。新日鉄住金側は面会に応じませんでしたが、弁護団は、損害賠償義務の履行方法、被害者の権利回復のための措置について協議に応じるよう要請書を手渡しました。
弁護団はこの後、都内で会見し、今月24日午後5時までに回答がない場合、新日鉄住金の資産差し押さえ手続きに入ると明言しました。
関係者によりますと、新日鉄住金が韓国内で所有する商標権やデザインに関する権利を差し押さえが出来ないか、韓国の裁判所に申請する方針だということです。(
フレディのお陰で、いろいろと知識が増える。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181204-00054819-jbpressz-int&p=1略
フレディ・マーキュリーの本名は、英語読みでファルーク・バルサラ(Farrokh Bulsara)。より原音に近く発音すれば、ファッロフ・ブルサーラー。父親は、大英帝国の植民地官僚として、当時は英国の植民地ザンジバル(現在はタンザニア)に赴任しており、フレディもそこで生まれている。8歳でインドに戻され、ボンベイにあった英国の全寮制ボーディングスクールで学んでいる。ファミリーネームのバルサラは、インド西岸グジャラート地方のバルサラードにちなんだものだ。
映画の冒頭からしばらくして家族のシーンがあるが、そこでは「パルシー」(Parsi)という表現がでてくる。「パルシー」の元々の意味は「ペルシア人」(今のイラン人)だが、映画の中ではインドのゾロアスター教徒を意味している。インドのゾロアスター教徒は、自分たちのことをパルシーと呼ぶのだ。
なぜインドのゾロアスター教徒は、ペルシア人を意味する「パルシー」と自称しているのだろうか。それを知るには、彼らの苦難の歴史を紐解いてみる必要がある。
■ ペルシアからインドへの「エクソダス」
インドの「パルシー」の話に入る前に、ゾロアスター教について簡単に触れておこう。
そもそも現在でもゾロアスター教徒が世の中に存在することに、驚く人もいるだろう。歴史の教科書には「拝火教」として登場するゾロアスター教だが、留学先の唐の都で空海が目撃したり、正倉院時代の日本にも来日しているという話はエピソードとして聞いたことがあるかもしれない。だが、古代が終わったあとも、決して消滅してしまったわけではなかった。超マイノリティとなっているが、現在でも存在しているのである。
ゾロアスター教は古代ペルシアで生まれた宗教である。開祖はゾロアスター。善と悪の二元論にもとづき、最終的には善なる存在のアフラ・マズダが勝利することを説いている。3500年前に生まれたゾロアスター教は、中東で生まれたユダヤ教をはじめ、キリスト教やイスラームという一神教に大きな影響を与えた存在でもある。
ゾロアスター教という宗教をごく乱暴に要約してしまえば、最高神アフラ・マズダを中心にした7柱の神々、1日に5回の礼拝、3つの「善い(よい)」ということになるだろう。「七五三」とすると覚えやすいかもしれない。聖なる火を礼拝し、守り続けていることで「拝火教」と呼ばれるが、最初からそうだったわけではないようだ。
教義の内容はさておき、最も重要な徳目は「3つの善い」である。「3つの善い」とは「善い考え、善い言葉、善い行い」のことである。常に善いことを考え、それを言葉として口にするだけでなく、行動で示すことが、ゾロアスター教徒として生きるうえの実践倫理であり、子どもの頃から徹底的に叩き込まれるのである。映画でも冒頭とラスト近くの合計2回、フレディ・マーキュリーの父親が口にしている。
ゾロアスター教は古代以降も中世ペルシアで栄えた。だが、7世紀に誕生したイスラームが破竹の勢いで中東世界全域に拡大し、ササーン朝ペルシアがアラブ勢力に滅ぼされたのち、ペルシアはイスラーム化されることになる。イスラーム王朝の支配下で、ゾロアスター教徒は集団改宗を迫られるなど迫害を受け、ペルシアではマイノリティとなっていく。
迫害が続くなか、ゾロアスター教徒は10世紀にペルシアを脱出して、難民としてインドに集団移住した。だから、彼らは自分たちのことを「パルシー」(=ペルシア人)と自称したのである。
その意味では、パルシーのインド人はペルシア人の末裔であり、ペルシア系インド人といえる。この集団移住は、旧約聖書時代にエジプトから脱出したユダヤ人の「エクソダス」になぞらえることができるかもしれない。
■ ペルシアとインドの地理的関係
東アジアに位置する日本にいると気がつきにくいが、実はインドは中東世界の東側に位置している。梅棹忠夫がロングセラーの名著『文明の生態史観』(1965年)で指摘したように、東洋でも西洋でもない「中洋」という枠組みで捉えたほうががしっくりといくのがインドなのである。
古代から、アラビア海を挟んだペルシアとインドは密接な関係にあった。ゾロアスター教徒たちが、海路を使ってもともと交易関係のあったインド西岸に断続的に移住したのは、その意味ではきわめて自然なことだといえるかもしれない。インドに集団移住後も、ペルシアに残ったゾロアスター教徒たちとの連絡が続いていたようだ。
パルシーと自称するようになったインドのゾロアスター教徒は、ムスリム王朝であったムガル帝国時代を経て、大英帝国に支配される時代には商都ボンベイ(現在は、ムンバイ)を中心に商業で活躍した。植民地体制に適応して、速やかに西欧化したパルシーは、大英帝国の枠組みを最もフルに活用したインド人たちだったと言えよう。フレディ・マーキュリーの父親もその1人であった。
■ タタ財閥の創業ファミリーはパルシー
インドのパルシーは、著名人を多く輩出している。フレディ・マーキュリーのほかに、音楽分野ではイスラエル交響楽団の終身音楽監督で指揮者のズービン・メータがいる。だが、圧倒的に多いのはビジネス関係だ。
インドを代表する財閥といえばタタ・グループ(Tata Group)である。自動車分野、IT分野を含め、多方面にわたってビジネスを展開しているコングロマリットだ。
タタ・グループの発祥は大英帝国時代の1868年(明治元年)である。創業者のジェムシェトジー・タタ(1839~1904年)はパルシー出身であり、創業以来現会長のラタン・タタまで代々の総帥はパルシーである。
創業者のジェムシェトジー・タタは、1868年にボンベイ綿貿易会社を創業し、1870年代には綿紡績工場を建ててインド有数の民族資本家となった。それがタタ財閥の出発点である。支配者である英国との折り合いがよく、大英帝国の枠組みをフルに活用した企業家であった。
植民地時代のインドに限らず、帝政時代末期のロシアでも、産業革命期の英国もまたそうだが、資本主義の担い手にはマイノリティ出身者が多かった。ヒンドゥー教徒が人口の大半を占めるインドでは、パルシーはもちろんマイノリティであった(英国の植民地時代のインドはパキスタン分離独立以前でムスリム人口も多かった)。
タタ・グループは、厳しい倫理観に基づいた理念経営を実践していることでも有名だ。その理由は、先にも触れたように、ゾロアスター教徒にとって最大の重要徳目である「3つの善い」をベースに据えているからだ。
「善い考え・善い言葉・善い行い」に基づいた理念経営ゆえに汚職とは無縁、そもそもカースト制度とも無縁のため実力主義を貫いてきた。また、労働者に配慮して、いち早く近代的な福利厚生を導入し、慈善活動を含め社会貢献にも積極的に取り組んできた。
■ 宗教的に寛容なインドは難民を受け入れてきた
現在のナレンドラ・モディ首相は、「ヒンドゥー・ナショナリズム」を党是とするインド人民党」(BJP)の党首でもある。そのことから、ヒンドゥー教がインドの「国教」だと思っている人がいるかもしれない。
ところが、インドは「政教分離」を旨とする世俗国家であり、基本的に宗教的に寛容である。中国共産党による過酷な迫害を逃れ、1950年代にダライラマ14世を筆頭に難民として脱出してきたチベットの仏教徒を受け入れている点にも、それを見ることができるだろう。
遠い昔の10世紀に難民として移住してきたパルシー(ゾロアスター教徒)は、その先駆的存在である。イスラーム王朝のムガル帝国の支配下でも、ヒンドゥー教徒とムスリムは共存してきた。
インドでは、ヒンドゥー教が人口の8割を占めるマジョリティであるが、複数の宗教の信者たちが互いに異教徒として併存し、「分断」されている。この状況を固定化したのも、「分割統治」を基本方針とした大英帝国時代のことだ。
ただし、異教徒たちが併存するとはいえ、現在、パルシーの人口はたったの7万5000人に過ぎない。全人口が13億人超のインドでは“超”マイノリティであることは否定できない事実だ。
全世界に分散しているゾロアスター教徒を全部あわせても12~13万人と、世界的にみてもマイノリティであることに変わりない。とくにインドのパルシーは、婚姻に関しても同じパルシーであることを求める厳格なポリシーのため、減少の一途をたどっている。タタ財閥の現会長のラタン氏も、すでに高齢であるが、本人に見合った家柄の女性がいないためか、独身のまま過ごしてしまったらしい。
そういった存在のパルシーの家庭に生まれ、英国に移住した家族の一員であったフレディ・マーキュリーは、性的嗜好がゲイであっただけでなく、出自そのものが超マイノリティであったのである。伝統に反発して自分の道を切り開いた彼の人生に、その出自はどのような影響を与えたのだろうか。それを想像してみると、映画はさらに厚みを増すことだろう。
■ パルシーの歴史に重なり合うフレディの前半生
映画『ボヘミアン・ラプソディ』の主人公フレディ・マーキュリーがパルシー出身であったことを口切りに、ゾロアスター教についていろいろ書いてきたが、最後にフレディの前半生自体がゾロアスター教徒がたどった歴史とオーバーラップしていることについて書いておきたい。
すでに触れたとおり、フレディ・マーキュリーはアフリカ東岸のザンジバルで生まれた。現在はタンザニアの一部となっているザンジバルは、独立前は大英帝国の植民地であった。
ザンジバルは、1963年12月10日に英連邦の一員としてザンジバル王国として独立した。しかし、その翌月の1月12日に、長年にわたるスルタンの支配に不満をもっていた現地人による反乱で王政が転覆され、ザンジバル人民共和国が樹立されている。これを「ザンジバル革命」という。
革命の混乱のなか、支配層のパトロンであった裕福なアラブ人貴族やインド人商人が大量に殺害された。そうした事態に身の危険を感じ、フレディ・マーキュリーの家族もザンジバルから英国に移住したのである。
その姿は、10世紀にペルシアから難民としてインドに脱出した先祖たちの歴史にオーバーラップするものがある。だが、フレディ自身が、どこまでそのことを意識していたかは分からない。
とはいえ、46年という長くはなかった人生の晩年には、かつて反発した父親とも和解し、葬儀はゾロアスター教に従って行われた、フレディ・マーキュリーことファルーク・バルサラの人生を考えるうえで、記憶にとどめておきたいエピソードである。
前半生を大英帝国時代のアフリカとインドで過ごし、世界的スーパースターとなった英国人フレディ・マーキュリーは、まさに大英帝国の申し子であったといえよう。その意味で、クイーンというバンド自体が、大英帝国なくしてはありえなかったと言っていいのかもしれない。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181204-00190672-nbnv-l23
師走に入り世間は慌ただしさを増していますが、名古屋市内の再開発の動きも慌ただしくなっています。
名古屋駅近くにある柳橋中央市場の中央水産ビルについて、4日ビルを運営する組合が臨時総会を開き、2019年10月末をめどに売却することを決定しました。1965年に建設され老朽化が深刻な課題となっていましたが、魚の仕入れ業者には動揺が広がっています。ビルで営業する鮮魚店の今後などについて、組合は「詳細は差し控えたい」としています。再開発の波は栄にも押し寄せています。栄交差点の北東に位置し、名古屋市と大丸松坂屋グループが所有する約4800平方メートルの土地。4日の市議会で、市は商業施設やホテルなどが入る高層ビルを建設する計画を明らかにしました。広場の空間を維持しつつビルの地下部分と既存の地下街を直結させる構想で、2024年度の開業を目指しています。また名古屋城北側の名城公園近くの国有地が、名古屋造形大学を運営する学校法人「同朋学園」に売却されることが、4日開かれた有識者の審議会で認められました。東海財務局によりますと2022年4月に名古屋造形大学が現在の小牧市から移転する予定です。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6305595
神戸市内の一部、地域で水道水からシンナーのような異臭がすると苦情が相次いだ。復旧のめどは立っていない。
4日午前9時ごろ、神戸市北区の地域で「水道水が臭う」という苦情が市に数十件、寄せられた。異臭が発生しているのは北区の東大池や西大池など一部の地域。影響が出ているのは約3700戸に上る。市では水道水を飲まないよう呼び掛け、周辺の公園など5カ所に給水車を出して対応している。住民は水道水を飲んではいないものの異臭が分かったという。今のところ、体調不良を訴えた人はいないという。苦情が寄せられている地域は住宅街で、病院や飲食店など安全な水を必要としている場所も多く影響が出ているという。水道水は生活に必要不可欠。特に食事面での悩みが。市では「塗料に含まれる揮発性有機物質」が検出されたと発表。近くで行っていた塗装工事が原因の可能性も。今も飲むのは控えるよう要請している。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20181204-00000057-jnn-soci兵庫・芦屋市の路上にイノシシ出没、女性が指をかみ切られる
兵庫県芦屋市の路上にイノシシが出没し、86歳の女性が手の指をかみ切られました。
4日午前、芦屋市内の歩道で「イノシシに襲われた」と通報がありました。警察などによりますと、神戸市に住む86歳の女性が散歩中にイノシシに遭遇しました。イノシシが突進してきて、指にかみついたということです。女性は、左手の薬指をおよそ3センチかみ切られ重傷です。
「(イノシシが女性を)鼻で押し上げていた」(通報者)
その後、およそ500メートル離れた路上でも、女性(60)がイノシシに襲われ軽傷を負いました。
女性2人を襲ったイノシシは、近くの小学校の正門付近で警察などに捕獲され、殺処分されたということです