幸せの深呼吸

幸せは自分の中にある。
幸せは自分が決める。

温暖化で溶ける永久凍土 傾く建物、有害物質放出の恐れも シベリア

2018-12-15 | 世界

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181215-00000009-jij_afp-sctch

 世界で唯一、永久凍土の調査を行っている「メルニコフ永久凍土研究所(Melnikov Permafrost Institute)」の科学者によると、ヤクーツクの平均気温は過去10年で2.5度上昇した。地元民によると、20年前までは気温が氷点下55度以下になると学校が数週間休校になったが、今ではそのように極端な寒さが続くことはまれだという。

 ヤクーツク市内にある旧ソ連時代に建てられた大半のアパートはコンクリート製で、床下の通気性を考えて建物が支柱の上に載せられた構造になっている。このため永久凍土に熱が伝わることはないが、安定性を保つには地面が凍っていることが条件となる。

 だが、夏の気温上昇によって、この永久凍土が破壊される可能性が出てきている。永久凍土が溶けると、道路や建物など、その上に造られているものは沈んでしまう。

 ロシアは、国土の約65%が永久凍土だ。人口約30万人のヤクーツクは、永久凍土に造られた都市としては世界最大規模となる。

 古い建物の建設時は、温暖化については全く考慮されておらず、1960年代の建築基準では、支柱は永久凍土層の6メートルの深さまで掘ることが定められていた。だが温暖化が進んだ今は、この深さでは不十分となり、ひびだらけの建物や、既に取り壊された建物もある。

 北極圏に領土を持つロシアは、他国に比べ約2.5倍の速さで温暖化が進んでいる。ロシアの天然資源環境省は今年公表した報告書で、永久凍土の溶解は、水資源、下水施設、原油パイプラインに影響する他、永久凍土に閉じ込められている化学物質、病原体、放射性物質などの放出につながる危険があると指摘している。

■海岸線が毎年約2メートルずつ浸食

 メルニコフ永久凍土研究所の地下研究室では、永久凍土での建築技術や、温暖化の影響を受けても凍土を維持する技術の開発を行っている。

 フロンやケロシンなどの不凍剤を詰めた金属製の筒を建物周辺の凍土に、先端を突き出した形で垂直に埋める方法は既に実用化されている。冬になると、筒の中の不凍剤が冷気で凝縮し、地面の寒さを保つ仕組みになっている。しかし、この方法は高額だ。

 永久凍土の溶解によって、ロシアの北極海沿岸は浸食が進んでいる。ヤクーツクの地元議員、ウラジーミル・プロコプエフ(Vladimir Prokopyev)氏は、ヤクーツクの海岸線は毎年約2メートルずつ、失われていると指摘する。

 ヤクーツクは今年、永久凍土の保全と監視に関する法律を国内で初めて制定し、政府にも全国規模で同じような法律を整備するよう働き掛けている。だが、政府は乗り気ではないと、プロコプエフ氏は嘆く。

「永久凍土を保全し、ロシア北部とシベリアの環境に深刻な影響を及ぼさないようにするには、全国的な法律が必要だ」

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ケーキよりパン人気? 街の洋菓子店が次々廃業している理由

2018-12-15 | 食品の安全、料理

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181215-00000008-pseven-bus_all

 個人の洋菓子店が急激にその数を減らしています。例えば、神戸市は洋菓子の街として観光プロモーションを行うほど、その名が知られています。しかし、ここ数年、有名洋菓子店の廃業や倒産が続いているのです。

 2014年には西洋菓子処フーケが突然倒産し、大きな話題となりました。その後も、閉店や廃業、倒産が続き、2017年には神戸や大阪、東京に販売店やカフェなど9店舗を展開していたイグレック・プリュスが資金繰りの悪化を理由に廃業。さらに、本高砂屋(神戸市東灘区)が展開してきた高級洋菓子ブランド「御影高杉」の全3店舗を閉店するなど、いずれも知名度が高かっただけに地元神戸では大きな話題になりました。

 そして、今年も10月に洋菓子店「モンブランKOBE」が負債3億円で破産申請を行いました。このように一見華やかなように見える洋菓子の世界ですが、実は競争がし烈化しているのです。

 神戸で洋菓子が成長したのは、欧米の玄関口の港町として外国人が多く居住し、様々な料理や菓子類が早くから定着したからです。こうした料理やお菓子作りは、多くの中小の個人商店が担ってきました。そして、かつては、神戸市は世帯当たりの洋菓子消費量が全国で上位に来ていました。ところが、この十年で急激に順位を落としているのです。

 こうした原因は様々考えられます。

 一つは、神戸市民の高齢化と子育て世帯の減少です。ケーキ類を喜ぶ、子供のいる世帯が急激に減ってきているのです。さらに、個人洋菓子店の需要を奪っているライバルの一つが、コンビニエンスストアです。近年、コンビニ各社はスイーツ分野に力を入れていることが、消費者の購入する場を変えているのです。

 さらに、意外な競争相手も。高級住宅地の代名詞として知られる芦屋。JR芦屋駅の改札口の横にあるのが、高級生食パン「乃が美」の販売所です。

 芦屋駅前には、このパンを焼いている店舗も別にあります。2斤864円(税込)、1斤432円(税込)という一般の食パンに比較して高額であるにも関わらず、夕方近くになると、売り切れの札が出されることも珍しくありません。「乃が美」は、大阪市で2013年に創業した企業ですが、現在では全国に100を超す販売店を持つほどに急成長し、さらに海外への進出も行っています。略

 日本のスイーツの2017年の市場規模(日本食糧新聞より)は1兆5300億円、ベーカリーは4000億円弱と推定されています。市場規模はここ数年横ばい状態になっていますが、その原因としては2人以上の世帯における菓子類の消費額が年額8万円程度で停滞していることが影響しています。

 こうした成熟した市場の中で、コンビニスイーツの急成長と、食パンやコッペパンなどベーカリー部門のスイーツへの進出が、中小企業や個人商店の多いケーキなど洋菓子の市場を侵食していると言えるでしょう。

 さて、興味深いことに、日本国内の菓子全体の生産額は2013年頃から増加傾向にあります。そして、その伸び方も急激です。2012年には2兆3401億円だったものが、2017年には2兆5016億円と、わずか5年間で1600億円もの急増ぶり。これは、訪日外国人観光客の急増と関連しています。 なんと、外国人観光客の菓子類消費額は2012年には約400億円程度だったものが、2017年には4倍の1600億円に増加しているのです。

 北海道土産で有名な「白い恋人」は中国人観光客に大人気ですし、チョコレートやクッキーなどもおいしくてパッケージもきれいだと、中国をはじめとする東南アジア諸国からの観光客にも大人気です。

 しかし、こうした海外からの観光客に選ばれるのは、日持ちがして、持ち帰ることのできるお菓子。洋菓子店などでも、そうした需要に応えられる商品を販売している企業は売り上げを伸ばしています。

「クリスマスケーキで1年間の利益を確保していた」という時代は終わり、洋菓子店、ベーカリー、コンビニなどが入り乱れて競争をする時代に大きく変わっています。略

 

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目を激しく動かす「眼トレ」は、やってはいけない

2018-12-15 | 医療、健康

昔はいいとされていてよかろうと思ってしている人がいるかもしれませんが、よくないのでやらないように。

つい最近も、TVで視力がよくなるということでスプーンを温めて、目の周りを擦ったり、叩いたりする方法が紹介されていましたが、暖めるのはいいでしょうが、目の近くを叩いたりは危ないかも。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181215-00187173-diamond-bus_all

● 「眼トレ」で網膜剥離を 起こす患者が急増

 10年以上も前に、ある精神科の医師がテレビで提唱しはじめた「眼球の体操」なるものがありました。今でも「眼トレ」として流行っているようです。目を上下左右に激しく動かすことで、目の健康と老化防止を図る、というものです。ところがこれは、じつは目の素人が雰囲気だけで考えた、とんでもない行為なのです。
しかし、これを真に受けたかなりの中年女性が、目の老化を防ごうとして、この運動を実行してしまいました。

結果はどうなったかというと、この運動によって目の中の硝子体線維が強く揺れ、その線維の端に付着した網膜が引っ張られて破け、網膜剥離になる方が続出
しました。
目を激しく動かして硝子体線維が揺れると、線維が引っ張っている網膜がより強く引っ張られます。この力が網膜周辺部に網膜の裂け目を作るのです。 さらに、この運動を続けることで、その線維の断端にある網膜の小さな裂孔が引っ張られ、より大きく裂けます。そして、裂け目から目の中の水が網膜下に入り、網膜剥離が起きるのです。

 中年以降の方は、硝子体が収縮して水と入れ替わっていますので、とくに硝子体線維が揺れやすいのです。この硝子体線維は網膜に線維を張っているため、揺れと引っぱりが網膜剥離につながります。
現に私のクリニックには、その運動を真面目におこなって網膜剥離になってしまった中年の患者が何人もやってきました。網膜剥離の緊急手術を何件も実施して治療しています。まったく人騒がせなデタラメ運動療法です。ぜったいにこんなことは行ってはいけません。

一般の人にとっては、「目を激しく動かすこと」は、「走ることで健康になる」のと同じ類の運動だと思えるのでしょう。ところが、激しく目を動かす行為は、目の中の硝子体線維を激しく揺さぶる行為であり、目の健康増進や目の老化防止などにはまったく役に立たない
ばかりか、網膜剥離の原因にすらなるのです。このことを、ぜひ肝に銘じていただきたいと思います。 参考記事
3Dアートをいくら眺めても
目はよくならない?

● 目は「むき出しの臓器」 叩いたりこすったりは厳禁

 書店には、眼球運動だけでなく、『〇分で目がよくなる』などと称して、お手軽な目の健康法なるものが書かれた本がありました。内容を読んでみると、目やその周辺部分を叩いたり、こすったりするといったやり方が述べられていました。

 不思議なことに、こんな本が売れているようです。私からすれば、目に障害を与えるだけの、信じられないような内容の本があるのです。毒にも薬にもならない内容なら、私も気にしません。ところが、この通りのことを真面目にやると、目に障害が来る可能性があるのです。ですから、看過できないのです。

目は「むき出しの臓器」です。目は光をできるだけ直接、中に取り込むために、「むき出し」のままであり、骨には守られていません。外からの力に対してはまったく無防備
なのです。そのことをよく理解してください。 健康を得るためのものに、お手軽なものなどないのです。お手軽本など信用しないことが、自分を守る一番大事なことと知るべきです。

● 目は「むき出しの臓器」 叩いたりこすったりは厳禁

 書店には、眼球運動だけでなく、『〇分で目がよくなる』などと称して、お手軽な目の健康法なるものが書かれた本がありました。内容を読んでみると、目やその周辺部分を叩いたり、こすったりするといったやり方が述べられていました。

 不思議なことに、こんな本が売れているようです。私からすれば、目に障害を与えるだけの、信じられないような内容の本があるのです。毒にも薬にもならない内容なら、私も気にしません。ところが、この通りのことを真面目にやると、目に障害が来る可能性があるのです。ですから、看過できないのです。

目は「むき出しの臓器」です。目は光をできるだけ直接、中に取り込むために、「むき出し」のままであり、骨には守られていません。外からの力に対してはまったく無防備
なのです。そのことをよく理解してください。 健康を得るためのものに、お手軽なものなどないのです。お手軽本など信用しないことが、自分を守る一番大事なことと知るべきです。

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SNSでの自殺相談95%が女性

2018-12-15 | 医療、健康

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6306767

 厚生労働省は14日、9人が死亡した「座間の切断遺体事件」の再発防止に向けた若者の自殺対策として実施している会員制交流サイト(SNS)での相談事業に関し、4~9月に延べ9548件の相談が寄せられたと発表した。年齢が判明している相談者のうち9割が20代までの世代で、性別が分かる相談者の95%が女性だった

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